Power BIを使用すると、LMS365に保存されているデータからレポートを作成することができます。

ここでは、例として受講者の出席に関するレポートを生成する方法をご紹介します。レポートには、受講者の名前、メールアドレス、コース情報を表示します。

以下の手順に従って、関連するすべてのテーブルを1つのレポートに統合してダウンロードします。

１． Power BI Desktop のデータビューで「Attendances」フィールドを開きます。

詳細は「Power BIでAttendanceフィールドを開くには」をご参照ください。

２．メニューのホームタブ＞データを取得＞「OData フィード」 を選択し、ナビゲーターページを開き、レポートに追加するテーブルを選択し読み込みます。

ここでは、「Users」と「Courses」テーブルを選択します。

ナビゲーターページの開き方については、「ODataサービスv4を使って、LMS365 Cloud データのPower BIレポートを作成する方法」をご参照ください。

３．左側のナビゲーションで、レポートビューアイコンを選択し、「データの変換」＞「データの変換」を選択します。

４．左側の「クエリ」パネルで、クエリ1テーブル（先ほど開いた、Attendances列を含むテーブル）を選択し、「クエリのマージ」＞「クエリのマージ」を選択します。

５．開いた「マージ」ページで

• クエリ1 セクションで、「CourseId」列 を選択します。
• ドロップダウンリストから「Courses」を選択します。
• ドロップダウンリストの下のセクションで「Id 」列を選択します。
• 表示されたプライバシー レベル ウィンドウで、プライバシー レベルを無視するチェック ボックスを選択し、保存します。
  
  
  
• 結合の種類ドロップダウンリストから「完全外部（両方の行のすべて）」を選択します。

６．「OK」を選択します。

７．追加された「コース」列で、「展開」アイコンを選択し項目を選択します。ここでは、「Title」のみを選択します。

８．「OK」を選択します。

 「Course.Title」列が表示されます。

９．次に「User」テーブルをマージします。左側の「クエリ」パネルで、クエリ1テーブル（先ほど開いた、Attendances列を含むテーブル）を選択し、「クエリのマージ」＞「クエリのマージ」を選択します。

10．開いた「マージ」ページで

• クエリ1 セクションで、「UserId」列 を選択します。
• ドロップダウンリストから「Users」を選択します。
• ドロップダウンリストの下のセクションで「Id 」列を選択します。
• 結合の種類ドロップダウンリストから「完全外部（両方の行のすべて）」を選択します。

11．「OK」を選択します。

12．追加された「User」列で、「展開」アイコンを選択し項目を選択します。ここでは「Title」と「Email」を選択します。

13．「OK」を選択します。

「Users.Title」と「Users.Email」列が表示されます。

14．必要なテーブルが追加されたら、「閉じて適用」を選択します。

15．左側のナビゲーションで、レポートビューアイコンを選択します。

16．ビジュアライゼーションセクションで、テーブルアイコンを選択します。

17．「データ」セクションで「クエリ1」を展開し、レポートに追加するデータフィールドのチェックボックスを選択します。ここでは、Users.Title、Users.Email、Courses.Title、 Attendances.Percent を選択しています。

※データフィールドを選択する順番によって、レポートに表示される順番が決まります。

18．レポートウィンドウの右下をドラッグしてビューを拡大し、レポートをプレビューします。

19．レポートをローカル デバイスにエクスポートするには、その他のオプション（省略アイコン）> データのエクスポート を選択します。

20．ファイル名を入力し、ファイルの場所を選択し保存します。

ファイルは.csv形式で保存され、エクセルで開くことができます。エクセルで開くと、以下のようになります。

ダウンロードしたレポートをエクセルで書式設定する方法については、こちらのマイクロソフトのドキュメントをご参照ください。