ラーニングモジュールでコンテンツを使用する

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ラーニングモジュールでは、コースにドキュメント、動画、SCORM/AICCパッケージなどの学習用のコンテンツを追加することができます。
また、これらのコンテンツ使って学習プロセスを沿った複数のラーニングモジュールを作成し、コースを編成することができます。

ここでは、ラーニングモジュールに追加できるコンテンツの種類、コンテンツの追加方法、コンテンツの操作方法、ラーニングモジュールからコンテンツを削除する方法についてご説明します。

ラーニングモジュールの作成方法については「ラーニングモジュールの作成と管理」をご参照ください。

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対応しているファイル形式

LMS365では、以下のファイル形式のアップロードと使用に対応しています。
※使用できるファイル形式は、コードやご使用のブラウザによって異なります。

  • .doc
  • .docx
  • .xls –Excel Viewerの制限内まで、自動的にダウンロードされます
  • .xlsx
  • .ppt
  • .pptx
  • .pdf
  • .png
  • .jpg
  • .jpeg
  • .bmp
  • .svg
  • .gif
  • .mp4
  • .avi, .mpg (mpeg-1 and mpeg-2) – 該当するリンクを選択することでダウンロードできます
  • .mp3
  • .wav – Chrome、Firefoxで再生(PCMファイルの場合、IEでは再生されません)

エンドユーザーが利用できるすべてのメディアファイルには、オリジナルファイルへのリンクが提供されます。

 

SharePointの Learning Module Documents ストレージ

ラーニングモジュールで使用されるドキュメントは、コースカタログのルートにある「Learning Module Documents」ドキュメントライブラリに保存されます。このドキュメントライブラリフォルダは、カタログ内で初めてラーニングモジュールを作成する際、コンテンツに「ドキュメントライブラリ」にファイルを追加すると、LMS365によって SharePoint内に自動的に生成されます。

SharePoint にファイルを追加する方法については、Microsoftのドキュメント「ファイルとフォルダーをライブラリにアップロードする」をご参照ください。

SharePoint の 「Learning Module Documents」には、以下の方法でアクセスできます。

  • コースホームページ、カタログホームページ、またはトレーニングダッシュボードで、SharePointの設定(歯車アイコン)>サイトコンテンツからアクセスできます。
    「Learning Module Documents」フォルダを開くと、ドキュメントファイルを含むラーニングモジュールが1つ以上あるコース毎に、個別のフォルダが作成されています。

  • ラーニングモジュールエディタのコンテンツタイプ「ドキュメントライブラリ」パネルにある、「ラーニングモジュールのドキュメントに移動」からアクセスできます。

Work with learning modules1.png

2022年1月リリース以前にサブサイトとして作成されたコースおよびトレーニングプランの場合、ラーニングモジュールで使用されるファイルは、コースのサイト上の別のドキュメントライブラリに保存されます。
このドキュメントライブラリは、コースで最初にファイルを含むラーニングモジュールを作成したときに、LMS365によって自動的に生成されます。
ライブラリ名は「Learning Module Documents」で、コースページの設定(歯車アイコン)>サイトコンテンツの「コンテンツ」からアクセスすることができます。
Learning Module Documentsからファイルを削除したり、「Learning Module Documents」自体を削除することはお勧めできません。削除した場合、ラーニングモジュールのコンテンツを失うことになります。

ラーニングモジュールエディタ

ラーニングモジュールの作成を開始すると、ラーニングモジュールエディタが開きます。

「詳細」セクションで「名前」と「説明」を入力し、コンテンツタイプを選択してラーニングモジュールに追加します。

「説明」はリッチテキストエディタで入力します。メディア、画像、またはローカルコンピュータからのファイルを挿入することができます。

フルスクリーンアイコン フルスクリーン.PNG を選択すると、テキストフィールドが拡張され、スペースを広げて編集が可能になります。

LMS365 プロフェッショナルサブスクリプションをご契約のお客様は、リッチテキストエディタにスペルチェック、アクセシビリティチェッカー、PowerPaste 機能が含まれます。

Work with learning modules2.png

既定では「詳細」セクションを展開して表示されますが、必要に応じて折りたたむことができます。

「コンテンツのタイプ」には、次のものがあります。

ラーニングモジュールにコンテンツを追加するには、コンテンツタイプセクションの関連アイテムの横にある追加を選択するか、詳細セクションの下にあるコンテンツリストに関連アイテムをドラッグします。

