July 2021 Release(2021年7月7日更新)

  • 更新

LMS365の2021年7月のリリース予定についてお知らせします。

7月12日(月)より、地域のデータセンターで段階的にロールアウトを開始します。

アップグレードは以下のスケジュールで開始されます。ダウンタイムは発生しませんが、展開中にパフォーマンスの低下が発生する可能性があります。

Japan East at 2PM CEST time(日本時間:2021年7月12日(月) 21:00)

※ Microsoft TeamsのLMS365アプリとプロキシ は全リージョン終了後に更新されます。

今回のリリース:

コースとトレーニングプランの管理

トレーニングダッシュボード

SharePointの受講者数制限

トレーニングホームページ

LMS365モバイルアプリ

 

コースとトレーニングプランの管理

今回のリリースでは管理者がコースやトレーニングプランをカテゴリーや、コースカタログに表示されているかどうかでフィルタリングすることができる新しいフィルタが導入されます。これにより、管理者は特定の基準に合ったコースやトレーニングプラを一覧で把握することができます。

コースカタログに表示されているコースやトレーニングプラン:

コースやトレーニングプランがコースカタログに公開されているか一目で確認できるように、コースカタログ一覧に公開状況を示すmceclip2.pngのアイコンを表示します。

mceclip1.pngのアイコンをクリックすると、管理者はコースカタログへの表示ステータスでコースをソートすることができます。フィルタリングオプションでは、コースカタログに表示されるコースと表示されないコースのリストを取得することができます。

この機能は、コースカタログに表示するコースを変更することが日常的に行われている組織では、特に有効です。

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1つまたは複数のカテゴリーに関連するコースやトレーニングプラン:

カテゴリに関連するフィルタの場合、カテゴリにカーソルを合わせると、フィルタリングオプションが表示されます。このフィルターアイコンをクリックしてカテゴリを選択または検索し、1つまたは複数のカテゴリに関連するコースやトレーニングプランをフィルタリングして表示します。

category_filter.gif

トレーニングダッシュボード

トレーニングの検索 :

受講者は、ダッシュボードの「トレーニング」セクションから、トレーニングプランに含まれる学習コースの検索ができるようになります。

現在、受講者が登録されているコースがトレーニングプランに含まている場合、ダッシュボードでそのコースを検索しても結果に表示されません。今回のリリースでは、このトレーニングプランに含まれたコースも、ダッシュボードのトレーニング検索結果に表示します。コースタイプの横にあるアイコンにカーソルを合わせると、そのコースがどのトレーニングプランに含まれているを表示します。
search_course_from_training.gif

トレーニングの表示:

ダッシュボードの「トレーニング」セクションでは、予定されたトレーニングと完了していないトレーニングが受講者に表示されます。ダッシュボードではトレーニングプランのコースは個別に表示されないため、受講者がすでに完了したトレーニングプランに含まれている未完了のコースは表示されません。

今回のリリースにより、コースとトレーニングプランの進捗状況が異なる場合、ダッシュボードでコースとトレーニングプランを分離します。例えば、受講者が既に完了したトレーニングプランに含まれているコースを再受講する必要がある場合、トレーニングプランが表示されていなくても、このコースは「トレーニングダッシュボード」の「トレーニング」セクションに表示されます。

コースの種類の横にあるアイコンにカーソルを合わせると、そのコースがどのトレーニングプランに含まれているかが表示されます。

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SharePointの受講者数制限

SharePointの制限により、すべてのコースの個別登録数は最大5,000件です。つまり、既にコースに5,000件の個別登録がある場合、このコースに登録することはできません。

多くの受講者を抱える大規模な組織や、長期間にわたって運営されるコースでは、最終的に5,000件の個別登録数に達してしまいこの問題が発生する可能性があります。

今回のリリースにより、受講者がSharePointの制限により登録ができなくなった場合、その原因と対処方法を通知するヘルプテキストが表示されます

MicrosoftTeams-image__12_.png

注記: トレーニングプランに含まれるコースが制限に達した場合でも、受講者はトレーニングプランには登録することができます。この場合、受講者は当該コースに登録されず、このコースに受講登録すると、同じメッセージが表示されます。

 

トレーニングホームページ

トレーニングホームページの新デザインに対するご意見の募集について:

May 2021 Release では、トレーニング用ホームページの新デザインのプレビューをテスト用に公開しました。
新しいデザインについては、現在もフィードバックを収集しており、適宜調整を行っています。

組織内の特定のユーザーに対して新デザインを有効にしたい場合は、LMS3365のグローバル管理者がLMS3365管理センターの「新機能」セクションから行うことができます。選択されたユーザーには、トレーニング ホームページの新しいデザインが表示され、ページ内のウィジェットを介してLMS365チームに直接フィードバックを提供することができます。
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新しいデザインをお試しいただいた多くのお客様から、貴重なご意見をいただいております。皆様のご協力に感謝いたしますとともに、新しいデザインのトレーニング用ホームページの体験談を引き続きお寄せください。

LMS365モバイルアプリ

LMS365のモバイルアプリでは、データの読み込みを「遅延データローディング」 または「 バーンデータローディング」 で選択できます。

このオプションは、組織内でLMS365モバイルアプリを多用することで、組織のLMS365ウェブアプリケーションのパフォーマンスに影響を与えることを防ぐために導入されました。LMS365モバイルアプリでは、多くのユーザーが同時にコースへの登録などのリクエストを実行できるため、モバイルアプリのユーザーが多い大規模な組織では、モバイルアプリが利用可能なすべてのサーバーリソースを使用してしまう可能性があります。そのため、LMS365ウェブアプリケーションのパフォーマンスが低下する可能性があります。

既定値は「遅延データローディング」です。「遅延データローディング」はより安定しており、エラーが発生しにくくなっています。「遅延データローディング」は、ユーザーが新しいページにアクセスした際、ページが必要とするリクエストを送信します。これにより、サーバーの負荷は軽減されますが、新しいページがモバイルアプリに完全に読み込まれるまでの時間が長くなります。

「バーンデータローディング」は、LMS365モバイルアプリのユーザー数が少ない場合にのみ推奨されます。「バーンデータローディング」では、モバイルアプリが読み込みされるタイミングですべてのリクエストが送信されます。これはサーバー負荷が高くなることを意味しますが、モバイルアプリのユーザーは新しいページが読み込まれるまでの時間が短くなります。

データローディングの設定は、LMS365グローバル設定>モバイル設定>データローディング設定で行います。

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注記:LMS365モバイルアプリの最新版は、すでにApple App StoreおよびGoogle Play Storeで展開され、承認されています。

こちらでは、7月12日のリリースに向けてお客様に準備をしていただくため、導入を予定しているリリース内容をお知らせしています。しかしながら、安定した製品性能を確保するために、お知らせした内容がリリース前に変更となる場合がございます。予めご了承ください。