コースとトレーニング プランの「トレーニング対象者」オプションは、コース / トレーニング プラン ホーム ページとそのコンテンツへのアクセスを制御します。
グローバル 設定>LMS 設定>「限定公開」オプション が有効になっている場合、「トレーニング対象者」オプションは、カタログ内のどのユーザーに、どのコース / トレーニング プランを表示するかも制御します。
ここでは、この2つのオプションと、それらが相互にどのように作用するか説明します。
コースカタログ内で「トレーニング対象者」オプションが有効になっている場合、GET/odata/v2/Courses API エンドポイントは、現在のユーザーのアクセス許可によって結果をフィルタリングします(bearer tokenによる認証)。 |
トレーニング対象者 オプション
「トレーニング対象者」オプションでは、コース/トレーニングプランの特定のユーザーやグループに特定のユーザーグループに割り当てることができます。
コース/ トレーニングプランの「トレーニング対象者」オプションを有効にすると、「対象者」フィールドが表示されます。
この「対象者」フィールドに、個々のユーザー、Microsoft Entra(Azure Active Directory)グループ、または Microsoft 365 グループを入力すると、このトレーニングへのアクセスが制限されます。
この場合、「対象者」フィールドに追加されたユーザーやグループは、該当するコース/ トレーニング プランにアクセスできます。
また、トレーニングの管理者、セッションのインストラクター、トレーニングに受講者として登録されたユーザー、コース 管理者、カタログ 管理者もこのコース/ トレーニング プランにアクセスできます。
その他のユーザーはこのコース/ トレーニング プランにアクセスできません。
「対象者」フィールドにユーザーが追加されていない場合は、これらのコース/トレーニングプランを含むカタログにアクセスできるすべてのユーザーがアクセスできます。
「トレーニング対象者」オプションの詳細については「eラーニングコースの作成」「トレーニング プランの作成」を参照してください。
限定公開 オプション
Learn365 テナントのグローバル設定>LMS 設定>「限定公開」オプションは、「トレーニング対象者」オプションを有効にした コース/トレーニング プランについて、コースカタログへの表示を制限します。
既定ではこの「限定公開」 オプションは無効になっています。
したがって、コースやトレーニング プランに「トレーニング対象者」オプションが設定されているかどうかに関わらず、コースカタログにアクセスできるすべてのユーザーにカタログ内のすべてのコースとトレーニングプランが表示されます。
「限定公開」 オプションを有効にすると、コース/ トレーニング プランの「トレーニング対象者」オプションのロジックが有効化されます。
したがって、「トレーニング対象者」オプションが設定されているコース/ トレーニング プランは、「対象者」フィールドで指定されたユーザー(グループの場合はメンバー)、トレーニングに登録されているユーザー、セッションのインストラクター、カタログ 管理者、コース管理者のコース カタログ にのみ表示されます。
対象設定の相互作用
2つのオプションの設定による制限は次の通りです。
限定公開 グローバル設定 |
トレーニング対象者 コース/トレーニングプラン設定 |
コースカタログにコース/トレーニングプランが表示されるユーザー |
コース/トレーニングプラン、コンテンツにアクセスできるユーザー |
有効 | 有効 |
・「対象者」フィールドに追加されたユーザー/グループ ・コースやトレーニングプランに受講者として登録されているユーザー/グループ ・インストラクター ・コース 管理者 ・カタログ 管理者 |
・「対象者」フィールドに追加されたユーザー/グループ ・コースやトレーニングプランに受講者として登録されているユーザー/グループ ・インストラクター ・コース 管理者 ・カタログ 管理者 |
無効 | 有効 | コースカタログへのアクセス権を持つすべてのユーザー |
・「対象者」フィールドに追加されたユーザー/グループ ・コースやトレーニングプランに受講者として登録されているユーザー/グループ ・インストラクター ・コース 管理者 ・カタログ 管理者 |
有効 | 無効 | コースカタログへのアクセス権を持つすべてのユーザー | コースカタログへのアクセス権を持つすべてのユーザー |
無効 | 無効 | コースカタログへのアクセス権を持つすべてのユーザー | コースカタログへのアクセス権を持つすべてのユーザー |