December 2022 (v.3.35) 2022/12/19

  • 更新

新しい機能

インストラクター主導型トレーニング

新しいオプション「セッション登録なしでの受講登録を許可する」が追加されました。
このオプションは、ユーザーを1つ、および複数のセッションに登録するタイプのインストラクター主導型コースで利用できます。
このオプションは、コース設定パネルの設定セクションで設定され、既定では OFF になっています。
このオプションを ON にした場合、受講者はコースのコンテンツにアクセスでき、コースのセッションに登録または参加しなくても、コースを完了することができます。
セッションに登録せずにコースに登録したユーザーには、セッション選択の通知は送信されません。

セッションに登録せずにコースに登録することが許可されているユーザーが、自分でコースセッションのウエイトリストに追加した場合、セッションに空席が出るまでコースに登録されません。

1つのセッションに登録するタイプのインストラクター主導型コースに、新しいオプション「セッション登録のキャンセル」が追加されました。
このオプションは、「セッション登録なしでの受講登録を許可する」オプションが ON の場合(つまり、セッションの出席が任意の場合)、コースの受講者がセッションの登録をキャンセルして、受講を継続できるようにします。

コースカタログページのカテゴリーフィルター

コースカタログページのカテゴリフィルターに「カテゴリのフィルタリング ロジック」オプションが導入されました。
複数のカテゴリーを選択した場合、ページ上でカテゴリーフィルターをどのように適用するかを選択することができます。
「既定の選択」は、選択したいずれかのカテゴリーが設定されたすべてのコースとトレーニングプランを表示します。
「重なった選択」は、選択したすべてのカテゴリーが設定されたコースとトレーニングプランを表示します。

カテゴリーフィルターで、親カテゴリーを選択すると、そのサブカテゴリーが自動的に選択されるようになりました。

変更と改善

LMS365 製品のUI

LMS365 管理センター、LMS365 Microsoft Teams アプリ、LMS365 モバイルアプリで、LMS365製品のUI ロゴが新しくなりました。

Go1との統合

今回のリリース以降、LMS365  Standard サブスクリプションでご利用のお客様は、 Go1の統合をご利用いただくことはできません。
Go1 統合は LMS365 Professional サブスクリプションに含まれています。

Go1 統合が、Government Cloud のテナントで利用できるようになりました。

他の人がユーザーのアカウントを使ってログインすると、接続が切断され、次のメッセージを表示します。
”あなたのGo1アカウントへの接続中に問題が発生しました。LMS365 のグローバル設定を確認し、もう一度やり直してください。このエラーが続く場合は、Go1 サブスクリプションを確認してください。" 

LMS365 と Go1 の統合が確立されている場合、トレーニング管理ページのメニューバーに Go1 コースのインポートが個別オプションとして表示されるようになりました。

Go1コースのインポートパネルのフィルターが新しいデザインになりました。フィルターのアイコンは LMS365 の他のアイコンと同じものになり、フィルターは選択したパラメータの数を表示します。

トレーニングの作成と管理

所要時間(標準形式)フィールドは、サポートされているすべての言語へのローカリゼーションを反映するようになりました。

コンテンツパッケージストレージ

サードパーティプロバイダーから LMS365 にインポートされたコンテンツパッケージの横に、雲のアイコンが表示されるようになりました。

API 

「セッション登録なしでの受講登録を許可する」オプションの導入により、パラメータ「ignoreSessionRequirements」を使用して、セッション登録なしでユーザーをコースに登録することができるようになりました。

通知

今回のリリースで、ウェビナータイプのコースの通知テンプレートの猶予期間が終了しました。
これにより、ウェビナータイプのコースの通知は送信されません。これらのテンプレートは、すべてインストラクター主導型トレーニングの通知テンプレートに置き換えられます。
ウェビナーコースに関する通知テンプレートの名称は「(非推奨)」に変更され、今後は編集できなくなります。

フリーミアム

サブスクリプション情報ページの上部にあるフリーミアムの制限バナーに、今月中に新規登録できる数が表示されるようになりました。

UIの変更と改善

クイズエディタが新しいデザインになり、機能が強化されました。
新しいデザインのクイズエディターは、従来のものと同じ機能を保ちながら、アイコンやアクションが次のように再編成されています。

  • 新しいクイズビルダーには、クイズエディター用の「設問」と、クイズの名前や詳細を設定するための「詳細と設定」の2つのセクションがあります。
    作成コマンドと公開オプションは、クイズビルダーのフッターに表示されます。
  • クイズおよび設問プールを作成、編集するユーザーインターフェイスは同じです。すべての設問が表示され、新しい設問を追加・編集・削除することができます。だだし、設問プールビルダーには公開オプションがありません。
  • クイズおよび設問プールで、選択した設問の種類を作成画面で変更することが可能になりました。
  • 領域選択問題に画像ライブラリが組み込まれ、アップロードした画像がシステムに保存できるようになりました。
  • クイズの「コースで使用中」セクションで、管理者は選択したクイズがどのコースで使用されているかを確認することができるようになりました。

修正

  • API:PATCH/PUT odata/v2/Courses({id}) エンドポイントを使用した後、コース完了セットから完了条件の最低出席率パラメータが削除される問題
  • 1つのセッションに登録するタイプのコースで、受講者のセッション登録が変更され、当初のセッションが削除された場合、受講者の出席を登録することができない問題
  • トレーニングプラン設定パネルのコースセクションで、コースが断片的に読み込まれることにより、すべてのコースが読み込まれる前にトレーニングプランからコースを削除すると、まだ読み込まれていないコースの一部も削除されてしまう問題
  • API:POST /odata/v2/CourseCatalogs エンドポイントを使用して、既存の SharePoint サイトコレクションに基づくカタログを作成する場合、Title パラメータが指定されていなければエラーとなり失敗する問題
  • トレーニングのレポートがユーザーのブラウザの言語で作成されない問題
  • SCORMの受講者の詳細レポートがユーザーのブラウザの言語で生成されない問題
  • トレーニングの地域設定ツールチップで、レポートが 地域のパラメータによって左右されると誤った表示がされる問題
  • すべてのセッションに登録するタイプのインストラクター主導型コースで、設定した出席率が受講の進捗に表示されない問題
  • すべてのセッションに登録するタイプのインストラクター主導型コースで、登録期限オプションに誤ったタイムゾーンが表示される
  • レポートで、期間フィールドの値が小数で表示される
  • 1つのセッションに登録するタイプのインストラクター主導型コースで、ユーザーが Azure ADグループ経由で別のセッションに登録された後でも、そのユーザーが自分で登録したセッションの「受講者を管理する」パネルに表示されることがある問題
  • 1つのセッションに登録するタイプのインストラクター主導型コースで、コースに登録したユーザーが自分でセッションを登録した後、Aure ADのグループを経由して同じコースに登録されると、そのユーザーの出席を登録できない問題
  • 複数のセッションに登録するタイプのインストラクター主導型コースで、ユーザーがAzure ADのグループ経由でコースの異なるセッションに登録されたとき、ユーザーのセッションリストが更新されない問題