モバイルアプリの使い方

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ここでは、受講者がモバイルアプリを使用して、学習を受講、管理する方法をご説明します。

モバイルアプリには、画面下部に カタログダッシュボード通知設定の4つのメインタブがあります。

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1.トレーニングの検索と選択

モイルアプリにログインすると、アプリはダッシュボードの「トレーニング」>「予定」トレーニングページで開きます。

ダッシュボードには、受講者が利用できるすべてのコースカタログ内にあるトレーニングの中から、受講登録がされているすべてのコースとトレーニングプラン(承認待ち、ウエイトリストに追加も含む)が表示されます。コースとトレーニングプランはカード形式で表示されます。

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画面右上隅の ________.png アイコンをタップして、トレーニングのフィルタリングや検索ができます。また、________.png アイコンをタップすると、並び替えができます。

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トレーニングカードのトレーニングタイトルまたは矢印アイコンをタップして、コースまたはトレーニングプランのページに移動します。

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コース・トレーニングプランのページではトレーニングに関連したメニューを選択することができるます。

「カタログ」タブでは、画面上部のセレクターからコースカタログを選択して、そのコースカタログ内で公開されている、すべてのコースとトレーニングプランを見ることができます。(セレクターには受講者が利用できるコースカタログのみが表示されます。)
画面右上隅の ________.png アイコンをタップして、カタログ内のトレーニングをフィルタリング・検索することができます。トレーニングはカード形式で表示されます。カードのトレーニングタイトルまたは矢印アイコンをタップして、コースまたはトレーニングプランのページに移動できます。

2.コース・トレーニングプランのページ

コースとトレーニングプランのページの上部には、トレーニングのタイトルが表示されています。

タイトルの下には次のタブが表示されます。

説明情報タブは、すべてのタイプのコースとトレーニングプランに表示されます。
セッションタブは、インストラクター主導型タイプのコースにのみ表示されます。

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説明タブには次のものが表示されます。

  • トレーニングのサムネイル画像。
  • トレーニングの進捗状況。これは、トレーニングに登録されている場合のみ表示ます。トレーニングに登録されていない場合はサムネイル画像のみが表示されます。
  • トレーニングの評価
  • トレーニングに登録した日付
  • トレーニングを完了した場合は完了日
  • トレーニングの説明。「さらに表示>」ですべての説明を表示します。
  • 学習教材:コースの場合はラーニングモジュール、トレーニングプランの場合はコース
  • 「ブラウザで開くリンク」:管理者がこのオプションを有効にしている場合に表示されます。モバイルデバイスのブラウザでコースとトレーニングプランを開くことができます。

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情報タブには次のものが表示されます。

  • トレーニングのタイトル
  • カテゴリ(設定されている場合)
  • トレーニングのタイプ:e-Learning、インストラクター主導型、トレーニングプラン
  • 承認フロー(管理者またはライン管理者による承認が必要な場合)
  • 学習時間(設定されている場合)
  • コースまたはトレーニングプランID(設定されている場合)
  • トレーニング完了時に付与されるCEU数(設定されている場合)
  • 期日(設定されている場合)
  • 登録期限:すべてのセッションに登録されるコースに登録期限が設定されている場合に表示されます。1つのセッションを選択するコースの場合は「セッション」タブに表示されます。
  • トレーニングの管理者:管理者のプロフィールにEメールが登録されている場合、管理者名をタップして、メールメッセージの作成・送信ができます。
  • 認定証ブロックには、コースまたはトレーニングプランで付与された、および付与される予定の認定証を表示します。このトレーニングで既に付与された認定証がある場合、ステータス、取得した日、有効期限(設定されている場合)が表示されます。取得した認定証はアイコンをタップして、表示することができます。

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  • スキルブロックには、コースまたはトレーニングプランで付与された、および付与される予定のスキルを表示します。スキル名/レベル、ステータス、このトレーニングで既に付与されたスキルがある場合は達成日、と失効日(設定されている場合) が表示されます。

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  • このコースのトレーニングプラン:ユーザーがこのコースに、トレーニングプランを介して登録された場合、そのトレーニングプラン名を表示します。

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セッションタブは、インストラクター主導型タイプのコースにのみ表示されます。

