コースカタログのLMS365カレンダービューでは、コースカタログ内で利用可能なセッションを確認することができます。ユーザーは特定のコースのセッション(過去のセッションも含めて)の日時や、セッションがセッショングループに属しているかどうか確認する場合に便利です。
ここでは、コースカタログのカレンダービュー、それを有効にする方法、フィルター、およびコースカタログのカレンダービューを組織の共有Outlookカレンダーと共有する方法についてご説明します。
目次
カレンダービューを有効にする
必要なロール:カタログ管理者
コースカタログページでカレンダービューを使用するには、Webパーツの設定で「セレクタスイッチ」をオンにします。Webパーツの設定については「コースカタログページの設定」をご参照ください。
共有Outlookカレンダーのカレンダービューを共有する
必要なロール:カタログ管理者
LMS365では、予定されたコースセッションを、組織の共有Outlookカレンダーと自動的に共有することができます。
これにより、コースカタログ内のコースセッションは、この共有カレンダーから直接Outlookで表示することができます。ユーザーは、自分のカレンダーとこの共有カレンダーを一緒に開くことで、スケジュールに合うセッションを見つけることができます。
LMS36管理センターでカレンダービューの共有を設定する方法については、「コースセッションのスケジュールを組織のOutlookカレンダーと共有する」をご参照ください。
カレンダービューの概要
カレンダービューでは、現在のコースカタログに掲載されているすべてのインストラクター主導型コースの概要が表示されます。
コースカタログページのカレンダービューはブラウザ設定に保存された地域を反映します。
つまり、カレンダービューはユーザーのブラウザ設定と同期することで、日付の形式、曜日の言語などが、カレンダーの場所、タイムゾーン、地域の言語に反映されます。
コースに関連するセッションをカレンダーで識別できるように、同じコースのセッションは同じ色で表示します。
以下は、カレンダービューに表示されません。:
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コースカタログをカレンダービューで表示するには、コースカタログページでカレンダービューアイコンを選択します。
既定では現在の週内のすべてのセッションが表示されます。カレンダーは「月・週・稼働日・日」の単位で表示することができます。「今日」を選択すると今日の日付を含むカレンダーを表示します。
ユーザーがコースカタログページ内で操作し、カレンダービューに戻った場合、直近の表示内容が保持されています。
カレンダーでセッションを選択すると、コース詳細パネルの「セッション」タブが表示され、このコースで利用できる有効な単独セッション、および有効なセッションと終了したセッションを含むセッショングループの概要が表示されます。
このパネルには、終了した単独セッション、およびグループ内のすべてのセッションが終了しているセッショングループは表示されません。
「概要」または「コンテンツ」タブを選択すると、セッションが属するコースの詳細が表示されます。セッションまたはセッショングループに登録するには、「閲覧」ボタンを選択してコースホームページに移動する必要があります。
過去(終了した)のセッションを選択すると、コースの詳細パネルには今後このコースで開催される単独のセッション、および有効なセッションと過去(終了した)のセッションを含むセッショングループが表示されます。
選択した過去のセッションが、有効なセッションを含むセッショングループに含まれている場合、ユーザーは開いたパネルでグループ内のこのセッションを確認することができます。
終了した単独セッション、およびグループ内のすべてのセッションが終了しているセッショングループは表示されません。
このコースで有効な単独セッション、または有効なセッションを持つセッショングループがない場合、メッセージが表示されます。ユーザーはコース管理者に連絡するか、「閲覧」ボタンを選択してコースホームページに移動することができます。
カレンダービューではページの左側にあるフィルターを適用して、利用可能なセッションやトレーニングを検索することができます。詳細については、次項の「カレンダービューのフィルター」でご説明します。
カレンダービューのフィルター
カレンダービューで設定したフィルターは、有効および過去(終了した)の単独セッションまたはグループ内にセッションを持つインストラクター主導型コースに適用されます。
フィルターを適用すると、設定された条件に一致するコースのセッションのみが表示されます。
カレンダービューでは、トレーニングタイプ、セッション開催日、コースセッション講師、セッションの場所など、複数のフィルターを適用することができます。
トレーニングタイプ
トレーニングタイプフィルターは、既定のカレンダービューには影響しません。このフィルターについては「コースカタログページの検索とフィルター」をご参照ください。
セッションのないインストラクター主導型コース、eラーニングコース、トレーニングプランを検索するには、コースカタログのリストビュー、またはカードビューに変更してください。
セッション開催日
セッション開催日フィルターは、指定した期間内に少なくとも1つの有効なセッションがコースに含まれている場合、フィルターに適用された日付の範囲内で有効、および過去(終了)のコースセッションを表示します。
指定した日付範囲内で、コースに過去(終了)のセッションしか含まれていない場合、フィルタリング後のカレンダーにセッションは表示されません。
コースカタログのすべてのコースの終了したセッションを表示するには、「セッション開催日」フィルターの設定は行わず、カレンダーの左右ナビゲーション矢印を使用するか、月、週、日を選択してください。
コースセッション講師
コースセッション講師フィルターのリストには、カタログに掲載されているすべてのインストラクター主導型コースのコースセッション(過去のセションを含む)のすべてのインストラクターが表示されます。
既定で表示される括弧内の数は、このユーザーがセッションのインストラクターとして設定されているコースの数 (セッション数ではありません)を示します。
インストラクターが5人以上いる場合、「さらに表示」ですべてのインストラクターを表示できます。
インストラクターのチェックボックスを選択すると、選択されていないインストラクターの括弧内の数字が変わり、インストラクターである重複コースの数が表示されます。
カレンダービューのコースセッション講師フィルターで、インストラクターを選択すると、このインストラクターが担当するすべてのコースのセッションが表示されます。
フィルタリング後のカレンダービューには、有効および過去(終了した)セッションが表示されますが、各セッションのインストラクター名は表示されません、
選択したインストラクターが、どのセッションの担当しているかを確認するには、カレンダービューでセッションを選択し、開いたコースの詳細パネルの「閲覧」でコースのホームページに移動します。
セッションのインストラクターは、コースのホームページに表示されたセッションの詳細で確認できます。
セッションの場所
セッションの場所フィルターには、カタログ内のすべてのインストラクター主導型コースの過去、および現在のセッションの開催地が表示されます。既定で表示される括弧内の数は、この場所をセッションに設定しているコースの数を示します。
セッションの場所が5つ以上ある場合、「さらに表示」ですべての場所を表示できます。
セッションの場所フィルターで場所を選択すると、フィルタリング後のカレンダービューには、選択した場所が設定されている単独またはセッショングループ内セッションが表示されます。
有効なセッションを選択すると、コース詳細パネルの「セッション」タブが開き、このコースの、利用可能なすべての有効な単独セッション、および有効、過去のセッションを含むセッショングループが表示されます。
コース詳細パネルの「セッション」タブでは、同じ場所が設定されている他のセッションも確認することができます。「セッション」タブには過去の単独セッション、および過去のセッションのみを含むセッショングループは表示されません。
過去のセッションを選択すると、コース詳細パネルの「セッション」タブが開き、利用可能なすべての有効な単独セッション、および有効、過去のセッションを含むセッショングループが表示されます。
選択した過去のセッションが、有効なセッションを含むセッショングループに含まれている場合、グループを展開してこのセッションを確認することができます。
そうでない場合、選択した過去のセッションはここでは確認できません。「セッション」タブには過去の単独セッション、および過去のセッションのみを含むセッショングループは表示されません。