LMS365 の使用を開始する前に、ライセンスを有効化する必要があります。
ここでは、LMS365 のライセンスの有効化と管理について説明します。
1.トライアルライセンス
LMS365は、無制限のユーザー数で30日間のお試しができます。トライアル期間中にライセンスキーを取得する必要はありません。
トライアルライセンスを有効にするには:
- グローバル設定>設定>「ライセンス情報」に移動します。
- 「お客様情報」とLicense keyフィールドに「trial」と入力します。
- [Activate]ボタン をクリックします。
ライセンスの有効化に成功すると、License keyの横に緑色のチェックマークが表示されます。
2.購入ライセンス
購入したライセンスを有効にするには:
- グローバル設定>設定>「ライセンス情報」 に移動します。
- 「License key」フィールドに受け取ったライセンスキーを入力します。
- [Activate]ボタン をクリックします。
ライセンスの有効化に成功すると、License keyの横に緑色のチェックマークが表示されます。
3.ライセンス情報
ライセンスの状態を確認するには、「License key」の横にある情報アイコン をクリックします。
- グローバル(テナント管理者)とLMS管理者は、テナントレベル(グローバル設定>設定>ライセンス情報)と、コースカタログレベル(LMS365管理センター>設定>ライセンス情報)で、ライセンス情報を確認できます。
- コースカタログ管理者は、コースカタログレベル(LMS365管理>設定>ライセンス情報)でライセンス情報を確認できます。コースカタログ管理者は読み取り専用権限となります。
ライセンス情報パネルを開くとライセンスに関する詳細が表示されます。グローバル設定、LMS365管理センターのどちらから表示しても同じ情報が表示されます。
ライセンス情報 タブの下にライセンスの詳細情報が表示されます。
開始日:ライセンス(またはトライアル)の開始日
終了日:ライセンス(またはトライアル)の終了日
最大ユーザー数:ライセンスで許可されている最大ユーザー数が表示されます。最大ユーザー数を超えた場合、ライセンスの制限を満たすために、ユーザーを削除することができます。(コースから受講者を削除します。)トライアルの場合、ユーザー数は無制限ですので、このフィールドは空欄です。
現在のユーザー数:現在の各コースのユニークな受講者数です。受講者数は、テナントのすべてのコースからカウントされます。
License Key:ライセンスキーを表示します。トライアル期間の場合、トライアルステータスであることを表示します。
Azure Active Directoryで削除または無効にされたユーザーは、現在のユーザー数にカウントされません。 最大ユーザー数に達した場合、またはライセンスの有効期限が切れた場合、14日間の猶予期間があります。この期間中、システムが停止することはありませんが、管理画面にに警告が表示されます。猶予期間が経過する前に適切な処理を行ってください。 ライセンスの有効期限が切れた場合: 利用ユーザー数が最大ユーザー数を超えた場合: 受講者は、14日間の猶予期間中も通常通りLMSを使用することができます。この期間に適切な処理が行われていない場合、14日後、受講者がLMS365にアクセスすると、次のようなメッセージが表示されます。 |
4.使用ライセンス数の管理
ユーザー管理 タブでは、グローバル(テナント)管理者とLMS管理者が、ライセンスを付与するユーザーを管理できます。
LMS365のライセンスは、コースに登録されている受講者に自動的に割り当てられます。つまり、コースに登録されているすべての受講者がライセンスを付与されているユーザーとしてカウントされます。購入したライセンスを有効にした後は、ユーザーをすべてのトレーニングの登録から解除して、ライセンスの付与を取り消すことができます。また、ライセンスにカウントされているすべてのユーザーのレポートを作成することもできます。
すべてのコースとトレーニングプランからユーザーの登録を解除するには、以下の手順で行います。
- グローバル設定>設定>ライセンス情報に移動します。
- License keyの横にある情報アイコン
をクリックします。
- ユーザー管理 タブを選択します。
- 登録解除するユーザーを選択します。
- 「登録解除」ボタンをクリックします。
確認メッセージは表示されません。登録解除は元に戻せませんのでご注意ください。 すべてのコースおよびトレーニングプランから登録解除された受講者をトレーニングに再登録するには、コースカタログの受講者一覧>学習コースに登録、コース・トレーニングプランのユーザー管理で登録します。 |
ライセンスレポートを作成するには、以下の手順で行います。
- グローバル設定>設定>ライセンス情報、またはLMS365管理センター>設定>ライセンス情報(コースカタログ管理者の場合)に移動します。
- License keyの横にある情報アイコンをクリックします。
- ユーザー管理 タブを選択します。
- [レポートを作成する]ボタンをクリックします。
エクセルファイルが自動的にダウンロードされます。
5.LMS 365モバイルアプリのライセンス
トライアルライセンスをご使用の場合、LMS365モバイルアプリを使用してコースやトレーニングプランをオンラインで受講したり、SCORMコンテンツやクイズを含むコースをダウンロードしてオフラインで受講することができます。
トライアル期間中にダウンロードしたコースは、そのままダウンロードされます。
トライアル期間が終了後、引き続きLMS365モバイルアプリをご使用される場合は、LMS365ライセンスの購入が必要です。ライセンスを購入されていない場合、ログインボタンをタップすると 「ライセンスは無効です」 と表示されます。
購入ライセンスをアクティブ化する際、Offline Playerオプションを追加して、コンテンツパッケージまたはクイズを少なくとも1つ含むコースをダウンロードしオフラインで受講できます。
アプリをオフラインモードで使用するには「Offline Player」オプションが必要です。このオプションはライセンスと併せて購入できます。アクティブ化したライセンスにこのオプション含まれていない場合、アプリにダウンロードアクションは表示されず、ユーザーはコースをダウンロードしてオフラインにすることはできません。 |
6.ライセンスの有効期限やユーザー数の超過によるアラートの設定
ライセンスの有効期限が切れる前や後、またライセンスの最大ユーザーに対して使用ユーザー数が一定の割合に達したときに、指定した管理者にメールで通知することができます。
これらの通知を設定するには、以下の手順で行います。
- グローバル設定>設定>ライセンス情報に移動します。
- ライセンスキーの横にある情報アイコンをクリックします。
- 通知 タブを選択します。
- 各フィールドに任意の値を設定します。
最大ユーザー数の%に達しました:ユーザー数を%で指定すると、その数に達したときに通知を受け取ることができます。カンマで区切って複数の値を設定できます。既定値では、50%と99%が設定されています。
ライセンスの有効期限が切れる日:有効期限に到達するまでの日数を設定します。カンマで区切って複数の値を設定できます。既定値では30,14,7,1日が設定されます。
ライセンス有効期限の経過日数:有効期限が切れた際の経過日数を設定します。カンマで区切って複数の値を設定できます。既定値では0,5,10日が設定されています。
宛先:通知を受け取るユーザーを入力します。 - [保存]をクリックします。
注記:電子メールによる通知はLMS365管理センターの設定>通知 「Microsoft接続設定」に設定された情報に従って自動的に生成されます。
通知メールには、ライセンスの期限切れの理由、必要なアクション、テナントドメイン、ライセンスキー、現在のユーザー数、最大ユーザー数、有効期限などの一般的な情報が記載されています。
トライアル版の期限が切れた通知:
ライセンスが最大ユーザー数の%に達した通知:
ライセンスの更新が必要な場合の通知: