LMS365 September 2023 Release が完了し、すべてのお客様にご利用いただけるようになりました。
September 2023 Release のポイント
ラーニング モジュール
SharePointフォルダからのファイルの追加が可能になりました。
今回のリリースにより、管理者は、組織で利用できるすべてのSharePoint ファイルから、直接ラーニングモジュールに追加できるようになりました。
ファイルの追加パネルには、関連するファイルの検索、フィルタリング、ソートオプションが用意されています。
SharePoint内の既存のライブラリのファイルを使用することにより、重複したファイルを読み込むこともなくなり、より簡単にコースの作成を行うことができます。
また、Microsoft Modern Stream の使用もサポートされ、管理者は組織のすべてのStreamビデオをコースで使用することができます。
このオプションはプレビュー版となります。ご使用の際には、LMS365管理センター>グローバル設定>LMS設定の「新機能」でオプションを有効にする必要があります。 |
コンテンツ エディタ
新しいコンテンツ エディタが導入されました。
LMS365に新しいコンテンツエディタが導入されました。新しいコンテンツエディタのツールにより、魅力的な装飾を加えたコースページ、認定証、通知などを作成することができます。
直感的なインターフェースと強化されたスタイリングオプションで、従来よりも充実したコンテンツを手軽に作成することをサポートします。
今回リリースでは、通知テンプレートと受講者へのメッセージ送信テンプレートに新しいエディタが導入されています。
今後のアップデートで、このエディタの導入範囲をさらに拡大する予定です。
Viva ラーニング の統合
LMS365 から、異なるプロバイダ名やロゴでコースを提供できるようになりました。
Microsoft Viva Learning との統合の継続的な機能改善の一つとして、1つのテナントに対して複数のプロバイダを接続するオプションが追加されました。
これにより、ユーザーはLMS365を1つインストールするだけで、Viva Learningで複数のプロバイダーからコースを表示させることができます。
例えば、組織が様々な言語で複数のコースカタログを持っている場合、Viva Learningではユニークなプロバイダー名とロゴを使って、異なる言語のカタログからコースを表示するように設定することができます。
具体的な例を挙げると、英語のコースカタログとフランス語のコースカタログがあるとします。
それぞれのコースカタログにユニークな名前とロゴを設定し、プロバイダーとして追加します。
受講者は、Viva Learningでこのフランス語のプロバイダーを選択すると、フランス語コースカタログのコースのみが表示されます。
また、Viva Learning で一部のコースカタログのコースのみを表示することもできます。
各プロバイダーはLMS365の グローバル設定>LMS設定の「統合コネクタ」で設定します。同じプロバイダ名とロゴに、複数のコースカタログを含めることができます。
これにより、Viva Learningでのコースコンテンツの分離とコースの可視性のコントロールが簡単になります。
通知
イベント終了後のリマインダーの送信が可能になりました。
弊社は、受講者が期限内にコースを完了し、認定証やスキルの有効性を確保することはとても重要だと考えています。
今回のリリースでは、コースの期限切れ後、認定証の有効期限切れ後、スキルの失効後に、受講者と管理者にリマインダーの送信する通知を導入しました。
このオプションにより、例えば、認定証の有効期限が切れた後、任意の間隔で、受講者に認定証の有効期限が切れていることを知らせるリマインダーを送信できます。
監査証跡
監査証跡に新しい機能が追加されました。
フィルタを使用して、APIキーによって開始されたイベントの概要を取得したり、ログに記録されたイベントの詳細を表示することで、目的の証跡をより簡単に見つけることが可能になりました。
LMS365 September 2023 Release の詳細については、リリースノート「September 2023(v.3.41) 2023/9/18」をご覧ください。