Learn365 Cloud API は、他のアプリケーションとの統合を可能にし、組織のプロセスの合理化とビジネスパフォーマンスの向上を可能にします。Learn365 API エンドポイントは、その目的と機能に応じてセクションに分類されています。
ここでは、Learn365 Cloud API の各セクションについてご説明します。
参考 💡
- セクションはアルファベット順に表示されます。各セクションの説明は、そのセクションに含まれる API の一般的な機能に基づいており、クエリ オプション パラメータは設定されていません。
- Learn365 API を利用するためには、最初にログインが必要です。
重要!
新しいスキル エンドポイントが実装されました。従来のコンピテンシー エンドポイントは、現在 2025 年 8 月 18 日 (月) に予定されている Learn365(v.3.64)リリースで非推奨になり、最終的に廃止され、スキル エンドポイントに置き換わります。
Microsoft power app などでコンピテンシー エンドポイントを使用されている場合、エンドポイントが廃止される前に新しいスキル エンドポイントへの移行をお勧めします。
API セクション リストの表示
Apps
Apps セクションには、個別のアプリケーションとして使用されていないが、Learn365 ソリューションの組み込みの一部である API が含まれています。これらの API を使用すると、テナント上のすべてのアプリケーションのリストと ID を取得できます。
Assessments
Assessments セクションには、テナント上の「評価」に関連する情報を取得するための API エンドポイントが含まれます。
この情報には評価の ID、およびその一部であるコース、評価のタイトル、説明、監督者および設定が含まれます。
このセクションの API では、テナント上の評価のリストの取得、評価の作成、更新、削除、承認をすることができます。
Assets
Assets セクションの API では、アセットのダウンロードとアップロードができるます。
アセットとは、例えばトレーニングやラーニング モジュールの説明など、リッチテキスト エディタを通して Learn365 管理センターに置くことができるドキュメント、ビデオ、画像を指します。
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Assignments
Assignments セクションには、新しい課題を作成したり、テナント上の課題のリストと ID の取得、課題を完了としてマークするための API エンドポイントが含まれています。
CertificateTemplates
CertificateTemplates セクションには、テナント上のすべての認定証テンプレートのリストの取得、認定証テンプレートを作成、更新、削除するための API エンドポイントが含まれています。
Certificates
Certificates セクションの API エンドポイントでは、次のことができます。
- テナント上の ID、画像、およびこれらの認定証を付与されたユーザーを含む、認定証に関する情報の取得
- 認定証の作成
- 認定証を再発行
- 認定証の画像のアップロード
- 認定証のステータス、発行日、有効期限の更新
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Competencies
注記:
Competencies は、2025 年 8 月 18 日 (月) に非推奨になる予定です。新しい Skills エンドポイントに移行することをお勧めします。
Competencies セクションには、テナント上のすべてのスキルのリストの取得と、スキルを作成、更新、削除するための APIエンドポイントが含まれています。
CompetencyCategories
注記:
CompetencyCategories は、2025 年 8 月 18 日 (月) に非推奨になる予定です。新しい SkillCategories エンドポイントに移行することをお勧めします。
CompetencyCategories セクションには、テナント上のスキル カテゴリーのリストの取得、スキルのカテゴリを作成、更新、削除するための APIエンドポイントが含まれています。
CompetencyScaleSets
注記:
CompetencyScaleSets は、2025 年 8 月 18 日 (月) に非推奨になる予定です。新しい SkillScaleSets エンドポイントに移行することをお勧めします。
CompetencyScaleSets セクションには、テナント上のスキル レベル セットのリストの取得、スキル レベル セットを作成、更新、削除するための APIエンドポイントが含まれています。
CompetencyTags
注記:
CompetencyTags は、2025 年 8 月 18 日 (月) に非推奨になる予定です。新しい SkillTags エンドポイントに移行することをお勧めします。
CompetencyTags セクションには、テナント上のスキルタグのリストの取得、スキルタグを作成、更新、削除するための API エンドポイントが含まれます。
CourseCatalogs
CourseCatalogs セクションにある API エンドポイントでは次のことができます。
- 新しいコースカタログの作成