セッションタブには次のものが表示されます。

  • 場所:(設定されている場合)セッションに設定されたオンサイトの場所が表示されます。
  • 会議:(設定されている場合)Virtualと表示します。登録すると、会議にリダイレクトするリンクになり、ここからセッションに参加できます。
  • 利用可能な場所:(定員が設定されている場合)参加可能な人数が表示されます。
  • 開始日・終了日:セッションの開始日時・終了日時
  • 情報:セッションの説明など、詳細情報が提供されている場合、「詳細」をタップして表示します。
  • 登録期限:(設定されている場合)1つのセッションを選択するコースでは、各セッションに表示されます。すべてのセッションに登録されるコースの場合、コースの情報タブに表示されます。
  • 講師:セッションのインストラクター

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3.コース・トレーニングプランのアクションと機能

トレーニングカード、コースまたはトレーニングプランページの右上にある3点メニュー、説明、情報、セッションタブのページで、アクションを選択することができます。

利用できるアクションは、トレーニングのタイプやそれらの設定、および受講者のコース・トレーニングプランの進捗状況によって異なります。

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共通するアクション

個々のコースやトレーニングプランの設定によりますが、すべてのタイプのトレーニングにおいて、利用できるアクションには次のものがあります。

コース・トレーニングプランへの登録

このアクションは、コース・トレーニングプランのすべてのタブページから利用できます。これにより、ユーザーはコースまたはトレーニングプランに登録することができます。
このボタンをタップすると、承認フローの設定により、ユーザーは自動的に登録されるか、受講申請が承認者に送信されます。承認が必要な場合、説明タブページに「受講申請は承認待ちです。」とメッセージが表示されます。受講申請が承認されるまで、トレーニングの学習コンテンツはロックされます。

受講申請が承認されると、ユーザーは自動的にコースまたはトレーニングプランに登録されます。

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トレーニングに登録するアクションは、メインタブ「カタログ」で選択したコースカタログからコース・トレーニングプランに登録する場合に利用することができます。「ダッシュボード」には、ユーザーが既に登録済み、または承認待ちのトレーニングが表示されます。

インストラクター主導型で、1つのセッションを選択するタイプのコースの場合「このコースを受講する」ボタンは「セッション」タブページに表示されます。ボタンはセッションを選択すると有効になります。
すべてのセッションに登録されるタイプのコースの場合「このコースを受講する」ボタンは説明および情報タブページで利用できます。コースに登録すると自動的にすべてのセッションに登録されます。

1つのセッションを選択するタイプのコースでは、登録期限が過ぎたセッションのカードはグレーになり、選択できません。

すべてのセッションに登録されるタイプでコースの登録期限がすぎた場合、「このコースを受講する」ボタンは有効ですが、タップしてもコースに登録することはできません。画面下部に「登録期限が過ぎたため、登録できません」とメッセージが表示されます。

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コース・トレーニングプランの再受講

受講者が完了したコースやトレーニングプランを再受講することができます。

管理者がコース/トレーニングプランの「任意の再受講」オプションを有効にしていない場合、受講者は認定証の有効期限が切れるまで再受講することはできません。

「再受講」は、ダッシュボードのトレーニングカードからできます。また、コース・トレーニングプランの「説明」タブと「情報」タブ、セッションを選択するタイプのコースでは「セッション」タブページに「コースを再受講」ボタンが表示されます。コース・トレーニングプランページの右上3点メニューからは利用できません。

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受講申請の取消し

ユーザーは、コースまたはトレーニングプランへの受講申請が保留の状態であれば、その申請を取り消すことができます。

このアクションは、トレーニングカード、およびトレーニングページの3点ボタンから利用できます。申請を取り消すには、「受講解除」を選択します。キャンセルメッセージを送信して申請を取り消すことができます。

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コースのダウンロード

ご契約のライセンスに、オフラインプレーヤーオプションがない場合、このアクションはメニューに表示されません。

コースに少なくとも1つのコンテンツパッケージ(SCORM)またはクイズがあれば、コースをダウンロードしてオフラインで閲覧することができます。このアクションはコースページの3点メニューから利用できます。

  • ダウンロードするには、コースに受講者として登録されている必要があります。
  • 少なくとも1つのクイズまたはSCORMパッケージがあるコースのみダウンロードできます。
  • AICCコンテンツパッケージはオフラインモードでは動作しません。
  • 受講者がコースをダウンロードすると、ダウンロード可能なコースのすべてのラーニングモジュールがダウンロードされますが、受講者がオフラインで利用できるのはSCORMパッケージとクイズのみです。

