LMS365 October 2022 Releaseが完了し、すべてのお客様にご利用いただけるようになりました。

今回のリリースの主なポイント

• Viva Learningとの統合
• セッションの設定（インストラクター主導型トレーニング）
• ＵＩの改善
• コースとトレーニングプランの期間
• Microsoft 365 接続設定

Viva Learningとの統合

Microsoft Graphの従業員学習APIがパブリックプレビューで利用可能になりました。これにより、今回のリリースでLMS365とMicrosoft Viva Learningの統合が可能になり、Viva LearningでLMS365のコースやトレーニングプランの機能を利用できるようになりました。

これにより、組織内のすべての学習を１つのインターフェースから見つけることができるようになり、受講者は、 LMS365から提供されるコースやトレーニングプランを、Viva Learning でも利用できます。

Viva Learning との統合については「LMS365とMicrosoft Viva Learningの統合」でご紹介しています。

統合の設定方法については「LMS365とMicrosoft Viva Learningの統合を設定する」をご参照ください。

セッションの設定

セッションに名前フィールドが追加され、すべてのセッションに固有の名前を付与することが可能になりました。

これにより、受講者はセッションの概要を知ることができ、自分に合ったセッションを選択することができます。
例えば、セッションが特定の言語利用者を対象としていたり、当該コース内の特定のテーマを扱っている場合や、コースに関連した様々なテーマを扱ったセッションが設定されている場合など、これらの情報をセッションのタイトルから、受講者に提供することができます。

管理者においては、管理画面でセッションを識別する際に役立ちます。

セッション名はセッションの作成または編集時に設定します。

通知やMicrosoft Outlookの予定にセッション名が表示され、予定されているセッションのテーマが受講者に明確に伝わります。

UI の改善

コース・トレーニングプランの詳細

コースカタログのコースの詳細が新しくなりました。

今回のリリースでは、コース詳細のデザインがモダンになり、表示スペースが拡張されています。

ユーザーページとライン管理者ダッシュボード

ユーザーページとライン管理者ダッシュボードのツールバーに検索バーが追加されました。

この検索機能は、２つのページに表示されているすべてのデータを検索できます。
例えば、ユーザーページから「Miriam Graham」を検索すると、「Miriam Graham」という名前の受講者と、Miriam Graham が管理している受講者が表示されます。

コースとトレーニングプランの期間

コースやトレーニングプランの期間データをレポート作成に活用できるよう、フォーマット入力のフィールドが追加されました。これにより、トレーニングの学習時間を簡単にレポートすることができるようになります。

コース・トレーニングプランの基本情報セクションでは、期間を設定する２つのフィールドが表示されます。１つは標準的なフォーマット（DD:HH:MM）で期間を入力するフィールド、もう一つは管理者が任意に関連する値を入力することができる現在のフィールドです。

どちらのフィールドも省略可能です。

詳細については、ｅラーニングを作成する＞基本情報をご参照ください。

Microsoft 365 接続設定

クラッシック認証方式の非推奨について

Microsoftは 2022年10月1日 に Exchange Online の Basic認証 を廃止します。そのため、この日以降、お客様は クラッシック認証方式での認証はできなくなります。これに伴い、LMS365 製品からこのオプションは削除されました。

LMS365 October 2022 Release の詳細については「October 2022 (v.3.33) 2022/10/3」をご参照ください。