Learn365 を初めてインストールし、サブスクリプションを有効化した後は、利用を開始するためにいくつかの初期設定を行う必要があります。
ここでは、それらの設定を手順に沿って説明します。
※ Learn365 のインストールや初期設定についてご不明な点がある場合は、サポート までお問い合わせください。
目次
Learn365 セットアップの概要
Learn365 でコースを作成し、組織内に展開する前に、いくつかの初期設定を行う必要があります。
注意!
各ステップの設定は、テナント全体(すべてのカタログ)または カタログ単位で行います。
以下のいずれかの方法で、Learn365管理センター内の該当する場所(ページ)に移動します。
- ✅ テナント全体の設定:カタログセレクタで「すべてのカタログ」を選択します。
-
✅ カタログ単位の設定:
- カタログセレクタで対象のカタログを選択します。
- 「カタログ管理」で対象のコースカタログを選択>右サイドパネルで[コース カタログ管理]を選択します。
セットアップ のステップ
✔ ステップ1:連携の有効化:Microsoft Entra ID、および必要に応じて SharePoint との連携を有効にします。
2026年6月8日(バージョン 3.74)以前に Learn365 をインストールした場合、これらの連携は既定で有効になっています。
この日以降に Learn365 をインストールした場合は、これらを手動で有効化する必要があります。
✔ ステップ2:コース カタログの作成:アプリのインストールとサブスクリプションを有効化した後、Microsoft 365 グローバル管理者または SharePoint 管理者は、少なくとも 1つのコースカタログを作成します。コースカタログは、Learn365 でコースやトレーニング プランを作成・管理する場所です。
✔ ステップ3:権限の割り当て:組織内で Learn365 ソリューションを管理する担当者に、適切な権限を付与します。
✔ ステップ4:Learn365 通知の有効化:Learn365 の学習イベント(登録や受講完了など)に関する通知をユーザーに送信するため、通知機能を有効化します。
✔ ステップ5:スキル フレームワークの設定:トレーニング完了時に特定のスキルを付与したり、ユーザーが自分でスキルを登録できるようにするには、スキルフレームワークの設定を行います。
✔ ステップ6:コースとトレーニング プランの作成:ユーザーに提供するコースやトレーニング プランを作成します。
✔ ステップ7:ユーザーの追加(招待)とトレーニングへの登録:Learn365 にユーザーを招待します。これにより、ユーザーはトレーニングに登録して Learn365 での学習を開始することができます。
✔ ステップ8:モバイル・Teams対応アプリを追加する:Learn365 モバイルアプリおよび Learn365 Microsoft Teams アプリで、どこからでも学習できる環境をユーザーに提供します。
ステップ1:連携の有効化
この手順を行うには、Microsoft 365 グローバル管理者ロールが必要です
2026年6月8日(Learn365 バージョン 3.74)以降に Learn365 をインストールしたテナントでは、Microsoft Entra ID および SharePoint との連携を手動で有効にします。
2026年6月8日より前に Learn365 をインストールしている場合は、これらの連携は既定で有効になっています。※ この設定は不要です。
設定は、すべてのカタログの Learn365 管理センター グローバル設定>LMS 設定>「Microsoft 365 連携」で行います。
以下のガイドをご参照して、設定してください。
ステップ2:コース カタログの作成
コースカタログは、Learn365 のコースやトレーニングプランを作成、管理するための場所です。
組織のニーズに応じて、部門ごと、社内向け、社外向けなど、それぞれにカタログを作成できます。
カタログを分けることで、対象者ごとに最適な学習環境を提供できるようになります。
この手順を行うには、以下のロールが必要です。
- Microsoft 365 グローバル管理者ロール
- SharePoint 連携が有効な場合は、SharePoint 管理者ロール
手順:
1.すべてのカタログの Learn365 管理センターで「カタログ管理」を選択します。
2.開いた画面で[+コース カタログの追加]を選択します。「コース カタログの追加」パネルが開きます。
3.パネル内の各フィールドに入力します。
4.[保存]します。
コースカタログが作成され、カタログの設定を開始できます。
詳細な手順については、こちらのガイドをご参照ください。:コース カタログの作成と管理
ステップ3:権限の割り当て
組織内で Learn365 を管理するユーザーに対して、権限を割り当てます。
これらの権限は、以下のロールで付与することができます。
- LMS 管理者 ロール:LMS 全体を管理するユーザー
- カタログ管理者 ロール:特定のコースカタログを管理するユーザー
詳細については、こちらのガイドをご参照ください。:Learn365 のロールとアクセス許可
LMS 管理者 ロールの付与
