LMS365 ではさまざまなアクションやプロセスがトリガーとなり、ユーザー(受講者、講師、管理者を含む)に通知が送信されます。通知の送信フローは、設定やテンプレートのカスタマイズによって影響を受けることがあります。ここでは、通知に関する一般的な問題について説明します。
- 登録確認通知がユーザーに届かない
- インポートされたトレーニングで「認定証有効期限のリマインダー」通知がユーザーに届かない
- カタログから削除されたユーザーに「認定証有効期限のリマインダー」通知が届く
- 「講師によるトレーニングの予定 - 予定招待」通知のCcフィールドに想定外のユーザーが表示される
- ユーザーが重複した予定の招待を受信している
登録確認通知がユーザーに届かない
コースまたはトレーニングプランに今後の開始日が設定されており、公開が予定されている状態です。公開が予定されているコースまたはトレーニングプランに登録されているユーザーは、トレーニングがまだ公開されていないため、登録確認通知(コースの登録確認、講師によるトレーニングの登録確認、トレーニングプランの登録確認)を受け取りません。
代わりに、公開予定日が到来したとき、もしくはコースまたはカタログ管理者がトレーニングを手動で公開したときに、コース/トレーニングプランの開始通知(コースが開始されました、トレーニングプランが開始されました)を受け取ります。
コースまたはトレーニングプランが公開された後でユーザーがそれらに登録した場合は、メインフローに従って、登録確認通知(コースの登録確認、講師によるトレーニングの登録確認、トレーニングプランの登録確認)を受け取ります。
登録タイプ「1つのグループまたはセッション」のコースに登録した場合、受講者とラインマネージャーが「コースセッション選択のご案内」を受け取ります
コース管理者またはカタログ管理者が、登録タイプ「1つのグループまたはセッション」のコースにユーザーを手動で登録すると、ユーザーとライン マネージャー (設定されている場合) が「コースセッション選択のご案内」通知を受け取ります。
従って、ユーザーとラインマネージャーの双方がこの通知のリンクからセッションに登録することが可能となります。
コースセッションの選択アクションの重複を回避するには、次の方法があります。
カタログ管理者は「コースセッション選択のご案内」通知テンプレートの編集で、既定の受信者を変更できます。
「宛先」 フィールドにこの通知を送信する受信者(受講者またはラインマネージャー)を設定します。
テンプレートを編集してカスタマイズした場合に受ける影響についてはこちらをご参照ください。
インポートされたトレーニングで「認定証有効期限のリマインダー」通知がユーザーに届かない
LMS365 では認定証が付与された外部トレーニングのレコードをインポートできます。
認定証よびスキルに関連する通知は、各通知テンプレートの「非アクティブのトレーニングに送信」オプションで送信を制限することができます。
このオプションをOFFにすると、ユーザーが登録されているトレーニングが非アクティブの場合、ユーザーはこの通知を受け取りません。
インポートした外部トレーニングの認証の有効期限が近づいたとき、ユーザーにリマインダーを送信するには、以下の設定を確認します。
- 「認定証有効期限のリマインダー」通知テンプレートが有効になっている。
- 認定証有効期限のリマインダー通知テンプレートの「非アクティブのトレーニングに送信」オプションがオンに設定されている。
この設定により、インポートされた外部トレーニングの認定証の有効期限が近づくと、「リマインドメールを送信する」設定に従って、ユーザーに「認定証有効期限のリマインダー」通知が送信されます。
注記: 「非アクティブのトレーニングに送信」オプションをオンに設定すると、すべての未公開、終了、および削除されたコースについても通知が送信されます。 |
カタログから削除されたユーザーに「認定証有効期限のリマインダー」通知が届く
ユーザーがコースまたはトレーニング プランを完了し、認定証が付与されています。その後、このユーザーはカタログから削除されましたが、依然としてこのカタログで付与された有効な認定証について「認定証有効期限のリマインダー」通知が届いています。
