1つのテナント内に複数の組織(環境)を設定する

  • 更新

Learn365 では、1つのテナント内に複数の組織(環境)を作成することができます。

これらの組織は同じテナントに属していても、異なる独立したデータベースと API キーを持っています。したがって、お客様はこれらの組織を個別に管理することができます。

ここでは、テナント内に新しい組織(環境)を作成する方法について説明します。

重要!

新しい環境をアクティブ化するには、追加(別途)のサブスクリプションが必要です。

 

目次

 

アクセス トークンを取得する

新しい環境を作成し、テナント内の環境リストを表示するには、アクセス トークンが必要です。

アクセス トークンは、次の手順で取得します。

1.Web ブラウザで、Developer Tools(開発者ツール「F12」)> Network タブを選択し、そのまま開いておきます。

2.Learn365 管理センターにログインします。

3.Learn365 管理センターが表示されたら、Network タブで、「AccessTokens」 を選択し、「Preview」タブを開きます。

リストの 2 行目を展開します。accessToken を右クリック>「Copy Value」を選択します。

Set up multiple organizations-0.jpg

 

 

環境のリストを取得する

テナント内に既にある環境のリストは、次の API リクエスト を送信して取得(表示)できます。

テナント ID(パラメータ) は以下の場所で取得できます。

1.Learn365 管理センター にアクセスします。

2.Web ページのURLで「*365.systems/tenant/」を探します。

テナントIDは、tenant/ の後に見つけることができます。

たとえば、

https://test.365.systems/tenant/4654c20b93264c7eb10c583d74976d59/env/d19794e8feb24fda8ddb7ef054c4bd6d/global/ の場合、

テナントIDは、"4654c20b93264c7 eb10c583d74976d59" です。

  • Header: Header には、Bearer {{Access Token}} 値を持つ Authorization プロパティを含める必要があります。

この例では、Postman でリクエストを送信します。

1.新規「HTTP」を選択します。

2.GET メソッドを選択し、URL (リクエスト)を入力します。

3.Authorization タブを選択します。

4.Type リストから「Bearer Token」を選択します。

5.Token フィールドに取得した アクセス トークン を貼り付けます。

6.リクエストを送信します。

 

Set up multiple organizations-2.jpg

 

リクエストが成功すると、ボディに環境の配列を記述した 200レスポンスが返されます。

各環境には、次のパラメータが含まれます。

  • id:環境 ID
  • tenantId:テナント ID
  • provisioningStatus:環境ステータス。ステータス「Finished」は、環境がアクティブで使用できる状態であることを示します。
  • installationStatuses:serviceName(インストールサービスの名前)と installationStatus(現在のインストール ステータス)が含まれます。
  • modifiedAt:最後に環境が変更された日時
  • createdAt:環境が作成された日時
  • modifiedByUserLogin:最後に環境を変更した Microsoft365 グローバル管理者
  • createdByUserLogin:環境を作成した Microsoft365 グローバル管理者

レスポンス例:

[

  {

    "id": "d19794e8feb24fda8ddb7ef054c4bd6d ",

    "tenantId":"4654c20b93264c7eb10c583d74976d59",

    "provisioningStatus":"Finished",

    "installationStatuses": [

     {

      "serviceName":"Lms",

      "installationStatus":"Finished"

     }

    ],

    "modifiedAt":"2025-01-23T12:05:27.4060578",

    "createdAt":"2025-01-23T12:05:27.4060624",

    "modifiedByUserLogin": "test@test.com",

    "createdByUserLogin": "test@test.com"

  },

]

 

環境を作成する

環境を作成するには、既存の環境のリストを表示したときと同じ API リクエストを送信しますが、GET ではなく POST メソッドを使用します。

リクエストが成功すると、202 レスポンスが空のボディで返されます。

 

Set up multiple organizations-3.jpg

 

新しい環境のステータスを確認する

環境の作成にはある程度時間がかかるため、ステータスを確認することをお勧めします。

作成した環境のステータスは、既存の環境のリストを表示したときと同じ API リクエストを送信して確認できます。

レスポンス ボディの「provisioningStatus」が Finished になると、その新しい環境は使用できる状態であることを示します。

 

新しい環境をアクティブ化する

新しい環境の Learn365 管理センターを開くには、環境 ID が必要です。

新しい環境の「環境 ID」 は、既存の環境のリストを表示したときと同じ API リクエストを送信します。

レスポンス ボディに返された「id」が環境 ID です。

この環境 ID を使用して Learn365 管理センターの URL を作成します。

URL は次のような構成になります。

https://{{ドメイン名}}/tenant/{{テナント ID}}/env/{{環境 ID}}/global

  • ドメイン名:Learn365 管理センターのドメイン名に置き換えます。
  • テナント ID:お客様のテナント ID に置き換えます。
  • 環境 ID:新しく作成した環境の環境 ID に置き換えます。

作成した URL をブラウザのアドレス バーに貼り付けて、移動します。

Learn365 管理センター>グローバル設定>サブスクリプション情報の「会社情報」にリダイレクトされます。

必要な情報を入力し、新しい組織に対してサブスクリプションを有効にします。

サブスクリプションを有効にする方法については、こちらをご参照ください。

サブスクリプションが有効になると、次のことができます。

注記:

同一のユーザーを複数の組織 (環境) に追加しないことを推奨します。

たとえば、組織にAとBの環境があり、ユーザーを 環境 A に追加し、トレーニングに登録した場合、ユーザーがログインすると、環境 A にアクセスすることになります。

ユーザーが Aと B の両方の環境に追加されている場合、ログイン後、ユーザーはGET services/tenants/api/v1/tenant/{{tenantId}}/environment のレスポンスに含まれる環境リストの一番上に記載されている環境 にアクセスすることになります。

 

API により、組織およびコースカタログで、ユーザーや Microsoft Entra グループを含むユーザーグループの可視性を制御することができます。

詳細については、こちらをご参照ください。

 

環境を切り替える

この操作に必要なロールLMS管理者

1 つのテナントで 2 つ以上の環境が設定されている場合、LMS 管理者はそれらの環境を切り替えることができます。

手順:

1.Learn365 管理センター>グローバル設定 に移動します。「コース カタログ管理」ページが開きます。画面上部の「環境 ID」ドロップダウン リストには、管理しているすべての環境が表示されます。

2.「環境 ID」ドロップダウン リストから、環境の ID を選択します。選択した環境が、コース カタログ管理ページに表示されます。