どちらの操作でも、関連パネルが開き、コンテンツを管理することができます

Work with learning modules3.png

コンテンツが追加されると、コンテンツリストに表示されます。

Work with learning modules4.png

ラーニングモジュールエディタパネルで次のいずれかを選択して、ラーニングモジュールを保存し、コンテンツの追加を確定します。

  • 保存:変更が保存されます。引き続きラーニングモジュールエディタで作業できます。
  • 保存して閉じる:変更を保存し、ラーニングモジュールエディタパネルを閉じます。

 

コンテンツエディター

コンテンツエディターでは、リッチテキストエディタを使って、テキストベースのコースコンテンツを作成することができます。

リッチテキストエディタでは、テキスト、リスト、リンク、画像、動画コンテンツの挿入や、テキストの書式を設定することができます。

LMS365 プロフェッショナルサブスクリプションをご契約のお客様は、リッチテキストエディタにスペルチェック、アクセシビリティチェッカー、PowerPaste 機能が含まれます。

以下の手順でコンテンツを作成(編集)します。

1.名前を入力します。

2.コンテンツを編集します。

ドキュメント、メディアコンテンツ、埋め込みコード、ファイルやWebサイトへのリンクを追加できます。

動画コンテンツを追加する方法については、「ラーニングモジュールに動画を追加する」をご参照ください。

フルスクリーンアイコンフルスクリーン.PNGを選択すると、フィールドが拡張され、スペースを広げて編集が可能になります。

3.コンテンツエディターパネルの「保存」を選択します。名前とコンテンツフィールドに入力されていない場合、保存はできません。

Work with learning modules5.png

埋め込みコード

埋め込みコードでは、サードパーティのコンテンツ(Microsoft Stream、Microsoft Sway、Microsoft Forms、YouTube動画など)へのリンクを追加することができます。

動画コンテンツを追加する方法については、「ラーニングモジュールに動画を追加する」をご参照ください。

以下の手順で埋め込みコードを挿入します。

1.名前を入力します。

2.「埋め込みコード」フィールドにリソースの埋め込みコードを貼り付けます。

アイテムのプレビューが表示されます。

3.埋め込みコードパネルの「保存」を選択します。

Microsoft Stream ビデオのすべての設定は、LMS365でサポートされ適用されます。(例えば、レスポンシブビューなど)

Apple社の制限により、iPhoneでLMS365モバイルアプリを使用しているユーザーは、LMS365モバイルアプリ内で直接ビデオを視聴することができません。この制限の詳細と回避方法については、「iPhoneで動画コンテンツにアクセスするにはをご参照ください。

埋め込みコードを使用してラーニングモジュールに SharePoint ページを追加した場合、Microsoft Teams の LMS365 アプリからページにアクセスすると、問題が発生する可能性があります。

Work with learning modules6.png

確認

確認では、学習した内容について理解できたかどうか確認することができます。これは、受講者がコースを問題なく終えたかどうかを把握する際に、非常に便利な機能です。

通常、この項目はラーニングモジュール内の他のすべてのコンテンツの最後に追加されます。
また、特定のコンテンツの後に追加して、受講者がそれまでの学習を理解しているかを確認します。

以下の手順で確認を追加します。

1.各フィールドに入力します。各フィールドには既定のテキストが入力されています。

名前:確認事項のタイトルを入力します。

確認メッセージ:受講者に確認に関するメッセージを入力します。

チェックボックス横のメッセージ:受講者に確認する内容を入力します。

2.確認の種類を選択します。

  • シンプルチェックボックス:受講者はメッセージを読み、チェックボックスを選択して確認を完了します。
  • 許可:受講者がメッセージを読み、確認を完了するには、資格情報を入力する必要があります。

3.確認パネルの「保存」を選択します。

ドキュメントライブラリ

ドキュメントライブラリでは、新しいドキュメントの作成、ファイルのアップロード、または既にドキュメントライブラリにアップロードされているファイルを選択してラーニングモジュールに追加することができます。

ラーニングモジュールで使用するドキュメントは、コースカタログのルートにある SharePoint 「Learning Module Documents」ドキュメントライブラリに保存されます。

このドキュメントライブラリフォルダは、カタログ内で初めてラーニングモジュールが作成された際に、LMS365によって自動的に生成されます。
この場所に移動するにはドキュメントライブラリパネルで「ラーニングモジュールのドキュメントに移動」を選択します。

