完了したクイズの進捗がコースホームページで100%にならない
クイズの完了は、そのクイズに設定された「クイズの合格スコア」に基づいています。
- クイズの合格スコアが 100% に設定された場合、ユーザーがクイズを完了するためにはすべての問題に正解する必要があります。この場合、コースホームページの完了したクイズの進捗は 100% となります。
- クイズの合格スコアが 100% でない場合、ユーザーは、設定されたスコアに相当する問題に正解しなければなりません。この場合、コースホームページの完了したクイズの進捗は、すべての問題に対してユーザーが正解した数に基づいて計算されます。 いずれにしても、クイズのステータスが「完了」で、進捗バーが緑色の場合、クイズは正常に完了したことを示します。
コースホームページおよびLMS365コースプレーヤーにクイズが消えている
コースホームページのコンテンツセクションおよびLMS365コースプレイヤーからクイズが消えることがあります。
コースのコンテンツに追加したクイズは、学習項目の1つとしてまたはラーニングモジュール内の教材に1つとしても使用することができます。
LMS365では同じクイズが重複して使用されることを防ぐため、ラーニングモジュール内の教材として使用されたクイズを非表示にします。
これにより、ユーザーは、コースのコンテンツに追加されたクイズをラーニングモジュール内で試行することになります。
ラーニングモジュール内のクイズを個別の学習項目として表示することもできます。
1.コース設定パネルのコンテンツセクションで、該当するクイズを選択します。
2.アクションパネルで「クイズを表示」を選択します。
これにより、このクイズはコースホームページのコンテンツセクションとLMS365コースプレイヤーに、学習項目の1つとしておよびラーニングモジュール内の1つの教材として表示されます。
コースホームページのコンテンツセクションとLMS365コースプレイヤーに、突然クイズが学習項目として表示された。
ラーニングモジュールに追加したクイズは、コースの学習項目として追加され、コース設定パネルのコンテンツセクションに表示されますがユーザーには表示されません。
ですが、このクイズがラーニングモジュールから削除されると、学習項目の1つとしてコースホームページのコンテンツセクションとLMS365コースプレイヤーに表示され、ユーザーが試行することが可能になります。
コースからクイズを完全に削除する手順については「ラーニングモジュールでコンテンツを使用する」をご参照ください。
設問文や、回答フィールドで使用されるフォントサイズが、既定のサイズと異なっている
これはテキストが他からコピーされ、コピー元の書式を保持しペーストされた場合に発生します。
この問題解決するには、リッチテキストエディタで「書式クリア」オプションを使用します。
保存して変更を適用します。
Microsoft Cloud App Securityが有効なテナントでクイズに画像が表示されません
一部のケースで、Microsoft Cloud App Securityが有効なテナントでは、LMS365ユーザーがクイズ、クイズエディタ、LMS365プレイヤー、およびLMS365内のその他の領域で画像が表示されない問題(401コード「Unauthorized」エラー)に直面することがあります。
※401コード「Unauthorized」は、有効な認証資格が不足していることによりリクエストが適用されないことを示すクライアントエラーのレスポンスコードです。
この問題は、Microsoft 365 Defender管理センターの条件付きアクセスアプリ制御のアプリ一覧で、以下の両方がアプリに適用されている場合に発生する可能性があります。
- セッションコントロールによってアクセス制御されるアプリのリストにSharePointが含まれていることにより、すべての URL の形式が「tenant.sharepoint.com.mcas.ms」に変更されます。
- LMS365が、セッションコントロールのアプリとして設定されていません。
上記がアプリに適用されていることにより、LMS365 管理センターまたは LMS365 プレイヤーから SharePoint サイトの画像にアクセスすると、401 Unauthorized エラーが発生します。このエラーは、LMS365 アプリが、変更された「mcas.ms」URL ではなく、元の URL を使用して画像を読み込もうとすることによるものです。
対処:以下の手順を行います。
- Microsoft 365 Defender管理センターで、「設定」>「クラウドアプリ」>「条件付きアクセスアプリ制御アプリ」の順に移動します。
- 開いた「Conditional Access App Control apps」パネルのアプリ一覧から、LMS365を見つけ、パネルの右側にある3点アイコンを選択します。
- アクションのリストから、アプリの編集を選択します。
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. 開いたパネルで、[ セッションコントロールでアプリを使用する ] チェックボックスを選択しONにします。これにより、LMS365 管理センターのURLに「mcas.ms」が追加されます。
※既定では、この設定はON(有効)になっています。このチェックボックスがOFF(無効)の場合、上記で説明した問題が発生します。 - 確認ウインドウで「保存」を選択します。
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ここまでの手順が完了したら、ブラウザの履歴を消去し、あらためてLMS365を開始します。
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LMS365 管理センターとLMS365プレイヤーのURLに、 "mcas.ms "が含まれていることを確認してください。
例:https://ne-lms.365.systems.mcas.ms/tenant/...