ダウンロードしたコースの削除

ダウンロードしたコースを削除するには、トレーニングページの3点メニューから「ダウンロードしたコースを削除」を選択します。

コース・トレーニングプランの受講解除

コースやトレーニングプランの受講登録を解除することができます。このアクションは、トレーニングカードおよびトレーニングページの3点ボタンから利用できます。

管理者が「登録解除を許可しない」オプションを有効にしている場合、このアクションは表示されません。

ブラウザーで開く

モバイルデバイスのブラウザで、コースとトレーニングプランを開くことができます。このアクションは、コース・トレーニングプランの「説明」タブページにある「ブラウザで開く」リンク、またはトレーニングページの3点メニューから利用することができます。

管理者が「ブラウザ設定」オプションを有効にしていない場合、このアクションは表示されません。

ご注意ください:
Apple社はIntelligent Tracking Prevention(ITP)のアップデートで、Appleはクロスサイトリソース用のクッキーをブロックしているため、アプリに埋め込まれたサードパーティのiFrameコード(ビデオを含む)を開くことが制限されます。詳しくはこちらの「iPhoneで動画コンテンツにアクセスするには」をご参照ください。

インストラクター主導型コース特有のアクション

インストラクター主導型タイプのコースでは、次のアクションが利用できます。

ウエイトリストに追加

セッションベースのコースでは、管理者が「ウエイトリスト」オプションを有効にしている場合、受講者は自分でウエイトリストに追加することができます。

すべてのセッションに登録されるタイプのコースで、定員に空きがない場合、受講者には「順番待ち一覧に追加する」ボタンが表示されます。このボタンをタップすると、受講者はコースのウエイトリストに追加されます。正常に追加されると、セッションタブページに「順番待ち一覧に登録されています」が表示されます。

1つのセッションを選択するタイプのコースでは、選択したセッションに空席がない場合「このコースを受講する」ボタンが「順番待ち一覧に追加する」に変わります。

正常に追加されると、セッションタブページに「順番待ち一覧に登録されています」が表示されます。
ウエイトリストに追加されたセッションはリストの最初に表示され、ウエイトリストマークが付きます。

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1つのセッションに登録するタイプのコースで、すべてのセッションに空席がない場合、セッションを選択して「順番待ち一覧に追加する」ボタンをタップすると、「セッションの順番待ち一覧に追加する」か「学習コースの順番待ち一覧に追加する」かを選択することができます。
学習コースの順番待ち一覧に追加するを選択すると、このコースの何れかのセッションに空きが出ると、自動的にそのセッションに登録されます。

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ウエイトリストオプションが有効でない場合、1つのセッションに登録するコースでは、受講者は空席のあるセッションを選択してコースに登録します。すべてのセッションに空席がない場合は、コースに空席が出るまでは登録することはできません。

受講可能なセッションを表示

1つのセッションに登録するタイプのコースで、1つ以上のアクティブなセッションがある場合、「説明」および「情報」タブページに「受講可能なセッションを表示」ボタンが表示されます。

「受講可能なセッションを表示」をタップすると「セッション」タブページに移動します。コースに設定せれたセッションが表示されています。
セッションタブページでは、セッションを選択するまで「このコースを受講する」ボタンは非アクティブになっています。

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セッションを選択してコースに登録すると、登録したセッションは最初に表示され、緑色のチェックマークが付いています。

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セッションを要求する

セッションベースのコースでは、管理者が「セッションのリクエスト」オプションを有効にしている場合、受講者は新しいコースセッションをリクエストすることができます。コースに利用可能なセッションがない場合、セッションタブページで利用することができます。コースに1つ以上のセッションがある場合、このオプションは右上3点メニューから利用することができます。

新しいリクエストはコース管理者に送られます。

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出席状況設定

受講者による出席登録が許可されているセッションでは、「出席状況設定」でセッションへの出席を登録することができます。

受講者はコースページより受講登録を行います。詳細についてはこちらの「モバイルアプリでセッションの出席を登録する」をご参照ください。

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コースの受講者として登録され、このコースのセッションのインストラクターとして割り当てられているユーザーには「出席状況設定」ボタンは表示されません。これらのユーザーには、インストラクターとして割り当てられたセッションのみが表示され、「出席登録」と「QRコード生成」オプションが利用できます。

出席登録

ユーザーがセッションのインストラクターの場合、「出席登録」で受講者の出席を登録することができます。

このオプションは、「セッション」タブのセッションカードに表示されます。出席を登録するセッションカードの「出席登録」をタップして登録します。詳細については、こちらの「モバイルアプリでセッションの出席を登録する」をご参照ください。

インストラクターとして割り当てられたセッションのみが表示されます。
開始日が到来していない場合、セッションの出席を登録することはできません。
インストラクターが複数の受講者を選択した場合、登録された出席は選択した受講者全員に適用されます。既に出席登録がされていた場合、以前の出席登録は更新されます。