- 既存のコースカタログまたはその一部の更新
- テナント上のコースカタログのリストとその ID の取得
- コースカタログにユーザーの追加 /コースカタログからユーザを削除
- コースカタログからアセットのダウンロード
関連記事:
- API によるコースカタログ ID の取得
- API によるコースカタログからのユーザー/ Microsoft Entra (Azure Active Directory) グループの削除
- コースカタログの名前とURLを変更する
- API によるコースカタログへのユーザーの追加
- API によるコース カタログ アセットの閲覧とダウンロード
- API によるカタログ管理者の取得
CourseCategories
CourseCategories セクションには、テナント上のカテゴリーリストの取得、カテゴリーを作成、更新、削除するための API エンドポイントが含まれています。
関連記事:
CourseCompletionSets
CourseCompletionSets セクションには、テナント上のコース完了セットのリストの取得、およびコース完了セットを作成、更新、削除するための API エンドポイントが含まれています。
CourseImages
CourseImages セクションには、コースやコースのバナーに使用する画像をアップロードするための API エンドポイントが含まれています。
CourseLayouts
CourseLayoutsセクションの API エンドポイントは廃止されました。
Courses
Courses セクションには、コースのリスト(一般的なものとパラメータが設定されたもの)と各種詳細情報の取得、コースを作成、更新、削除するための API エンドポイントが含まれます。
コースへの登録、コースからの登録解除、コース評価の管理、コース完了設定を管理する API も用意されています。また、コースセッションの追加、更新、削除もできます。
関連記事:
- API によるコース ID の取得
- API によるコース URL の取得
- API によるセッション/ セッション グループ ID の取得
- GET/odata/v2/Courses エンドポイントを通じたセッションデータの取得
- API にるセッション 開始日と終了日の取得
- GET /odata/v2/Courses エンドポイントのAdminsとTrainers
- API によるトレーニング作成状況の確認
- API によるコース/ トレーニング プランのデータの消去
- API による コース/ トレーニングプランの作成
- API によるセッションとセッショングループの作成
- API によるコースへのユーザー登録
- API によるトレーニングプランへのユーザー登録
- API によるコース、 トレーニングプランからのユーザー/グループの登録解除
- API によるコースセッションの更新
- API による削除されたコース/ トレーニング プランの取得
- API によるユーザーが管理者であるコース/トレーニングプランの取得
- API によるインポートしたコース リストの取得
- API によるコースの削除
CourseSessions
CourseSessions セクションには、テナント上のすべての単独のセッションおよびセッショングループのリストを取得するための API エンドポイントが含まれます。
関連記事:
CourseSessionRequests
CourseSessionRequests セクションには、設定されたパラメータに基づいて、テナント上のすべてのセッション リクエスト リストの取得、コース セッション リクエストの追加、削除するための API エンドポイントが含まれます。
CourseTags
CourseTags セクションには、テナント上のすべてのコースタグのリストの取得、コースタグの作成、更新、削除するための API エンドポイントが含まれます。
EmailNotifications
必要なロール:カタログ管理者
EmailNotifications セクションには、メール通知を管理するための API エンドポイントが含まれています。
- ID によるメール通知テンプレートの取得
- メール通知テンプレートの更新
- 特定のコースカタログのすべての通知テンプレートリストの取得
- カタログ レベルでメール通知テンプレートを有効/無効にする
- Microsoft 365 接続設定を有効/無効にする
- カスタマイズした通知テンプレートのリセット
- Eメール通知テンプレートにおけるコース通知のリストの取得
- E メール通知テンプレートにおける特定のコース通知の取得
- コース レベルでメール通知テンプレートを有効/無効にする
- すべての Eメール通知テンプレートにおけるコース通知のリストの取得
EnrollmentFlows
EnrollmentFlows セクションには、テナント上の登録フローに関連する情報を取得する API エンドポイントが含まれています。
Enrollments
Enrollments セクションには、新規登録、復帰、取り消し、承認、却下、消去、およびその他のアクションを行うための API エンドポイントが含まれています。
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ExternalApps
ExternalApps セクションには、テナント上の外部アプリのリストの取得、外部アプリの追加、置換、削除するための API エンドポイントが含まれます。
