LMS365では、ナビゲーションやWebパーツ、メニューなど、ユーザーが操作する画面上の要素の言語について、その表示を決定するためにいくつかのルールがあります。
ここでは、LMS365管理センター、LMS365 コースプレイヤー、LMS365Webパーツ(コースカタログホームページ、トレーニングダッシュボード、コース・トレーニングプランホームページ)、LMS365 Microsoft Teamsアプリ、LMS365モバイルアプリで、LMS365 のユーザーインターフェイスの言語がどのように決定されるかをご説明します。
LMS365管理センターの表示言語
LMS365管理センターの表示言語は、個々のユーザー(管理者)のブラウザ設定に依ります。
つまり、LMS365管理センターのユーザインターフェイスの言語は個々のユーザーがブラウザの設定で行います。
ユーザーがブラウザで設定した言語がLMS365の翻訳でサポートされていない場合、LMS365管理センターは英語 (米国) で表示されます。
LMS365 コースプレイヤー・LMS365 Webパーツの表示言語
LMS365コースプレイヤーは、受講者がコースを受講する際、ラーニングモジュールやクイズなどを試行するインターフェースです。
LMS365 Webパーツとは、コースカタログホームページ、トレーニングダッシュボード、コース・トレーニングプランのホームページです。
これらの表示言語は次のように決まります。
コースカタログの作成では、既定の言語を設定します。ここで設定された既定の言語は、その中に作成されるコースおよびトレーニングプランの既定の表示言語となります。
ただし、LMS365のコースカタログ、コース、トレーニングプランは Share Pointサイトに配置されるため、LMS365コースプレイヤーとLMS365 Webパーツの表示言語は Share Point サイトの設定に左右されます。
Share Point サイトのユーザーインターフェイスの表示言語は、Share Point のルールによって決まることになります。
このように、Share Point の設定は、LMS365コースプレイヤーとLMS365 Webパーツ(コースカタログホームページ、トレーニングダッシュボード、コース・トレーニングプランのホームページ)の表示言語をコントロールします。
Share Point サイトのユーザーインターフェイスの言語は、いくつかの要素に依存しています。
- Share Point サイトの言語設定
- ユーザーの Officeプロファイル の個人用言語設定
- ユーザーの ブラウザ設定
以下のルールに従って、ユーザーに表示されるユーザーインターフェースの言語が決まります。
1.ユーザーの Office プロファイル に設定されている言語
ユーザー個人の言語に設定されているいずれかの言語が、Share Point サイトの言語設定で有効になっている場合、ユーザーインターフェイスはこの言語で表示されます。
ユーザーが言語設定を変更した場合、更新された設定が適用されるにはしばらく時間がかかります。
Share Point で個人の言語を設定する方法については、こちらの「個人の言語と地域の設定を変更する」をご参照ください。
2.ユーザーの Office プロファイル で言語が設定されていない場合、あるいは、Share Point サイト の言語設定で、これらの言語のいずれもが有効になっていない場合、ユーザーの Web ブラウザに保存されている言語設定(この言語が Share Point サイトの言語設定で有効になっている場合)が適用されます。
ブラウザの言語設定を変更した場合は、ブラウザの画面を開き直してください。
3.ユーザーの Office プロファイル に言語が設定されておらず、ユーザーの Webブラウザに保存されている言語が Share Point サイトの言語設定で有効になっていない場合は、SharePoint サイトの既定の言語で表示されます。
上記のように、Share Point サイトで利用可能な言語は、コースカタログのユーザーインターフェイスを表示する言語に大きく影響することになります。
このため、LMS365コースプレイヤーとLMS365 Web パーツ(コースカタログホームページ、トレーニング ダッシュボード、コースとトレーニングプランの各ホームページ)を、特定の1つの言語、または複数の指定した言語で表示したい場合、これらの言語のみを Share Point サイトで有効にします。
Share Point サイトで使用する言語を設定するには、次のようにします:
既定では、すべての Share Point サイトは、サイトの言語設定で利用できるすべての言語が選択された状態で作成されます。
代替言語を必要とせず、常にコースカタログ、コース、またはトレーニングプランの既定の言語でユーザーインターフェースを表示する場合は、Share Point の設定(歯車アイコン)>サイトコンテンツ> サイト設定>言語設定 で詳細設定を表示して、選択されたチェックボックスを解除する必要があります。
適用した変更を保存します。
詳細については「SharePointサイトのユーザーインターフェイスの言語を選択する」をご参照ください。
これにより、LMS365のWebパーツは、他の言語設定の影響を受けなくなります。
コースカタログのいずれかのページから適用された変更は、コースカタログ全体の受講者ユーザインターフェイスの言語表示に反映されます。
LMS365 for Microsoft Teamsアプリの表示言語
Microsoft Teamsデスクトップクライアント(デスクトップまたはモバイルデバイス)での表示言語は、ユーザーがMicrosoft Teamsの設定>アプリの言語で選択した言語になります。
Microsoft Teamsの設定については、こちらの「Teamsの設定を変更する」をご参照ください。
Webブラウザで表示する場合、ユーザー個人のブラウザ設定によって、LMS365アプリが表示される言語が決まります。
ブラウザの設定に使用されている言語がLMS365で翻訳されていない場合、LMS365管理センターは英語 (米国) で表示されます。
LMS365モバイルアプリの表示言語
モバイルの表示言語は、グローバル設定>モバイル設定の 「言語の設定」に従って表示されます。
すべての受講者に対して既定の言語を設定するか、個々のユーザーのデバイスの言語に準拠することができます。
LMS365モバイルアプリケーションがデバイスの言語に翻訳されていない場合は、自動的に英語 (米国) で表示されます。
ユーザーは、アプリの「設定」タブ からLMS365モバイルアプリの言語を自由に変更することができます。
これは、管理者が選択した既定の言語より優先されます。
ただし、受講者がモバイルアプリからログアウトすると、この設定は既定の言語に戻ります。