LMS365 June 2023 Release が完了し,すべてのお客様にご利用いただけるようになりました。
今回のリリースの主なポイント
トレーニングの複製(コピー)
トレーニングを複製して、新しいコースやトレーニングプランを簡単に作成することができます
コースやトレーニングプランの複製(コピー)機能が追加されました。
この機能により、組織の標準に沿った汎用性の高いコースやトレーニングプランを作成し、それをテンプレートとして活用することが可能となります。
トレーニングのコピーは、管理パネルの「コースのコピーの作成」、または「トレーニングプランのコピーの作成」から行います。
コース(トレーニングプラン)のコピーを選択すると、元のコースに設定されたコンテンツ(コース)を含め、すべての設定がコピーされた状態で、コースの作成パネルが開きます。
ただし、トレーニングID、受講者、期限は、新しいトレーニングで個別に設定する必要があります。
また、公開開始日と終了日、コースセッションの講師、Teams会議へのリンクは、元のコースから新しいコースにコピーされることはありません。
既定では、新しいコース(トレーニングプラン)の管理者は、コース(トレーニングプラン)をコピーしたユーザーとなります。
管理者がトレーニングに新しい名前を入力するまで、コースやトレーニングプランの名前には元のコースやトレーニングプランの名前が設定されていますので、このトレーニングがコピーであることが判別できます。
コースとトレーニングプランの複製(コピー)は、同じコースカタログ内でのみ作成することができます。別のコースカタログにコピーすることはできませんのでご注意ください。 |
トレーニング複製(コピー)の新機能は、製品内に管理者用のガイダンスが用意されています。
このガイダンスは吹き出しの形をとっており、リリース後4週間、LMS365 管理センターで新しい機能を分かりやすく説明します。
トレーニングのお気に入り登録
トレーニングをお気に入りに登録し、パーソナライズされたビューを作成することができます
コースやトレーニングプランをお気に入りとして登録することができるようになりました。
お気に入りの登録は、コースカタログ、トレーニングダッシュボードの「トレーニング」、コースホームページ、コースプレーヤーからマークできます。
受講者は、トレーニングダッシュボードのトレーニングタブで「お気に入りを表示する」から、自分がお気に入りとして登録したすべてのトレーニングを表示できます。またここから、トレーニングに登録したり、受講を開始することができます。
LMS365 管理センターのトレーニング管理画面では、コースやトレーニングプランをお気に入り登録したユーザーの数を確認することができます。これにより、管理者は、受講者が興味を持ったコースやトレーニングプランを把握することができます。
監査証跡
特定のイベントに関連するログを表示、ダウンロードできます
今回のリリースでは、特定のイベントに関連するログのダウンロードを可能にする「フィルター」と、LMS365内で監査証跡を表示する新しいUI(パネル)が追加されました。
追加されたフィルターは次の通りです。:
- アクティビティの日付と時間(秒単位まで)
- アクティビティの種類
- ユーザー
- トレーニング名
- コースカタログ
この機能は、例えば、ユーザーの活動や、特定のトレーニングの完了をドキュメント化する場合に役立ちます。
追加されたUIでは、派生ログを表示し、直接詳細なアクティビティ情報にアクセスすることができます。これにより、外部アプリケーションに頼らなくても監査データにアクセスできるようになりました。
トレーニングプラン
トレーニングプランの所要時間を自動的に設定します
トレーニングプランの所要時間の設定が、より簡単に行えるようになりました。
今回のリリース以降、新しく作成するトレーニングプランの「期間(標準形式)」フィールドは、含まれるコースの所要時間に基づいて自動的に入力されます。
設定された所要時間は手動で変更することができます。
これにより、トレーニングプランの所要時間を正確に反映させることができ、受講者に、トレーニングプランの完了に必要となる所要時間を明確に示すことができます。