また、コース内の外部アプリの配置を変更することもできます。
ExternalTrainings
ExternalTrainings セクションには、テナントにコース、コースの完了、および認定証をインポートするための API エンドポイントが含まれています。
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GroupRestrictions
GroupRestrictions セクションには、Learn365 管理センターで Microsoft Entra(Azure Active Directory) グループのユーザーの可視性を制限するための API が含まれています。
例えば、グループ制限がオンの場合、受講者をトレーニングに登録する際に、特定の Microsoft Entra (Azure Active Directory)グループのユーザーのみが表示されます。
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Groups
Groups セクションには、カスタム ユーザー グループの作成と削除、カスタム グループへのユーザーの追加と削除、グループ リストの表示、グループ内のユーザーリストの表示をするための API が含まれています。
カスタム ユーザー グループは、Learn365 API を通じて作成および管理できるグループです。Microsoft Entra グループとは異なり、カスタム ユーザー グループには、Learn365 とFlow365 のあらゆるタイプのユーザーを含むことができます。
関連記事:
- APIによる カスタム ユーザー グループ の作成と削除
- API による Microsoft Entra / カスタム ユーザー グループ の ID の取得
- API による カスタム ユーザー グループへのユーザーの追加または削除
- API によるカスタム ユーザー グループ の所有者の追加
LearningModuleAttempts
LearningModuleAttempts セクションには、テナント上のラーニング モジュールにおけるユーザーの試行リストの取得、ユーザーの試行の更新、削除、また新しい試行を生成するための API エンドポイントが含まれています。
LearningModules
LearningModules セクションには、テナント上のすべてのコースのラーニングモジュールのリストの取得、およびラーニングモジュールの作成、更新、削除するための API エンドポイントが含まれています。
関連記事:
- API によるコース/ラーニングモジュールへのSCORMの追加
- API による学習項目の公開ステータスの変更
- API / Power Automate によるラーニングモジュールの作成
- API によるラーニング モジュールの完了
QuestionPoolCategories
QuestionPoolCategories セクションには、テナント上の問題集のカテゴリリストの取得、および問題集に新しいカテゴリを作成するための API エンドポイントが含まれています。
QuizAttempts
QuizAttempts セクションには、テナントでの受講者のクイズの試行リスト(受講者のクイズの解答を含む)を取得できる API エンドポイントが含まれています。
関連記事:
QuizQuestionPools
QuizQuestionPools セクションには、テナント上の問題集のリストを取得し、新しい問題集を作成するための API エンドポイントが含まれています。
Quizzes
Quizzes セクションには、テナント上のクイズのリストと関連するクイズ データの取得、クイズの更新、削除、新しいクイズを作成するための API エンドポイントが含まれています。
関連記事:
RoleAssignments
RoleAssignments セクションには、ユーザーやグループに割り当てられたロールのリストを取得するための API エンドポイントが含まれています。
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Reports
Reports セクションには、テナント上のセッションのユーザーあたりのコストに関する情報の取得と、受講者のトレーニング所要時間レポートを生成するための API エンドポイントが含まれています。
関連記事:
ScormAttempts
ScormAttempts セクションには、テナント上のすべての SCORM における、すべてのユーザーの試行リストの取得、およびSCORMの作成、更新するための API エンドポイントが含まれています。
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Scorms
Scorms セクションには、テナントに .zipファイルをアップロードし、それに基づいてコンテンツパッケージを作成するための API エンドポインが含まれています。また、SCORMとその ID、 SCORM コンテンツ、コンテンツ URL のリストの取得、コースの学習項目における SCORM の配置の変更、コンテンツパッケージの削除など、既存の SCORM を管理することもできます。
関連記事:
SkillCategories
