Learn365とSharePointの連携設定

  • 更新

注意!2026年6月8日 リリース以降の新規テナントが対象です。

  • Learn365とSharePointの連携設定は、2026年6月8日のLearn365リリース(バージョン3.74)以降に Learn365をインストールしたテナントで利用可能です。
    この日付より前にLearn365をインストールしたテナントでは、この連携は既定で有効になっています。
    そのため、これらのテナントではすべてのカタログの Learn365管理者センター > グローバル設定> LMS設定に「Microsoft 365連携」は表示されません。
  • この連携は一度有効にすると、解除することはできません。

ここでは、SharePoint連携の仕様、Learn365とSharePointを連携を設定する手順、および起こりうるエラーについて説明します。

目次

SharePointと連携する場合としない場合の違い

SharePointとの連携の有無によって、Learn365をご利用するうえでいくつかの違いがあります。

主な違いは次の点です。

コースカタログとトレーニングのURL

コースカタログやトレーニングのURLは、SharePointとの連携の有無によって変わります。連携していない場合は、Learn365のドメイン上に表示され、連携するとSharePoint Onlineのドメイン上で表示されるようになります。

例:

コースカタログのURL

  • SharePoint連携あり:https://test.sharepoint.com/sites/CatalogName
  • SharePoint連携なし:https://test.365.systems/tenant/{{TenantID}}/env/{{EnvironmentID}}/global/pages/Home#/course-catalog/{{CatalogID}}

トレーニングのURL

  • SharePoint連携あり:https://test.sharepoint.com/sites/CatalogName/SitePages/CourseName.aspx
  • SharePoint連携なし: https://test.365.systems/tenant/{{TenantID}}/env/{{EnvironmentID}}/global/pages/Home#/course-catalog/{{CatalogID}}/course/{{CourseID}}

注意!

SharePointとの連携を有効にする前に作成されたコースカタログやトレーニングは、連携後も自動的にSharePointへ移行されることはありません。これまでのURLは変更されず、そのまま維持されます。

SharePointと連携してコースカタログを作成する場合、カタログはSharePointサイトテンプレート(コミュニケーションサイトまたはチームサイト)を基に作成されます。また、組織内の既存のSharePointサイトを基に、新しいカタログを作成することもできます。

SharePointと連携していない場合は、コースカタログごとに「タイムゾーン」フィールドでタイムゾーンを設定できます。連携している場合は、SharePointに設定されたタイムゾーンがそのまま使用されます。
 

アセットの保存先

SharePointと連携している場合は、アセットの保存先として「Microsoft SharePoint ストレージ」または「Azure Blob Storage」を選択できます。一方、連携していない場合は、Azure Blob Storageのみに保存されます。

ここでの「アセット」とは、Learn365管理者センターのリッチテキストエディター(トレーニングやラーニングモジュールの説明文など)や、ラーニングモジュールの「ドキュメントライブラリ」>「ドキュメントのアップロード」を通じてアップロードされた、すべてのドキュメント、動画、画像を指します。

また、SharePointと連携すると、ラーニングモジュール エディターで「組織のM365アセット」オプションを使用できるようになります。

SharePoint上のカタログからテナントドメイン上のカタログへコースをコピーした場合、Azure Blob Storageに保存されているアセットのみがコピーされます。SharePointに保存されているアセットはコピーされません。

 

受講者のユーザーエクスペリエンス

SharePointとの連携の有無にかかわらず、受講者が利用できる機能は同じですが、学習時のユーザー体験には多少の違いがあります。

その違いは、以下のスクリーンショットで確認できます。 

SharePointの連携が無効な場合の受講者の画面

TrainingWithoutSharePoint.png

SharePointの連携が有効な場合の受講者の画面

TrainingWithSharePoint.png

 

前提条件

SharePoint環境

この連携を使用するには、SharePoint Onlineが利用可能な「Microsoft 365環境」が必要です。

アプリカタログ

SharePointとの連携を設定するには、事前にSharePointでアプリカタログ サイトを作成しておく必要があります。アプリカタログは、SharePoint Online全体でカスタムアプリを管理、展開するために使用されるテナントレベルのSharePointサイトです。

アプリカタログがまだ作成されていない場合は、Microsoft 365 グローバル管理者、またはSharePoint管理者がSharePoint管理センターの「Apps」ページを開くと自動的に作成されます。

詳しくは、 Microsoftの公式ガイド「アプリ カタログ サイトを作成する」をご参照ください。

アプリカタログを作成した後は、少なくとも 20分経過してから、Learn365とSharePointの連携を設定してください。

ロールと権限

Learn365とSharePointを連携するには、対象となる Microsoft 365テナントのグローバル管理者である必要があります。また、アプリカタログに対しては「所有者」以上の権限、SharePointのルートサイトコレクションには「読み取り」以上の権限が必要です。

Learn365とSharePointを連携する

この操作に必要なロール:Microsoft 365 グローバル管理者

手順:

1.すべてのカタログのLearn365管理センター>グローバル設定>LMS設定の順に進み、画面にある「Microsoft 365 連携」を選択します。

SharePointDisconnected.png

2.SharePointタイルで[接続]をクリックします。

3.Microsoftアカウントでサインインし、Zensaiのアクセス許可[承諾]します。

連携が有効になると、SharePointタイルに「接続」と 表示されます。

SharePointconnected.png

エラーが発生した場合は、赤字でエラーメッセージが表示されます。エラーの詳細については、次項の「起こりうるエラー」をご参照ください。

補足:

1つのLearn365テナント内で複数の組織(環境)を設定している場合、この連携は既存の環境と今後作成されるすべての環境に適用されます。

 

起こりうるエラー

Microsoft 365テナントにアプリカタログがない場合、またはアプリカタログを作成してから20分以上経過していない場合、検証は失敗します。

また、連携の設定に使用しているアカウントに、SharePoint アプリカタログに対する十分な権限がない場合も検証は失敗します。

この場合、次のメッセージが表示されます。:

『SharePointアプリカタログが利用できません。少なくとも "所有者" 権限を持っていることを確認してください。』 

検証エラーを解決するには、原因に応じて次のいずれかの対応を行ってください。

  • アプリカタログがない場合: SharePointアプリカタログを作成し、利用可能になるまで20分以上待機する。
  • 権限が不足している場合: アクティブなSharePointサイトの一覧から「アプリカタログ」サイトを見つけ、設定を行うアカウントに「所有者」以上の権限を付与する。

詳しくは、「Learn365 インストール/SharePoint 連携で起こりうる問題と解決策」をご参照ください。