Learn365のAI機能を効果的に活用するには、目的や背景、期待する出力内容を明確に伝えることが重要です。
ここでは、より適切なコンテンツを生成するためのプロンプト作成のポイントと例を紹介します。
Learn365で利用できるAI機能については、「Learn365で利用可能なAI機能のご紹介」を参照してください。
注記:
- Learn365では、Azure OpenAI Serviceのコンテンツフィルタリング機能を使用して、有害、不適切、または潜在的に危険なコンテンツの生成を検出および防止しています。このようなコンテンツが検出された場合、コンテンツは生成されず、その旨が管理者に通知されます。
- AI技術の特性上、生成されたコンテンツには不正確な情報が含まれる場合があります。Zensaiでは、生成コンテンツの品質向上を目的として、AI関連機能の継続的な改善に取り組んでいます。
効果的なプロンプトを作成するポイント
1.目的を明確にする
AIに何をしてほしいのかを明確に伝えることが重要です。目的が具体的であるほど、意図に沿った回答を得やすくなります。
例えば、ラーニングパスの作成を依頼する場合は、初級者向けのコースを含めたいのか、上級者向けのコースを含めたいのかを具体的に指定します。また、特定のテーマや分野に重点を置いたコースを作成したい場合は、その内容を明確に伝えます。
また、出力形式に加え、回答のトーンや文体を指定すると、より意図に沿った結果が得られます。
2.背景情報を伝える
AIがリクエスト内容を正しく理解できるように、関連する背景情報を提供することが重要です。背景情報には、トピック、利用シーン、回答の目的などが含まれます。
たとえば、次のような情報を含めると効果的です。
- 依頼の背景や目的
- トレーニングの対象者の役割
- 受講者のレベルや経験
- 利用する場面や業務内容
受講者の役割やレベルを伝えることで、AIは対象者に適した内容を提案しやすくなります。
3.具体的に指示する
明確で具体的な表現を使用します。曖昧な表現や、意味が複数に解釈できる言葉は避けることが大切です。
可能であれば、求める内容の例を提示します。具体例を示すことで、AIは求める形式や文体をより正確に理解しやすくなります。
また、出力する内容の分量や含める項目数を具体的に指定します。たとえば、ラーニングパスを作成する場合は、ラーニングパスに含めるコース数を指定できます。AIは、指定されたコース数に基づいてラーニングパスの作成を試みます。
出力に含めたくない内容がある場合は、その内容を明確に指定します。これにより、AIは要件に沿った回答を生成しやすくなります。
4.プロンプトを改善する
AIの最初の回答が、期待した内容と異なる場合は、回答のどの部分が意図に沿っていたのか、また、プロンプトのどの部分を修正すべきかを確認します。
確認した結果をもとにプロンプトを改善し、再度試してみてください。
AIが生成する回答は、プロンプトの内容によって変化します。求める結果が得られない場合は、プロンプトを段階的に改善することで、より意図に沿った回答を得やすくなります。
AI機能を活用するためのプロンプト作成例
Learn365のAI機能を使用する際の参考として、効果的なプロンプトの例をご紹介します。
対象者、目的、学習内容、期待する成果などを具体的に伝えることで、Learn365のAI機能はより適切で実用的なコンテンツを生成できます。ここで紹介する例を参考に、目的に合ったプロンプトを作成してみてください。
コースを作成する場合
「ソフトウェアテストに関するコースを追加」や「ユーザードキュメントの書き方」のような一般的なトピックを入力する代わりに、対象者や学習目的を具体的に指定することをお勧めします。
- 通信業界で経験を積んだソフトウェアテスター向けに、AIを活用してリリースサイクル全体の手動テストを効率化する方法を学べるコースを作成してください。
- テクニカルライター未経験者向けの入門コースを作成してください。優れたユーザードキュメントのメリットや特徴、テクニカルライターが直面しやすい課題、有益なフィードバックやレビューコメントの集め方、AIの活用方法、そして業務で成功するためのポイントを学べる内容にしてください。
クイズや問題を作成する場合
「変圧器に関するクイズを作成してください」のような簡単な指示ではなく、対象者や学習目的、求める知識レベル、重点的に扱うテーマなどを具体的に指定することをお勧めします。詳細に指定することで、より効果的で実務に即したクイズを生成できます。
- 電力業界で働くフィールドエンジニア向けに、故障した変圧器の診断や修理に関する知識を確認するクイズを作成してください。特に、過熱や絶縁破壊に起因する問題の特定方法と対処方法に重点を置いてください。
ラーニングパスを生成する場合やトレーニングを提案してもらう場合
ラーニングパスやトレーニングの推奨を生成する際は、単にキーワードやトピックを入力するのではなく、学習目的や現在の状況を具体的に書き出すようにします。
- タイムマネジメント能力を向上させたいです。
- 大人数の前で話すことに苦手意識があります。口頭でのコミュニケーション能力やプレゼンテーションスキルの向上に役立つコースを探しています。
- 通信業界でフィールドエンジニアとして働いています。現場で発生する問題への対応力や問題解決能力を高めたいです。
- 財務部門に新しく配属されました。日々の業務を効率化するために、AIをどのように活用すればよいかを学べるトレーニングを探しています。