SkillCategories セクションには、テナント上のスキル カテゴリのリストを取得、スキルカテゴリの作成、更新、削除するための API エンドポイントが含まれています。
Skills
Skills セクションには、テナント上のすべてのスキルのリストの取得、スキルの作成、更新、削除するための API エンドポイントが含まれています。
SkillScaleSets
SkillScaleSets セクションには、テナント上のスキル レベルセットのリストの取得、スキル レベルセットの作成、更新、削除するための API エンドポイントが含まれています。
SkillTags
SkillTags セクションには、テナント上のスキル タグのリストの取得、スキル タグの作成、更新、削除するための API エンドポイントが含まれています。
TargetSkills
TargetSkills セクションには、テナント上の目標スキルの定義のリストの取得、単一の定義に関する情報や特定の受講者に適用された定義のリストの取得、目標スキルの定義の作成、更新、削除するための API エンドポイントが含まれています。
関連記事:
TrainingPlans
TrainingPlans セクションには、トレーニング プランのリスト(一般的なものとパラメータが設定されたもの)の取得、およびトレーニング プランへのコースの追加、トレーニング プランからのコースの削除、トレーニング プランを更新するための API エンドポイントが含まれています。
関連記事:
UserCompetencies
注記:
UserCompetencies エンドポイントは、2025 年 8 月 18 日 (月) に非推奨になる予定です。新しい UserSkills エンドポイントに移行することをお勧めします。
UserCompetencie セクションには、テナント内のすべてのユーザーの、すべてのスキルのリストを取得する API エンドポイントが含まれています。
関連記事:
UserFields
UserFields セクションには、テナント内で Learn365 管理センターの ユーザー ページに表示される情報の取得、情報の更新、削除と、新しい列を作成するための API エンドポイントが含まれています。
関連記事:
UserRanks
UserRanks セクションには、テナント内での獲得したCEU数によるユーザーのランキングに関連する情報を取得するための API エンドポイントが含まれています。
Users
Users セクションには、テナント上のユーザーリスト、ユーザー情報の取得、消去、統合、更新するための API エンドポイントが含まれています。
注記:
次の Users エンドポイントは、2025 年 8 月 18 日 (月) に非推奨になる予定です。
- POST /odata/v2/Users('{LoginName}')/GrantCompetency
- POST /odata/v2/Users('{LoginName}')/RevokeCompetency
- POST /odata/v2/Users('{LoginName}')/PurgeCompetency
それぞれ、次の新しい UserSkills エンドポイントに移行することをお勧めします。
- POST /services/skills/catalog/{courseCatalogId}/UserSkills/User/{userLoginName}/GrantSkill
- POST /services/skills/catalog/{courseCatalogId}/UserSkills/User/{userLoginName}/RevokeSkill
- POST /services/skills/catalog/{courseCatalogId}/UserSkills/User/{userLoginName}/PurgeSkill
関連記事:
- API によるユーザー/ グループ ID の取得
- API による ユーザー/ グループ のログイン名の取得
- API によるユーザーのスキルの取り消し
- API による Learn365 ユーザーアカウントの統合
- API によるユーザーとユーザー データの消去
- API によるユーザーのスキルの消去
- API でユーザー情報を更新する
UserSkillRequest
UserSkillRequest セクションには、現在サインインしているユーザーのすべてのスキル リクエストのリストの取得、テナント上の任意のユーザーの1つのスキルリクエストに関する情報を取得するための API エンドポイントが含まれています。
UserSkills
UserSkills セクションには、テナント上のすべてのユーザーのスキルのリストの取得、ユーザーに対するスキルの付与、取り消し、削除するためのAPIが含まれています。
関連記事:
WaitingListRequests
WaitingListRequests セクションには、ユーザーのキャンセル待ち(ウエイトリスト)に関する情報の取得、およびウエイトリストへの追加や、ウエイトリストから削除するための API エンドポイントが含まれています。
WebHookRegistrations
WebHookRegistrations セクションには、テナント上の WebHook へのサブスクライブと WebHookからのサブスクライブ解除、ユーザーの WebHook に関する情報の取得、新しいWebHookの登録、およびWebHook の登録の更新、削除するための API エンドポイントが含まれています。