2022年1月リリース以降、コースとトレーニングプランは、コースカタログSharePoint サイトのルートにページとして作成されます。
これまで(1月リリース以前)、コースやトレーニングプランは個別のサブサイトとして作成されていました。
この場合、特定のコースやトレーニングプランにのみ登録されているユーザーには、当該コースやトレーニングプランのSharePointサイトのアクセス権のみが与えられ、コースカタログやその中の他のコースやトレーニングプランのSharePointサイトのアクセス権は与えられません。*1
つまり、これらのユーザーは、自分が登録した特定のトレーニングにしかアクセスできないことになります。
2022年1月リリースで、コースとトレーニング プランは、コースカタログSharePointサイトのルートにページとして作成されるようになりました。
この変更により、2022年1月リリース以降に作成されたコースに登録されたすべてのユーザーは、そのユーザーがコースカタログに追加・招待されている(アクセス権がある)かどうかに関わらず、同じコースカタログ内の他のコースやトレーニングプランにアクセスすることができるようになりました。
これは、すべてのコースとトレーニングプランが、同じSharePointサイト内に配置されるようになったためです。
しかしながら、組織において、コースカタログ内の他のすべてのトレーニングへのアクセス権を、必ずしもすべてのユーザーに付与する必要がない場合もあります。
そのため、2022年4月リリースで以前の動作(*1)を再導入しました。したがって、コースカタログに追加・招待されていない(アクセス権がない)受講者は、登録されている特定のコースとトレーニングプランにのみアクセスでき、その他のトレーニングにアクセスすることはできません。(利用できない旨のメッセージが表示されます。)
コースカタログ管理者がコースカタログ内のすべてのコースとトレーニングプランへのアクセスをユーザーに付与したい場合、これらのユーザーをコースカタログに追加・招待する必要があります。
各コースやトレーニングプランに登録する前に、関連するすべてのユーザーをユーザー一覧に追加することをお勧めします。これにより、すべてのトレーニングへのアクセスが可能になり、コースまたはトレーニングプランのホームページにアクセスした際、SharePointからのアクセス拒否を回避することができます。
コースカタログのトレーニングにアクセスできるユーザーを制限する場合は、トレーニング対象者オプションを利用することができます。
コースカタログにユーザーを追加・招待する方法については「ユーザーページでコースカタログのユーザーを管理する」をご参照ください。