LMS 管理者は、コース カタログの設定や削除、カタログ管理者の割り当て、Learn365 モバイル アプリの設定など、Learn365 ソリューション全体(すべてのコースカタログ)に影響する設定とその管理ができます。
この手順を行うには、以下のいずれかの権限が必要です。
- Microsoft 365 グローバル管理者
- SharePoint 連携が有効な場合は、SharePoint 管理者
手順:
1.すべてのカタログの Learn365 管理センターで「ユーザー管理」>「LMS 管理者」を選択します。
2.開いた画面で[+LMS 管理者の追加]を選択します。「LMS 管理者の追加」パネルが開きます。
3.「ユーザーの選択*」フィールドで、LMS 管理者ロールを付与するユーザーを選択し、その他の項目を設定します。
※ フィールドに、ユーザー名またはメールアドレスの一部を入力すると、選択可能なユーザーがドロップダウンリストで表示されます。
4.[保存]します。
追加されたLMS 管理者が、「LMS 管理者」画面の一覧に表示されます。
詳細な手順については、こちらのガイドをご参照ください。:LMS 管理者の概要と管理
カタログ管理者ロールの付与
カタログ管理者は、自分が担当するカタログを管理します。カタログの各種設定や、カタログにトレーニングを作成できます。
この手順を行うには、以下のいずれかのロールが必要です。
- Microsoft 365 グローバル管理者
- SharePoint 連携が有効な場合は、SharePoint 管理者
- LMS 管理者
手順:
1.すべてのカタログの Learn365 管理センターで「カタログ管理」を選択します。
2.「コース カタログ管理」画面で、対象のコースカタログを選択します。右サイドパネルが開きます。
3.サイドパネルで[コース カタログ設定]を選択します。
4.「コース カタログ管理者*」フィールドで、カタログ管理者ロールを付与するユーザーを選択します。
既定では、コースカタログを作成したユーザーがカタログ管理に設定されます。
※ フィールドに、ユーザー名またはメールアドレスの一部を入力すると、選択可能なユーザーがドロップダウンリストで表示されます。
5.[保存]します。
詳細な手順については、こちらのガイドをご参照ください。:LMS 管理者の概要と管理
ステップ4:Learn365 通知の有効化
Learn365 では、メール、Microsoft Teams、モバイルアプリのプッシュ通知で、ユーザーに通知を自動送信できます。
カタログ管理者は、通知のカスタマイズや、個々の通知の送信を制御できます。
この手順を行うには、カタログ管理者 ロールが必要です。
通知の有効化は、カタログ単位で行う必要があります。そのため、Learn365 に複数のカタログがある場合、それぞれのカタログでこの設定を実行する必要があります。
手順:
1.対象カタログの Learn365 管理センター> カタログ設定> 「通知」を選択します。
2.開いた画面で[Microsoft365 接続設定]を選択します。右サイドパネルが開きます。
3.「Learn365 によるメール通知の送信、会議室の予約、会議の招待状作成を有効にする」トグルをオンにし、続いて[接続]ボタンをクリックします。
4.クラウド ベースのメール アカウントを接続します。接続するアカウントには以下のライセンスが必要です。
- Microsoft Exchange Online(Plan 1 以上)
- Microsoft Teams:会議を作成するために必要です。
共有メールボックスを使用することはできません。
5.[保存]します。
詳細な手順については、こちらのガイドをご参照ください。:Learn365 にアカウントを接続して、メール通知、会議室の予約、Microsoft Teams 会議を作成する
Learn365 の通知については、こちらのガイドをご参照ください。:Learn365 通知の概要と管理
ステップ5:スキル フレームワークの設定
スキル フレームワークは、コースやトレーニングプランを完了したユーザーに、そのトレーニングで身につけた能力や技術をスキルとして付与する機能です。
この手順を行うには、カタログ管理者 ロールが必要です。
スキル フレームワークの設定は、カタログ単位で行う必要があります。そのため、Learn365 に複数のカタログがある場合、それぞれのカタログでこの設定を実行する必要があります。
スキル フレームワークでは、「スキル」と「スキル レベル」を作成します。
スキルレベルセットの作成
スキルを作成する前に、スキル レベル セットを作成します。スキル レベル セットでは、たとえば、平均、平均以上、優秀など、スキルの階層を設定します。
手順:
1.対象カタログの Learn365 管理センター> カタログ設定> スキル フレームワーク >「スキルレベルセット管理」を選択します。
※ あらかじめ、「既定値」レベル セットが 1つ用意されています。
2.開いた画面で[+スキル レベル セットの追加]を選択します。右サイドパネルが開きます。
3.パネル内の各フィールドに入力します。
4.[保存]します。
詳細な手順については、こちらのガイドをご参照ください。:スキルとスキル レベルセットの作成と管理
スキルの作成
スキル レベル セットを作成したら、スキルを作成します。
手順:
1.対象カタログの Learn365 管理センター> カタログ設定> スキル フレームワーク >「スキル管理」を選択します。