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QRコード生成

管理者が、「受講者によるモバイルアプリからの出席登録を許可する」オプションを有効にし、QRコードを選択している場合、インストラクターは受講者がセッションの出席を登録するためのQRコードを生成できます。

このオプションは、「セッション」タブのセッションカードに表示されます。

QRコードを生成すると、印刷や、共有ができます。例えば、スライドデッキに挿入して、セッション中に受講者がスキャンすることができます。詳細については、こちらの「モバイルアプリでセッションの出席を登録する」をご参照ください。

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4.学習コンテンツへのアクセス

コースやトレーニングプランのコンテンツへは、コースやトレーニングプランのページの「説明」タブページからアクセスすることができます。

コースの場合、コースのすべての学習項目を含む「ラーニングモジュール」ブロックに、すべての学習項目が表示されます。受講者は、ここから学習項目にアクセスして学習を開始することができます。

トレーニングプランの場合、「コース」というブロックに、トレーニングプラン内のすべてのコースが表示されます。学習者は、ここからコースにアクセスして学習を開始することができます。

LMS365モバイルアプリでコースを受講する

コースの場合、コースの「説明」タブページにラーニングモジュールブロックが表示されます。このブロックにはコースのすべての学習項目が表示されます。

このブロックには項目名、説明(設定されている場合)、学習の進捗バーとステータス(未開始、受講中、完了、失敗)および、学習項目のアクションボタンが進捗に応じて表示されます。

開始:学習項目は開始されていません。タップして試行を開始します。

続ける:学習が中断しています。中断したところからトレーニングを再開します。

レビュー:完了、または試行回数が残っていません。学習項目のコンテンツを見ることができます。

ロックされています:受講者がコースに登録されていない、または、先行する学習項目が完了するまで、学習項目はロックされています。ロックが解除されると開始することができます。

ラーニングモジュールには、1つまたは複数の学習項目が含まれています。ラーニングモジュール内の学習項目を表示するには、コースページまたはプレイヤー画面で展開ボタンをタップします。

ラーニングモジュール内の各学習項目には、チェックボックスが表示されます。受講者がまだその学習項目を開始していない場合、チェックボックスは空白になります。学習項目を試行中、完了、または失敗した場合、チェックボックスのマークは次のようになります。

試行中:青、完了:緑、失敗:赤。前提条件が設定されている場合はロックが表示されます。

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LMS365 モバイルアプリでトレーニングプランを受講する

トレーニングプランの場合「説明」タブページの「コース」ブロックに、トレーニングプランのすべてのコースが表示されます。

各コースの、タイトル、説明、学習の進捗バーとステータス(未開始、受講中、完了、失敗)および、学習項目のアクションボタンが進捗に応じて表示されます。

開始:コースを開始していません。タップしてこのコースに移動し、受講を開始します。

続ける:コースは受講中です。タップしてこのコースに移動し、中断したトレーニングを再開します。

レビュー:完了したコース、または試行回数が残っていない学習項目があるコース。

ロックされています:学習者がまだ登録されていないコース、または、トレーニングプラン内の先行するコースが完了するまでロックされています。ロックが解除されると開始することができます。

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コースページに移動すると、コース内のすべての学習項目が表示されます。ここでコースの学習項目を開始、継続、または確認することができます。

コンテンツをオンラインまたはオフラインで利用する

LMS365モバイルアプリを使った学習は、オンラインとオフラインの2つのモードで行うことができます。

オンラインモードとは、インターネットに接続され、LMS365サーバーとの同期が有効となっている状態です。

オフラインモードでは、ダウンロードしたトレーニングのみを受講することができます。

インターネットとサーバーへの接続を確認するには、画面下部の「設定」タブを開きます。

オンラインモードでは学習項目はすべて利用できますが、オフラインモードでは、次の制限があります。

  • ダウンロードしたコースのみ利用できます。
  • ダウンロードできるのは、少なくとも1つのSCORMパッケージまたはクイズが含まれるコースのみです。
  • AICCコンテンツパッケージはオフラインモードでは動作しません。
  • 受講者がコースをダウンロードすると、ダウンロード可能なコースのすべてのラーニングモジュールがダウンロードされますが、受講できるのはSCORMパッケージとクイズのみです。
  • クイズの設問タイプ「組み合わせ問題」はオフラインモードでは異なる表示となります。オフラインでは、中央のアイテムと上部および下部のアイテムを組み合わせます。

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