ファイルの追加方法によって、アップロード可能なファイルサイズの上限が異なります。

詳細については「アップロードするファイルのサイズ制限」をご参照ください。

以下の方法で、ファイルをドキュメントライブラリにアップロードし、ラーニングモジュールに追加します。

ドラッグ&ドロップ

1.ローカルデバイスから動画ファイルをドラッグし、ドキュメントライブラリパネルにドロップします。

Add video content to learning modules11.png

ドキュメントライブラリパネルにアプロードされたファイルは、選択中リストに表示され、自動的にこのラーニングモジュールのコンテンツに追加されます。
また、ファイルは、SharePoint のサイトコンテンツ>「Learning Module Documents」フォルダ>該当コースのフォルダに追加されます。
このフォルダに移動するには「ラーニングモジュールのドキュメントに移動」を選択します。

2.ドキュメントライブラリパネルで「保存」を選択します。

ドキュメントのアップロード

このオプションでは、最大1GBのファイルをアップロードできます。

1.ドキュメントライブラリパネルで「ドキュメントのアップロード」を選択します。

Add video content to learning modules12.png

2.ローカルデバイスからファイルを選択し、アップロードします。

ドキュメントライブラリパネルにアプロードされたファイルは、選択中リストに表示され、自動的にこのラーニングモジュールのコンテンツに追加されます。
また、ファイルは、SharePoint のサイトコンテンツ>「Learning Module Documents」フォルダ>該当コースのフォルダに追加されます。
このフォルダに移動するには「ラーニングモジュールのドキュメントに移動」を選択します。

3.ドキュメントライブラリパネルで「保存」を選択します。

ドキュメントライブラリに保存されたファイルから選択

ドキュメントライブラリパネルに表示されるファイルは、SharePoint の「Learning Module Documents」ドキュメントライブラリ>該当コースのフォルダに保存されています。

必要なファイルを選択します。

Work with learning modules7.png

3.ドキュメントライブラリパネルで「保存」を選択します。

選択したファイルがラーニングモジュールエディタに追加されます。

「Learning Module Documents」にアップロードする

このオプションでは、最大250GB のファイルをアップロードできます。

1.ドキュメントライブラリパネルで「ラーニングモジュールのドキュメントに移動」を選択します。

SharePoint ドキュメントライブラリが新しいウィンドウで開き、既にコースにアップロードされているファイルが表示されます。

Add video content to learning modules13.png

2.「アップロード」を選択し、ローカルデバイスから動画をアップロードします。

アップロードされたファイルは SharePoint「Learning Module Documents」ライブラリのこのコースのフォルダに追加されます。

ファイルは、ドキュメントライブラリのリストに追加されますが、自動的にこのラーニングモジュールのコンテンツに追加されません。

SharePointにファイルを追加する方法については、Microsoft のドキュメント「ファイルとフォルダーをライブラリにアップロードする」をご参照ください。

3.ラーニングモジュールエディタに戻り、左側のコンテンツタイプから「ドキュメントライブラリ」を選択してパネル開きます。ドキュメントライブラリパネルにアップロードしたファイルが表示されます。

4.ドキュメントライブラリパネルで、ファイルを選択し「保存」を選択します。

新しいファイルを作成する

1.ドキュメントライブラリパネルで「+新規作成」>ファイルタイプ(Word 文書、Excel ブック、 PowerPoint プレゼンテーション)を選択します。

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2.別のタブでファイルの作成ウィンドウが開きます。

作成したファイルは、自動的にドキュメントライブラリパネルのドキュメントリストと、 SharePoint「Learning Module Documents」ライブラリのこのコースのフォルダに追加されます。

3.ラーニングモジュールエディタに戻り、左側のコンテンツタイプから「ドキュメントライブラリ」を選択してパネル開きます。ドキュメントライブラリパネルに作成したファイルが表示されます。

4.ドキュメントライブラリパネルで、ファイルを選択し「保存」を選択します。

ラーニングモジュールエディタのコンテンツリストでファイルの削除 ✖ を選択すると、ラーニングモジュールからが削除されますが、SharePoint「Learning Module Documents」ライブラリのこのコースに関連するフォルダからは削除されません。

ドキュメントライブラリパネルでファイルの削除 削除アイコン_赤.png を選択すると、ラーニングモジュールとSharePoint「Learning Module Documents」ライブラリから削除されます。

