APIでコースまたはラーニングモジュールにSCORＭを追加する

更新 2023年07月31日 05:52

LMS365では、LMS365 管理センターまたは LMS365 API を使用して、SCORM をLMS365コースまたはLMS365コース内の学習項目に追加することができます。

ここでは、LMS365 APIを使用して、SCORMをLMS365のコースに追加する方法（Postman）と、ラーニングモジュールに追加する方法（Swagger）についてご説明します。

SCORMをコースに追加する

SCORMのコースへの追加はSwaggerから実行することはできません。
代わりに、Postman、Power Automateフロー、またはコードからこのリクエストを呼び出す必要があります。
この記事の最後に、次のファイルが添付されています。

a Postman collection with a request that attaches a SCORM to a course.
a Power Automate flow that attaches a SCORM to a course.

LMS365 管理センターまたはLMS365 APIでSCORMを作成した後、Postmanで以下のHTTPリクエストを実行します：

/odata/v2/Courses(COURSE_ID)/Scorms/$ref

以下をBodyに記述します。

{ {"@odata.id" : \"https://api.365.systems/odata/v2/Scorms(SCORM_ID)ʕ"}

ここで、「SCORM_ID」はコースに追加する SCORM のIDに置き換えます。

SCORMコンテンツパッケージをLMS365コースに学習項目として直接追加するためには、正確なコースID、SCORM ID、フルコントロールタイプのLMS365 APIキーが必要です。

SCORMをラーニングモジュールに追加する

コース内のラーニングモジュールへのSCORMの追加は、以下の手順で行います。

１． https://api.365.systems/ にアクセスし、APIキーで認証します。

２． LearningModules セクションを展開し、POST /odata/v2/LearningModules Creates Learning Module を選択し、開いた画面で右上の「Try it out」を選択します。

Attach a SCORM to a course or learning module1.png

３．パラメータを設定します。

Edit Valueで、必須のパラメータと任意のパラメータを入力します。

Edit Value フィールドに以下の記述をします。

CourseId、Title、LearningModuleId、SCORM_ID、Idパラメータ（以下の例では、赤色で記されています）は必須です。必ず入力してください。SCORM_TITLE パラメータ（以下の例では、オレンジ色で記されています）は任意ですが、SCORMにタイトルを提供するために記入することをお勧めします。

次の API エンドポイントを使用して、パラメータ情報を取得することができます。

CourseId：GET /odata/v2/Courses Returns the list of Courses.
Title、LearningModuleId：GET /odata/v2/LearningModules Returns the list of Learning Modules
SCORM_ID、Id：GET /odata/v2/Scorms Returns the list of Scorms

{
  "CourseId": "COURSE_ID",
  "Title": "LEARNING_MODULE_TITLE",
  "Description": null,
  "Publishing": {
  "IsEnabled": true
},
  "Order": 0,
  "HasPrerequisite": false,
  "Configuration": {
    "LearningModuleId": "00000000-0000-0000-0000-000000000000",
    "Items": "[{\"ScormId\":\"SCORM_ID\",\"ItemType\":2,\"PackageType\":0,\"Id\":\"00000000-0000-0000-0000-000000000000\",\"Title\":\"SCORM_TITLE\",\"IsAvailable\":null,\"IsDeleted\":null}]"
  }
}

Attach a SCORM to a course or learning module2.png

”Order” パラメータを0に設定すると、追加されたSCORMはコースの学習項目リストで最初に表示されます。

LMS365 管理センターで学習項目の順序を変更したり、既定値 (0) を相対する整数に変更することで、コンテンツパッケージのラーニングモジュール内での位置を設定することができます。

４．準備ができたら「Execute」を選択してリクエストを実行します。

５．Responses ブロックで結果を確認します。

Codeの下にある２ＸＸ（例：200）という数字は、リクエストが正しく動作したことを示します。
Response body には、SCORMが追加されたラーニングモジュールの情報が表示されます。

Attach a SCORM to a course or learning module3.png

ラーニングモジュールに追加されたSCORMは、コースコンテンツパネルに表示されます。

Attach a SCORM to a course or learning module4.png

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