August 2022 Release(2022/8/30 更新)

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LMS365 August 2022 Releaseが完了し、すべてのお客様にご利用いただけるようになりました。

今回のリリースの主なポイント:

1.OJTトレーニング

「評価」という新しいコンテンツタイプが追加されました。評価では、担当の指導者が受講者を評価し承認します。

例えば、機械の取り扱いを正しく行うなど、作業現場で行われる手作業を受講者が行い、それを指導者が評価するという形式のトレーニングをコースに追加します。

つまり、オフライン、オンサイト問わず、LMS365システム外で行われる課題を、LMS365の学習コンテンツの1つとすることが可能です。

受講者はコースホームページで評価についての説明を見ることができます。

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評価の追加は、コース作成(編集)パネルのコンテンツセクションで行います。

名前、評価されるタスクやスキル、合格するための要件など、受講者に必要な情報を入力し、受講者を評価する指導者を割り当てます。

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詳細は「OJT(On-the-Job)トレーニング」をご参照ください。

2.ラーニングモジュール

ラーニングモジュールビルダーのインターフェースが新しくなりました

LMS365のラーニングモジュールビルダーのインターフェースが新しくなりました。

コンテンツセクションの「+学習項目の追加」からラーニングモジュールを選択します。

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開いたラーニングモジュールエディターで、コンテンツを選択し、ラーニングモジュールの名前と説明を入力します。

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ラーニングモジュールの編集では、ラーニングモジュールのすべてのコンテンツを一覧で見ることができます。新しいコンテンツの追加、現在のコンテンツの削除、編集も簡単に行うことができます。

学習項目が利用できない場合は、タイトルがグレーアウトし、注意アイコンが表示されます。

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詳細は「ラーニングモジュールの新しいインターフェイス」をご参照ください。

コンテンツのアイコンが新しくなりました

コンテンツを表すアイコンも新しいデザインになりました。この変更は、ラーニングモジュールの「受講者の進捗を閲覧」にも適用されています。

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コースがプロビジョニングされる前にラーニングモジュールを追加できます。

今回のリリース以降、最初のステップ「+トレーニング作成」から、ラーニングモジュールを作成し、コースに追加することができるようになりました。コースを保存することなく、コース作成のプロセスの中で、ラーニングモジュールを作成できます。

3.インストラクター主導型コース

複数のセッションへの登録が可能になりました

インストラクター主導型に新しい登録タイプ「ユーザーを複数のコースセッションに登録する」が追加されました。

受講者はコースにある複数のセッションに登録することができます。

たとえば、受講者がコースに設定されたセッションの中から、いくつかのセッションに参加することが必要となる場合、このタイプをご利用いただけます。

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管理者は受講者をコースに登録するか、コースの特定のセッションに登録することができます。

受講者はコースに登録する際に、登録したいセッションを選択できます。

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管理者は、コースの完了設定でセッションの出席要件を設定することができます。

4.サンプルコース

新しいコースカタログに、すぐに使える無料サンプルコースが含まれます

新しく作成するコースカタログに、コースカタログのコンテンツとしてすぐに利用できる無料のサンプルコースが含まれます。

サンプルコースの内容は、LMS365とMicrosoft 365スイートを中心としたもので、これらのサービスを最大限に活用できるような内容になっています。LMS365の使い方の学習や、トレーニング構築の際にお役立てください。

サンプルコースの内容を編集することはできません。また、サンプルコースは既定で未公開となっていますが公開することもできます。ご不要の場合は、LMS365の他のコースと同じ方法で削除することができます。

この機能は、政府機関クラウドのテナントには提供されませんので、ご注意ください。

5.LMS365 チャットボットとライブチャット

管理センターにチャットボットとライブチャットが追加されました

LMS365管理センターのヘルプに、チャットボットとライブチャットが追加されました。LMS365のチャットボットとライブチャットは、 LMS365管理センター内から、LMS365アプリをインストールした時点でアクセスできます。

これにより、管理者が必要なときに、いつでもチャットボットや、サポートエージェントから直接サポートを受けることができます。

チャットボットとライブチャットは日本語で表示されますが、対応言語は英語となります。

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6.APIの更新

1.複数のセッション登録に関連するAPI

今回のリリースでは、”CourseSessionId” パラメータは非推奨となり、新しいパラメータ "CourseSessionIds" に置き換わります。

2.評価を管理するエンドポイント

LMS365 APIに、Assessments セクションが導入されました。

3.ウエイトリストを管理するエンドポイント

LMS365 APIに、 Waiting List Requests セクションが導入されました。

LMS365 August 2022 Release の詳細についてはAugust 2022 (v.3.32) 2022/ 8/29ご参照ください。