2.開いた画面で[+スキルの追加]を選択します。右サイドパネルが開きます。
3.パネル内の各フィールドに入力します。
4.[保存]します。
詳細な手順については、こちらのガイドをご参照ください。:スキルとスキル レベルセットの作成と管理
ステップ6:コースとトレーニング プランの作成
学習コンテンツの作成を開始します。
この手順を行うには、対象のコースカタログで カタログ管理者 ロールが必要です。
手順:
1.対象カタログの Learn365 管理センター>「トレーニング 管理」を選択します。
2.開いた画面で、[+トレーニングの作成]を選択します。
3.「トレーニングの作成」パネルが開きます。
4.最初にトレーニングのタイプを選択し、作成を開始します。作成ガイドに沿って、トレーニングを作成してください。
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e-ラーニング: 自習型オンラインのコース。ユーザーは時間や場所にとらわれず、自分のペースで学習できます。
e-ラーニング コースの作成は、こちらのガイドをご参照ください。:e- ラーニング コースの作成
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集合トレーニング:リアルタイムのオンラインセッションや、指定された場所での対面セッションと、動画、テキストなどの教材を組み合わせたトレーニングが可能です。
集合トレーニングの作成は、こちらのガイドをご参照ください。:集合トレーニング コースの作成
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トレーニング プラン: 複数のコースを一つの学習プログラムとして構成し、体系的で段階的なトレーニングを作成することができます。
トレーニング プランの作成は、こちらのガイドをご参照ください。:トレーニング プランの作成
ステップ7:ユーザーの追加(招待)とトレーニングへの登録
ユーザーを Learn365 ソリューションに招待します。
補足:ユーザーをコースやトレーニングプランに登録する前に、対象となるコースカタログの「ユーザー」へ追加することをおすすめします。
これにより、ユーザー(従業員)がそのカタログ内のすべてのコースやトレーニングプランのホームページを閲覧できるようになります。また、カタログ内で操作(移動)した際、 SharePoint の「アクセス拒否」エラーが表示されるのを防ぐことができます。
ユーザーをコースカタログの「ユーザー」に追加した後、各コースやトレーニングプランへ登録することができます。
カタログのユーザーに追加する
この手順を行うには、対象のコースカタログで カタログ管理者 ロールが必要です。
手順:
1.対象カタログの Learn365 管理センター> ユーザーとグループ > 「ユーザー」を選択します。
2.開いた画面で、[+ユーザーの追加または招待]を選択します。
3.開いたパネルで「既存のユーザーまたはゲストを入力してください*」フィールドに、ユーザー名またはメールアドレスを入力します。
4.確認して、問題なければ、[追加]選択します。
詳細な手順については、こちらのガイドをご参照ください。:ユーザーとグループ>ユーザー:コース カタログのユーザー管理
コースおよびトレーニングプランへのユーザー登録
この手順を行うには、以下のいずれかのロールで行うことができます。
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カタログ管理者:カタログ内のすべてのトレーニングにユーザーを登録できます。
登録の手順については、こちらのガイドをご参照ください。:ユーザーをコースに登録するには
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コース管理者:自分が管理するコースやトレーニングプランにユーザーを登録できます。
登録の手順については、こちらのガイドをご参照ください。:ユーザーをコースに登録するには>コース設定パネルから登録する
- ユーザーが自分で登録することもできます。:ユーザーによるコースやトレーニング プランへの登録と登録解除
ステップ8:モバイル・Teams対応アプリを追加する
最後に、Learn365 モバイルアプリと Microsoft Teams による学習環境を整えます。
Learn365 モバイルアプリでは、ダウンロードしたコースをオフラインで受講することが可能です。
また、Microsoft Teamsでは、Learn365 Teams アプリを通じて、いつでもどこでも組織が提供するトレーニングを利用できます。
詳細については、以下のガイドをご参照ください。
- Learn365 モバイルアプリの概要
- Learn365 モバイルアプリでの学習
- Learn365 Microsoft Teams アプリとその機能
- Microsoft Teams に Learn365 アプリを追加する
注意!
Learn365 は、SharePointモバイルアプリ(Android または iOS)での使用をサポートしていません。
SharePoint モバイルアプリ上での Learn365 の Webパーツの動作は保証できません。