新機能
必要な対策:SharePoint アドイン認証から Microsoft Entra ID (Azure Active Directory) 認証への移行
重要!
これは、2025年5月1日(木)以降 Learn365を引き続きご利用いただくために、Microsoft 365 グローバル管理者によって 2025年4月30日(水)までに完了されなければならないタスクに関する重要なお知らせです。
Microsoft は、SharePoint アドインと ACS の廃止を発表しました。そのため、2025年5月1日以降もLearn365 を継続して使用するため、Microsoftの推奨に従って SharePoint 用 Microsoft Entra ID(Azure Active Directory)認証モデルに移行します。
- 2024年10月14日以前に Learn365 がインストールされたお客様の場合、Microsoft 365 グローバル管理者は 2025年4月30日(水)までに SharePoint アドイン 認証から SharePoint 用 Microsoft Entra ID (Azure Active Directory) 認証に移行する必要があります。
- 2024 年 10 月 14 日以降に Learn365 をインストールされたお客様は、すでに SharePoint 用 Microsoft Entra ID (Azure Active Directory) 認証を使用しているため、移行の操作は必要ありません。
今回のリリースでは、Learn365 管理センターの上部の通知バナーから利用できる「移行ツール」を提供しています。
万が一、移行中に問題やエラーが発生した場合、問題を解決し、2025 年4月30日までに移行を完了するためにも、移行はできるだけ早い機会に実行することを強くお勧めします。
通知バナーは、影響を受けるすべてのお客様の Learn365 管理センターで、Microsoft 365 グローバル管理者、LMS 管理者、カタログ管理者、コース管理者、講師に向けて表示されます。
通知バナーは、移行が正常に完了されるまで表示されます。
Microsoft による SharePoint アドインと Azure Access Control Services(ACS)の廃止については、こちらを参照してください。
Microsoft 365 グローバル管理者が移行を実行する方法の詳細な手順については、 こちらを参照してください。
OpenSesameの統合
オンライン教育プラットフォーム「OpenSesame」から Learn365 にコースをインポートできるようになりました。
この機能は、フリーミアム、プロフェッショナル、セレクト サブスクリプションをお持ちのお客様にご利用いただけます。
Flow365
LMS 管理者は、Learn365管理センター「すべてのカタログ」>ユーザー で .csv ファイルのインポートにより、 Flow365 ユーザー アカウントを一括で作成できるようになりました。
詳細については、こちらを参照してください。
LMS 管理者は、新しく作成された Flow365 ユーザーが受信する通知メールの内容とフォーマットをカスタマイズできるようになりました。
詳細については、こちらを参照してください。
Learn365管理センター「すべてのカタログ」>ユーザーでユーザーを作成/編集して、Flow365ユーザーにライン マネージャーを割り当てることができるようになりました。
AIによるトレーニングの提案
トレーニング ダッシュボードに、AI による学習アシスタンスが導入されました。
受講者が学習目標を入力すると、AI がそれに関連するトレーニングを見つけ出し、パーソナライズされたおすすめのトレーニングを提案します。
評価
学習項目「評価」に、ファイルのアップロード機能が導入されました。
これを行うには、学習項目「評価」の作成または編集で、「受講者に対してレビュー用ファイルのアップロードを求める」トグルをオンに設定します。
受講者は Learn365 内でコメントの投稿、評価用ファイルのアップロード、レビューのための送信(評価の確認を要求する)を行うことができます。アップロード可能なファイルフォーマットは次の通りです。: .avi、.bmp、.csv、.doc、.docx、.gif、.jpeg、.jpg、.mov、.mp4、.pdf .png、.xls .xlsx
注記:現在、ファイル名が英字で表記されたファイルのみ、アップロードが可能です。
監督者は、トレーニング ダッシュボード>「評価 」から、評価の確認、ファイルのアップロード、および必要に応じてコメントの追加ができます。
監督者がライン マネージャーの場合は、ライン マネージャー ダッシュボードで受講者を選択し、「評価 - レビュー待ち」から行うこともできます。
変更と改善
監査証跡
監査証跡記録の活動リストに、Flow365 および Learn365 ユーザーに関連するイベントが追加されました。
監査証跡の活動「受講者のスキルレベルが消去されました」は、「受講者のスキルが消去されました」に変更されました。
監査証跡レポートに記録されるイベントについては、こちらを参照してください。
監査証跡レポートの作成については、こちらを参照してください。
API 管理
Competency(コンピテンシー)エンドポイントに置き換わる新しい Skills(スキル)エンドポイントを実装しました。
従来の Competency エンドポイントは、2025年8月18日(月)に予定されている Learn365(v.3.64)リリースで廃止される予定です。それまでは引き続き使用できます。
何らかの問題やエラーが発生した場合、エンドポイントが廃止されるまでにそれらを解決するためにも、Competency エンドポイントの廃止に向けて新しい Skillsエンドポイントへの移行を進めることをお勧めします。
以下の表で、新しい Skills エンドポイント セクションと Competency エンドポイント セクションのマッピングを示しています。
New endpoints | Legacy endpoints |
Skills | Competencies |
SkillCategories | CompetencyCategories |
SkillScaleSets | CompetencyScaleSets |
SkillTags | CompetencyTags |
UserSkills | UserCompetencies |
Target Skills | (none) |
UserSkillRequest |
(none) |
新しい Skills セクションには TargetSkills と UserSkillRequest エンドポイントが導入されています。
TargetSkills エンドポイントを使用すると、API 経由でテナント上の「目標スキルの定義」のリストの取得や、「目標スキルの定義」に関する情報、特定の受講者に割り当てられた定義のリストを取得することができます。また、これらのエンドポイントを使用して、目標スキルの定義の作成、更新、および削除もできます。
UserSkillRequest エンドポイントを使用すると、現在サイン インしているユーザーのすべてのスキル申請のリストだけでなく、テナント上の任意のユーザーの特定のスキル申請に関する情報も取得できます。
Skills セクションについては、こちらを参照してください。
TargetSkills エンドポイントについては、こちらを参照してください。
Assessments セクションに新しいパラメータを追加しました。
Assessments セクション POST odata/v2/Assessments({Id}) リクエスト ボディに、新しいオプション「受講者に対してレビュー用ファイルのアップロードを求める」パラメータ "IsDocumentUploadRequired"が追加されました。
通知
セッション登録申請 通知テンプレートの件名が「{COURSE TITLE}」コースの受講を申請しました」から「{NAME}さんのコース「{COURSE TITLE}」へのセッション登録が必要です」に変更されました。
トレーニング ダッシュボード
受講者がすでに完了したコースで「コース起動」した場合、コースの最初の学習項目にリダイレクトされるようになりました。以前は、コースステータスにリダイレクトされていました。
解消された問題
- Learn365 管理センター>グローバル設定>言語設定>コース クリエーター で、アスタリスク*は付いていないが、SharePoint でサポートされている言語を選択した場合、これまで一部のケースで Learn365 製品ラベルが英語で表示されていましたが、独自の翻訳を提供することが可能になりました。
- トレーニングの詳細説明内にあるSharePointリンクが新しいブラウザウィンドウで開くようになりました。これまで、一部のケースでリンクが同じウィンドウで開いていました。
- コース カタログの名前とURLを変更した場合、変更前の名前とURLを新しいコースカタログで再利用することができるようになりました。これまでは、変更前の名前とURLは再利用できませんでした。