コース／トレーニングプランの「対象者の設定」オプションは、それらのホームページおよびコンテンツへのユーザーのアクセスを制限することができます。
LMS365 グローバル設定で「限定公開」オプションは、ユーザーのコースカタログに表示するコース／トレーニングプランを制限することができます。
ここでは、この２つのオプションと、それらが相互にどのように作用するかご説明します。
| コースの対象設定は、LMS365ＡＰＩでも実行できます。 グローバル設定の限定公開が有効になっている場合、ＡＰＩエンドポイント “GET/data/v 2/Courses “ では、現在ログインしているユーザーのアクセス権限（Bearer認証による認証）によって結果がフィルタリングされます。 |
対象者の設定 オプション
対象者の設定オプションでは、コース／トレーニングプランの受講者を個人や特定のユーザーグループに限定することができます。
コース／トレーニングプランの「対象者の設定」オプションを有効にし「対象者」フィールドに個々のユーザーや Active Directory ／ Microsoft 365 グループを指定すると、このコース／トレーニングプランへのアクセスが制限されます。
この場合、以下のユーザーがコースやトレーニングプランにアクセスできます。
- 「対象者」フィールドに追加されたユーザー／グループ
- コースやトレーニングプランに受講者として登録されているユーザー／グループ
- コース管理者
- セッションのインストラクター
- コースカタログ管理者（常にすべてのコース／トレーニングプランにアクセスできます）
上記以外のユーザーは、このコース／トレーニングプランにアクセスすることはできません。
コース／トレーニングプランの「対象者」フィールドにユーザーが追加されていない場合、コースやトレーニングプランが提供されているコースカタログへのアクセス権を持つすべてのユーザーが、このコース／トレーニングプランにアクセスすることができます。
コース／トレーニングプランの「対象者の設定」オプションの詳細については「ｅラーニングを作成する」「トレーニングプランを作成する」をご参照ください。
限定公開 オプション
グローバル設定の「限定公開」オプションは、「対象者の設定」オプションを有効にしたコース／トレーニングプランに対する、コースカタログへの表示を制限します。
既定ではこの「限定公開」 オプションは無効になっています。したがって、コースやトレーニングプランの「対象者の設定」オプションに関わらず、コースカタログにアクセスできるすべてのユーザーに、カタログ内のすべてのコースとトレーニングプランが表示されます。
グローバル設定の 「限定公開」オプションを有効にすると、以下のユーザーのコースカタログのみに、コース／トレーニングプランを表示します。
- コースやトレーニングプランの「対象者」フィールドに追加されたユーザー／グループ
- コースやトレーニングプランに受講者として登録されているユーザー／グループ
- コース管理者
- セッションのインストラクター
- コースカタログ管理者（常にすべてのコース／トレーニングプランが表示されます）
設定の相互作用
２つのオプションの設定による制限は次の通りです。