カタログレポート：受講者とトレーニング

更新 2024年08月30日 01:35

はじめに
受講者とトレーニングに関するレポートを作成する
受講者レポート
- 受講者レポートを設定する
- 受講者レポートの詳細
トレーニングレポート
- トレーニングレポートを設定する
- トレーニングレポートの詳細

はじめに

Learn365 では、ユーザーがどのようにトレーニングや学習項目を完了したか、またコースやトレーニングプランがユーザーによってどのように合格、完了されたかを大まかに示す 2 つのタイプのレポートを作成することができます。

ここでは、カタログ内のトレーニングおよびユーザーに関する指標を示すレポートの作成方法と、それらのレポート (受講者 / トレーニング) のダウンロードとレポートの読み方について説明します。

これらのレポートは、Learn365 管理センターの 2 つの場所から利用することができます。レポートの設定は開く場所によって若干異なりますが、出力内容はほぼ同じです。レポートページからこのレポート (この場所ではトレーニング概要レポートと呼ばれる) を作成する方法については、こちらを参照してください。

受講者とトレーニングに関するレポートを作成する

必要なロール：カタログ管理者

Learn365 では、カタログ内のすべてまたは特定のユーザー、およびカタログ内のすべてまたは特定のトレーニングに関するレポートを作成することができます。これにより、カタログ管理者は学習の進捗に関連するデータを確認することができます。

ユーザーまたはトレーニングに関するレポートを作成するには：

1．Learn365 管理センター＞トレーニング管理に移動します。

2．上部バーにある「受講レポート」を選択します。

3．開いた「受講レポート」パネルの各項目で必要な条件を選択、または入力します。

4．すべての項目を設定したら「Excel にエクスポート」を選択し、レポートをダウンロードします。

レポートは、ブラウザの言語が Learn365 でサポートされている場合、その言語で表示されます。サポートされていない言語は、英語 (US) で表示されます。

受講者レポート

受講者レポートを設定する

受講者に基づいたレポートを作成するには：

1．Learn365 管理センター＞トレーニング管理に移動し、「受講レポート」を選択します。

開いた「受講レポート」パネルの各項目で必要な条件を選択、または入力します。

2．「レポートタイプ」で、「受講者」を選択します。

3．「範囲選択」ドロップダウンリストから、該当する項目を選択します。

「すべての受講者」または特定の受講者のいずれかを選択します。既定は「すべての受講者」です。

「範囲選択」ドロップダウンリストの設定値により、「ユーザーを含む」と「登録を含む」の有効・無効が決まります。

「範囲選択」ドロップダウンリストで特定のユーザーを選択した場合、「ユーザーを含む」と「登録を含む」は利用できません。

「範囲選択」ドロップダウンリストで「すべての受講者」を選択した場合、レポートに含めるユーザーのタイプと登録のタイプを選択する必要があります。

「ユーザーを含む」で、「アクティブ」、「非アクティブ」、「すべて」のいずれかを選択します。

アクティブ：規定値です。「アクティブ」を選択すると、レポートには、現在 Microsoft Entra ID (Azure Active Directory) でアカウントが有効で、このコースカタログのコースまたはトレーニングプランに登録されたことのあるユーザーのデータが含まれます。
非アクティブ：「非アクティブ」を選択すると、レポートには、現在 Microsoft Entra ID (Azure Active Directory) でアカウントが無効または削除されている、このコースカタログのコースまたはトレーニングプランに登録されたことのあるユーザーのデータが含まれます。
すべて：レポートには、現在のカタログのアクティブと非アクティブのユーザーが含まれます。

「登録を含む」で、「アクティブ」、「キャンセル」、「すべて」のいずれかを選択します。

アクティブ：規定値です。「アクティブ」を選択すると、レポートには、カタログ内のコースまたはトレーニングプランに現時点で登録されているユーザーが含まれます。
キャンセル：「キャンセル」を選択すると、レポートには、カタログ内のコースまたはトレーニングプランから、カタログ管理者、コース管理者、またはユーザー自身によって登録が解除されているユーザーが含まれます。
すべて：レポートにはアクティブとキャンセルの両方のユーザーが含まれます。

