新しい機能
Microsoft Viva Learningとの統合
今回リリースで、LMS365とMicrosoft Viva Learningの統合を開始し、Viva LearningでLMS365のコースやトレーニングプランを受講することができるようになりました。LMS365管理センター>グローバル設定>LMS設定に「統合コネクタ」が追加され、そこに用意された「Viva ラーニング (プレビュー)」
を設定して、Viva Learning で利用できるコンテンツプロバイダーのリストにLMS365を含めることができます。
セッション(インストラクター主導型コース)
セッション設定パネルに「名前」フィールドが導入され、すべてのセッションに固有の名前を付けることができるようになりました。
セッション名は、コースホームページ、コースカタログやトレーニングダッシュボードのコースカードにあるセッション情報や、通知、Microsoft Outlookの予定表に表示されます。
また、トレーニングレポートで作成されるレポートにも表示されます。
トレーニングの作成と管理
トレーニング作成(編集)パネルの情報セクションに、「所要時間 (標準形式)」フィールドが追加されました。DD:HH:MMでトレーニングの所要時間を入力することができます。
変更と改善
クラッシック認証方式の非推奨について
Microsoftが2022年10月1日に Exchange Online の Basic認証を廃止することに伴い、クラッシック認証は非推奨となります。
トレーニング情報コールアウトのデザイン変更
コースやトレーニングプランの詳細情報が、コースカタログやトレーニングダッシュボードにサイドパネルとして表示されるようになりました。
トレーニングの作成と管理
ユーザー検索において、50個の電子メールアドレス、または1500の文字の制限に達すると、超過したアドレスは自動的にリストから削除され、情報メッセージでそのことが通知されます。
ラーニングモジュール(以前のビュー)は、コンテンツセクションの「+学習項目の追加」リストから削除されました。
コースの進捗パネル
インストラクター主導型コースの「ユーザーを複数のコースセッションに登録する」タイプでは、コースの進捗パネルでセッションによるフィルタリングが可能になりました。
承認フロー
受講申請を承認する際のエラーメッセージが更新されました。トレーニングへの受講者登録が最大5000人に達すると、承認者に通知します。
トレーニング ダッシュボード
トレーニングダッシュボードで、概要セクションにある「評価対象の学習者」ブロックのデザインが変更されました。評価の詳細表示 ({0})、評価の簡易表示、およびコース閲覧オプションが導入されました。
LMS365 管理センター
ユーザーページとライン管理者ダッシュボードページのツールバーに、検索バーが追加されました。。ページのすべての列に対して検索が実行され、一致するものを見つけることができます。
「ユーザー」ページの列フィルターで、値なし(例:部署なし)でフィルタリングすることが可能になりました。
LMS365 2022年1月リリース以前に作成されたコースとトレーニングプランの移行がすべての地域で完了したため、LMS365管理センターのカタログ設定セクションから「SharePointサイトのテーマ設定」オプションは削除されました。
LMS365モバイルアプリケーションでこの設定を使用しなくなったため、LMS365管理センターのモバイル設定セクションから「データローディング設定」オプションは削除されました。
レポート
トレーニングレポートオプションで作成されるレポートにおいて、認定証の列の名前が「現在の進捗状況の証明書」に変更されました。
権限の種類
権限管理.読み取り. ディレクトリから、委任されたサクセス許可タイプは削除されました。
APIの更新
セッションの名前の導入に伴い、以下のLMS365 APIエンドポイントに新しいプロパティ「Title」が導入されました。
- POST /odata/v2/Courses({id})/CourseSessions
- PUT /odata/v2/Courses({id})/CourseSessions({courseSessionId})
- GET /odata/v2/Courses({id})/CourseSessions({courseSessionId})
- GET /odata/v2/CourseSessions
- GET /odata/v2/CourseSessions({Id})
APIエンドポイント POST /odata/v2/Users('{LoginName}')/Merge は、評価を含めるために更新されまし。
評価に関連する LMS365 API の必須パラメーターが更新されました。
修正
● ラーニングモジュールビルダー>ドキュメント>アップロードで、アップロードする動画が300MB以上の場合、アップロードが完了できない場合がある。
● LMS365 Power Automate でコース作成アクションを実行すると、コースセッションの登録タイプフィールドで「複数に登録」が設定できないことがある。