各コースは、段階的に学習を進めることができるように、いくつかの学習項目で構成されています。
コース管理者は各学習項目について完了、失敗、未開始を確認し受講者の進捗を把握することができます。ここでは、特定のトレーニングにおける特定の受講者の完了ステータスの表示、受講者の進捗の概要、ステータスの説明について説明します。
コースの進捗で受講者の進捗状況を確認するには、LMS365理者センター>コース一覧でコースを選択します。
コースにあるコース進捗ボタン をクリックするか、 選択したコースの学習コース管理パネルで、「コースの進捗」をクリックします。
コースの進捗ダッシュボードが表示されます。
コースの進捗ダッシュボードでは、この特定のコースに登録された受講者の進捗の詳細情報が表示されます。「選択したコース進捗の概要」の表示は展開ボタンで折り畳むことができます。
「ステータス」列で、受講者のコースの進捗を確認することができます。
受講者の詳細な進捗を確認するには、受講者名の展開ボタンをクリックします。
(コースの)ステータスとは:
受講者のステータスには、「完了」「受講中」「未開始」があります。
完了:学習項目と出席状況(セッションの場合)の進捗は、コース完了設定に対応しています。つまり、コース完了に必要なすべての学習項目が受講者によって正常に完了したことを意味します。また、コース完了が手動で設定された場合もステータスは完了となります。
ご注意ください:「完了」ステータスのコースには、「未開始」および「受講中」ステータスの学習項目が含まれる場合があります。これらの項目がコース完了設定で必須項目☆に設定されていない場合は、コース完了の進行に影響を与えることはありません。
コースの進捗は、コース完了セットに従って計算されます。
コースの進捗は、進捗率が最も高いコース完了セットに従って計算されます。
コースに複数のコース完了セットが設定されている場合、完了必須マーク☆は、受講者の必須項目の進捗に応じて表示されます。従って、受講者の進捗率が最も高い完了セットの学習項目に表示されます。
例えば、コース完了セットが2つある場合:
- コース完了セット1の必須項目aとb
- コース完了セット2の必須項目cとd
受講者のセット 1 の必須項目の進捗率を 50 %、セット 2 の必須項目の進捗率を70 % とします。この場合、セット2の進捗率(70%)がセット1の進捗率(50%)よりも高いため、セット2の必須項目cとdに完了必須マーク☆が表示されます。
必須項目の進捗が変わると、それに応じて完了必須マーク☆が付く学習項目も変更されます。
未開始:学習項目の進捗がない場合や、セッションの出席者登録がない、または不在・不在(報告済)の場合にこのステータスが設定されます。
受講中:学習項目が進行中であること、または不在・不在(報告済)を除く出席者登録がされていること示します。受講者はコースを開始していますが、コース完了に必要な学習項目をすべて完了していません。コース完了に必要な学習項目に受講中、未開始、失敗のものがある状態です。
コース完了に必要な学習項目が「失敗※」となった場合、コースのステータスは「受講中」となります。
コース完了に必要な学習項目が失敗となり、受講者がコースを完了することができない場合、管理者は進捗削除✕でコースの進捗をリセットすることができます。
※クイズに不合格、SCORMの受講に失敗した際、ステータスは「失敗」となります。クイズ、SCORMの試行回数が残っていない場合、管理者が手動で進捗を削除しない限り受講者は再試行できず、完了することができません。