注記：

先に「ユーザーを含む」の値を設定することができます。この場合、「ユーザーを含む」の設定値により、「範囲選択」ドロップダウンリストに表示されるユーザーが定義されます。たとえば、「ユーザーを含む」で「非アクティブ」を選択すると、「範囲選択」ドロップダウンリストにはすべての非アクティブなユーザーのみが表示されます。

4．「開始日」フィールドで、レポートの開始日を設定します。開始日はトレーニングの完了日を基準にしているため、レポートには設定した日付以降に完了したトレーニングが含まれます。このフィールドを空のままにした場合、レポートにはトレーニングが公開されてからの情報が含まれ、すべてのトレーニングのステータス (未開始、進行中、完了) が含まれます。

レポートの開始日を設定します。

5．「終了日」フィールドで、レポートに適用する期間の終了日を設定します。このフィールドを設定した場合、レポートには、レポート作成時点までの情報が含まれ、完了したトレーニングのみが表示されます。このフィールドを空のままにした場合、レポートにはトレーニングが公開されてからの情報が含まれ、すべてのトレーニングのステータス (未開始、進行中、完了) が含まれます。

6．すべての項目を設定したら「Excel にエクスポート」を選択し、レポートをダウンロードします。レポートは、ブラウザの言語が Learn365 でサポートされている場合、その言語で表示されます。サポートされていない言語は、英語 (US) で表示されます。

受講者レポートの詳細

ダウンロードしたレポートには、受講レポートの設定で定義した情報が含まれています。レポートは、ブラウザの言語が Learn365 でサポートされている場合、その言語で表示されます。サポートされていない言語は、英語 (US) で表示されます。

受講者レポートには、以下の情報が含まれています。

受講者名：受講者の名前。
E メール、部署、事業所、市・区、国：受講者に関する追加の詳細が利用可能な場合、これらが表示されます。
コース数：設定した期間内に受講者が登録したコースとトレーニングプランの合計数。
コース名：設定した期間内に受講者が登録したコースとトレーニングプランのタイトル。受講者が講師によるトレーニングコースの複数の単独セッションまたはセッショングループに登録されている場合、このコースタイトルは、受講者が登録されているセッション (単独セッションまたはセッショングループ内のセッション) の数だけ、個々のセッションの関連情報と共に表示されます。グループ内のセッションはグループ化されず、個別のセッションとして表示されます。
完了ステータス：設定した期間において、ユーザーが登録したすべてのコースとトレーニングプランの完了率。
ステータス：設定した期間内にユーザーが登録したコース / トレーニングプランの完了ステータス。
- 未開始：ユーザーは登録済みですが、トレーニングを開始していません。
- 進行中：ユーザーはトレーニングを開始していますが、まだ完了していません。
- 完了：ユーザーはトレーニングを完了しました。
完了日：トレーニングを完了した日時。
CEU：コース / トレーニングプランの完了によってユーザーが獲得した継続教育単位 (CEU) 数。
コースの要件：コース / トレーニングプランが必須か任意かを表示します。
登録日：ユーザーがコース / トレーニングプランに登録した日時。日付と時刻は現在のコース / トレーニングプランの地域の設定に従って設定されます。
トレーニングタイプ：トレーニングプラン、e-ラーニング、講師によるトレーニング。
コース ID：コース / トレーニングプランの ID (設定されている場合)。
コース URL：コース / トレーニングプランの URL。
カテゴリー：コース / トレーニングプランのカテゴリー (設定されている場合)。
コース学習時間：コース / トレーニングプランの作成 (編集) パネルの基本情報セクションの「学習時間」フィールドに入力された内容が表示されます。
コース所要時間 (分)：コース / トレーニングプランの作成 (編集) パネルの基本情報セクションの「所要時間 (標準形式)」フィールドに設定されている場合、その内容が表示されます。この列のデータは自動的に分単位に変換され、数値として表示されます。そのため、このデータをさらに算定目的に使用することができます。数値は、1 時間は 60 分、1 日は 24 時間に変換されます。

例：

「所要時間 (標準形式)」フィールドに「1 日 5 時間 30 分」と設定されている場合、「コース所要時間 (分)」は 1770 分に自動変換されます。

講師によるトレーニングコースの場合、ユーザーが登録しているコースセッション (単独セッションまたはセッショングループ内のセッション) の情報も表示されます。グループ内のセッションはグループ化されず、個別のセッションとして表示されます。すべてのセッションに登録、および複数のセッションに登録タイプのコースで、ユーザーが複数の単独セッションまたはセッショングループに登録されている場合、各セッションに関する情報は別々の行に表示されます。

セッション名：セッションに名前が付いている場合、ここに表示されます。
開始日：オンサイトまたはバーチャルセッションの開始日時。
終了日：オンサイトまたはバーチャルセッションの終了日時。
タイムゾーン：セッションで選択されたタイムゾーン。
場所 / 会議の URL：セッションの会議室またはオンライン会議 URL。

トレーニングレポート

トレーニングレポートを設定する

トレーニングに基づいたレポートを作成するには：

1．Learn365 管理センター＞トレーニング管理に移動し、「受講レポート」を選択します。

開いた「受講レポート」パネルの各項目で必要な条件を選択、または入力します。

2．「レポートタイプ」で、「トレーニング」を選択します。

3．「範囲選択」ドロップダウンリストから、「すべてのトレーニング」または特定のトレーニングのいずれかを選択します。既定は「すべてのトレーニング」です。

「範囲選択」の設定値により、「トレーニング含む」の有効・無効が決まります。

「すべてのトレーニング」を選択した場合、「トレーニング含む」で「アクティブ」、「削除」、「すべて」からトレーニングタイプを選択する必要があります。
特定のトレーニングを選択した場合、「トレーニング含む」は利用できません。

注記：

先に「トレーニング含む」の値を設定することができます。この場合、「トレーニング含む」の設定値により、「範囲選択」ドロップダウンリストに表示されるトレーニングが定義されます。「トレーニング含む」で「削除」を選択すると、「範囲選択」ドロップダウンリストにはすべての削除されたトレーニングのみが表示されます。

4．「ユーザーを含む」で、「アクティブ」、「非アクティブ」、「すべて」のいずれかを選択します。

アクティブ：規定値です。「アクティブ」を選択すると、レポートには、現在 Microsoft Entra ID (Azure Active Directory) でアカウントが有効で、このコースカタログのコースまたはトレーニングプランに登録されたことのあるユーザーのデータが含まれます。
非アクティブ：「非アクティブ」を選択すると、レポートには、現在 Microsoft Entra ID (Azure Active Directory) でアカウントが無効または削除されている、このコースカタログのコースまたはトレーニングプランに登録されたことのあるユーザーのデータが含まれます。
すべて：レポートには、現在のカタログのアクティブと非アクティブのユーザーが含まれます。

5．「登録を含む」で、「アクティブ」、「キャンセル」、「すべて」のいずれかを選択します。

アクティブ：規定値です。「アクティブ」を選択すると、レポートには、カタログ内のコースまたはトレーニングプランに現時点で登録されているユーザーが含まれます。
キャンセル：「キャンセル」を選択すると、レポートには、カタログ内のコースまたはトレーニングプランから、カタログ管理者、コース管理者、またはユーザー自身によって登録が解除されているユーザーが含まれます。
すべて：レポートにはアクティブとキャンセルの両方のユーザーが含まれます。

