ラーニング モジュール エディターの「埋め込みコード」では、ラーニング モジュールを介した埋め込みコンテンツとして動画をコースに含めることができます。
以前は、この動画コンテンツは、Learn365 モバイルアプリ内ですべてのユーザーが直接視聴することが可能でした。
しかしながら、Apple による Intelligent Tracking Prevention(ITP)の更新により、Apple はクロスサイトのリソースに対するCookieをブロックするようになったため、アプリに埋め込まれたサードパーティの埋め込み iFrameコード(ビデオを含む)を開くことができなくなりました。
つまり、iPhone で Learn365 モバイルアプリを使用しているユーザーは、引き続き Learn365 モバイルアプリから直接動画を視聴することができますが、その動画が追加の認証が要求されるサードパーティアプリケーションから取得した埋め込みiFrameコードで追加されている場合、ユーザーはそれを視聴することができません。
iPhone を使用するユーザーが、Learn365 モバイルアプリでコースに含まれる動画コンテンツを視聴できるようにするには、LMS 管理者またはMicrosoft 365 グローバル管理者が、グローバル設定>モバイル構成>「ブラウザでコースを開く」オプションを組織の既定の設定として有効にします。
これにより、動画コンテンツはすべてのユーザーに対して、外部ブラウザで個別に開かれます。
グローバル設定>モバイル構成>「ブラウザでコースを開く」オプションが無効の場合でも、ユーザーはモバイルアプリの「ブラウザで開く」オプションを使用して、埋め込まれた iFrameコード(動画を含む)を外部ブラウザで開くことができます。
- Learn365 モバイルアプリのコース、またはトレーニングプランページの右上にある省略アイコンをタップすると「ブラウザで開く」オプションが表示されます。
- デバイスの既定のブラウザとして「Safari」が選択されていることを確認します。iPhone の設定> Safari で以下を設定します。
- プライバシーとセキュリティ>「サイト越えトラッキングを防ぐ」オプションを無効にします。
- 「詳細」を展開し、「すべてのCookieをブロックする」を有効にします。
- 「履歴とWeb サイト データを消去」を実行します。
それでもユーザーが動画コンテンツにアクセスできない場合、他のプロバイダーから提供された動画の利用をお試しください。