この場合、カタログから削除されたユーザーは、カタログ内のすべてのコースとトレーニングプランから登録解除され、ユーザーリストから削除され「非アクティブなユーザー」になります。ただし、トレーニングの進捗、付与されたスキルと認定証、およびアクションの記録は、LMS365 から完全に消去されるまで保存されています。「非アクティブなユーザー」は、認定証やスキルに関連する通知を引き続き受け取ることができます。
カタログから削除されたユーザーが、カタログ内のコースおよびトレーニングプランで付与された認定証に関する通知を受信しないようにするには、以下のいずれかの方法を行います。:
- 該当する有効な認定証の「有効期限」オプションを無効にする。
- カタログからユーザーを削除する前に、有効期限があるユーザーの有効な認定証を手動で削除する。
- 当該ユーザーのレコードを消去する。
方法1:該当する有効な認定証の「有効期限」オプションを無効にする。
これは、このトレーニングに登録されたすべてのユーザーに対して、このトレーニングで付与されたすべての期限切れ、期限切間近、有効、および予定のすべての認定証の有効期限が無効になります。 この操作は、このトレーニングの再受講オプションにも影響します。 |
LMS365 管理センター >「トレーニング管理」ページに移動し、 認定証が付与されるトレーニングを選択します。管理パネルから、コース設定管理 /トレーニングプラン設定管理を選択し、開いた設定セクションの「認定証有効期限」オプションをオフにします。
方法 2:ユーザーをカタログから削除する前に、有効期限があるユーザの有効な認定証を手動で削除する。
認定証の削除は元に戻すことはできませんが、ユーザーに新しいの認定証を付与することはできます。 |
LMS365 管理センター >ユーザーページでユーザーを選択し、開いたパネルで「受講の進捗を閲覧」を選択します。各トレーニングの認定証の表示アイコン を選択すると、有効な認定証の有効期限を確認できます。
有効期限が設定されていない認定証や、すでに有効期限が切れている認定証は、「認定証有効期限のリマインダー」通知をトリガーしないため、これらを削除する必要はありません。
有効な認定証に有効期限が設定されている場合は、その認定証の横にある アイコンを選択して、この認定証を削除します。確認で「OK」を選択して削除を実行します。これでこの認定証が削除され、ユーザーはこの認定証の「認定証有効期限のリマインダー」通知を受け取らなくなります。
方法3:該当のユーザの記録を消去する。
LMS365 にはコースカタログから選択したユーザーのすべての記録(データ)を消去するオプションがあります。ユーザーのすべての記録を消去することで、コースカタログからこのユーザーのすべての情報とアクションの記録が削除されます。一度消去されると、ユーザーはこのカタログに関連する通知を受け取ることができなくなります。
「講師によるトレーニングの予定 - 予定招待」通知のCcフィールドに想定外のユーザーが表示される
通知のCcフィールドに想定外の受信者が表示されることがあります。
一般的には、この問題は「講師によるトレーニングの予定 - 予定招待」通知で見られます。
「講師によるトレーニングの予定 - 予定招待」通知のトリガーについては、こちらを参照してください。
招待の元の受信者が別の人に予定案内通知を転送し、その人が転送されたメッセージ内から承認することにより、想定外の受信者がCcフィールドに表示されます。
Outlookの予定は受信者の操作によって左右されるため、この動作はLMS365ではコントロールできません。
ユーザーが重複した予定の招待を受信している
セッションの場所、開始日時、終了日時、タイムゾーン、ミーティングURL、またはトレーニングタイトルに変更があった場合、以下の方法で更新された予定招待が送信されます。:
- 「講師によるトレーニングの予定 - 予定招待」通知:更新された内容のEメールが再度送信されます。
- 「セッションの更新」(モバイルアプリのみ)通知:LMS365モバイルアプリを通じて受講者に送信されます。
詳細については、こちらを参照してください。