6．「トレーニング含む」は「範囲選択」の設定値により、以下のいずれかになります。

「範囲選択」ドロップダウンリストで「すべてのトレーニング」を選択した場合、「トレーニング含む」で「アクティブ」、「削除」、「すべて」からレポートの作成に使用するトレーニングタイプを選択します。「すべて」を選択すると、レポートにはアクティブと削除のトレーニングが含まれます。
「範囲選択」ドロップダウンリストで特定のトレーニングを選択した場合、「トレーニング含む」は利用できません。

7．「開始日」フィールドで、レポートの開始日を設定します。開始日はトレーニングの完了日を基準にしているため、レポートには設定した日付以降に完了したトレーニングが含まれます。このフィールドを空のままにした場合、レポートにはトレーニングが公開されてからの情報が含まれ、すべてのトレーニングのステータス (未開始、進行中、完了) が含まれます。

8．「終了日」フィールドで、必要に応じて、レポートの終了日を設定します。終了日はコースの完了日を基準にしているため、レポートには設定した日付以前に完了したトレーニングが含まれます。このフィールドを空のままにした場合、レポートにはレポート作成時点までのトレーニングの情報が含まれ、すべてのトレーニングのステータス (未開始、進行中、完了) が含まれます。

9．すべての項目の設定が完了したら「Excel にエクスポート」を選択し、レポートをダウンロードします。レポートは、ブラウザの言語が Learn365 でサポートされている場合、その言語で表示されます。サポートされていない言語は、英語 (US) で表示されます。

トレーニングレポートの詳細

トレーニングレポートには以下の情報が含まれています。

コース名：コース / トレーニングプランの名前。トレーニングプランの場合、トレーニングプランに含まれるコースの名前も表示されます。各コース / トレーニングプラン名を展開すると、受講者の進捗が表示されます。
受講者数：「ユーザーを含む」に設定した要件に該当するユーザーの数。
受講者名：受講者の名前。受講者が講師によるトレーニングコースの複数の単独セッションまたはセッショングループに登録されている場合、この名前は、受講者が登録されているセッション (単独セッションまたはセッショングループ内のセッション) の数だけ、個々のセッションの関連情報と共に表示されます。グループ内のセッションはグループ化されず、個別のセッションとして表示されます。
Ｅメール：ユーザーのメールアドレス。
完了ステータス：トレーニングに登録されたユーザーのうち、トレーニングを完了した人の割合。
ステータス：各ユーザーの完了ステータス。
- 未開始：ユーザーは登録済みですが、トレーニングを開始していません。
- 進行中：ユーザーはトレーニングを開始していますが、まだ完了していません。
- 完了：ユーザーはトレーニングを完了しました。
完了日：コースまたはトレーニングプランを完了した日時。
CEU：コース / トレーニングプランの完了によってユーザーが獲得した継続教育単位 (CEU) 数。
部署、市・区、事業所、国：ユーザーに関する追加の詳細が利用可能な場合、これらが表示されます。
コースの要件：コース / トレーニングプランが必須か任意かを表示します。
登録日：ユーザーがコース / トレーニングプランに登録した日時。日付と時刻は現在のコース / トレーニングプランの地域の設定に従って設定されます。
トレーニングタイプ：トレーニングプラン、e-ラーニング、講師によるトレーニング。
コース ID：コース / トレーニングプランの ID (設定されている場合)。
コース URL：コース / トレーニングプランの URL。
カテゴリー：コース / トレーニングプランのカテゴリー (設定されている場合)。
コース所要時間 (分)：コース / トレーニングプランの作成 (編集) パネルの基本情報セクションの「所要時間 (標準形式)」フィールドに設定されている場合、その内容が表示されます。この列のデータは自動的に分単位に変換され、数値として表示されます。そのため、このデータをさらに算定目的に使用することができます。数値は、1 時間は 60 分、1 日は 24 時間に変換されます。

例：