クイズ

クイズでは、既存のクイズを追加することができます。

以下の手順でクイズを追加します。

1.コンテンツタイプで「クイズ」を選択します。利用できるクイズのリストが表示されます。

2. クイズを選択します。既に追加されているクイズの選択を解除すると、ラーニングモジュールから削除されます。

検索フィールドでクイズを検索できます。検索はクイズ名とクイズの作成者で実行されます。

選択中タブには、現在選択されているクイズを表示します。

3.クイズパネルの「保存」を選択します。

ラーニングモジュールに追加したクイズは、非表示の学習項目としてコースに追加され、コース設定パネルの「コンテンツ」セクションに表示されます。コースホームページ、及びLMS365プレイヤーには表示されません。受講者はラーニングモジュール内でこのクイズを受講します。
ただし、ラーニングモジュールからクイズを削除すると、コースホームページ、及びLMS365プレイヤーにコースの学習項目として表示されますので注意してください。
詳細は「ラーニングモジュールからコンテンツを削除する」をご参照ください。

コンテンツパッケージ

ここでは、コンテンツパッケージの選択、アップロードの手順についての概要をご説明します。

詳細については、こちらの「コンテンツパッケージのインポート・使用・管理」をご参照ください。

ラーニングモジュールエディタでは、新しいコンテンツパッケージをアップロードするか、コンテンツパッケージストレージに保存されているコンテンツパッケージから選択するかとができます。

Microsoft Teamsでコンテンツパッケージを正しく表示するには、コンテンツパッケージのベンダーに、コンテンツパッケージとMicrosoft Teamsアプリの互換性を確認してください。
詳しくは「コンテンツパッケージのインポート・使用・管理」をご参照ください。

1GB を超えるサイズのコンテンツパッケージのアップロードは推奨いたしません。

新しいコンテンツパッケージをアップロード

新しいコンテンツパッケージのアップロードは、次の方法で行います。

  • ローカルデバイスからコンテンツパッケージファイルをドラッグし、コンテンツパッケージパネルの下部のアップロードエリアにドロップします。
  • 「コンテンツパッケージのアップロード」を使用します。

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アップロードの所要時間は、ファイルのサイズや回線の速度によって異なります。パッケージのアップロード中はプログレスバーが表示されます。アップロードをキャンセルしたい場合は、「キャンセル」を選択します。

新しいコンテンツパッケージを追加するには、開いたフォームに入力します。アスタリスクが付いたフィールドは入力必須です。必要に応じてその他の設定を行います。詳細は「コンテンツパッケージ:インポートと使用・管理」をご参照ください。

コンテンツパッケージストレージから選択

コンテンツパッケージストレージからの選択は、以下の手順で行います。

1.コンテンツタイプで「コンテンツパッケージ」を選択します。利用できるコンテンツパッケージのリストが表示されます。

2.追加するコンテンツパッケージを選択します。「コースに追加」列に「はい」と表示されているコンテンツパッケージは、すでにこのコースの学習項目(またはラーニングモジュールのコンテンツとして)追加されています。

列のタイトルを選択して、その列による並べ替えができます。

フィルタオプションでパッケージのフィルタリング、検索フィールドでパッケージの検索もできます。検索はコンテンツパッケージの名前と更新者で実行されます。

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3.コンテンツパッケージパネルの「保存」を選択します。

ラーニングモジュールに追加したコンテンツパッケージは、非表示の学習項目としてコースに追加され、コース設定パネルの「コンテンツ」セクションに表示されます。コースホームページ、及びLMS365プレイヤーには表示されません。受講者はラーニングモジュール内でこのコンテンツパッケージを受講します。
ただし、ラーニングモジュールからコンテンツパッケージを削除すると、コースホームページ、及びLMS365プレイヤーにコースの学習項目として表示されますので注意してください。
詳細は「ラーニングモジュールからコンテンツを削除する」をご参照ください。

Web サイトリンク

Webサイトリンクでは、外部の Web サイトへのリンクやURLを追加できます。

以下の手順でWebサイトリンクを追加します。

1.コンテンツタイプで「Webサイトリンク」を選択します。

2.「名前」フィールドに入力します。名前は、コースホームページとLMS365プレイヤーに表示されます。

3.「リンク」フィールドにリンクを貼り付けます。

4.「サイズ」で、Webサイトを開くブラウザウィンドウのサイズを選択します。

※この操作は、「新しいタブで開く」が OFF の場合にのみ使用できます。既定値は「小(560x315)」 です。

5.Webサイトリンクパネルの「保存」を選択します。

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ファイルにリンク

ファイルへのリンクでは、SharePoint Online から社内文書やファイルへのリンクを追加することができます。

以下の手順にファイルにリンクを追加します。

1.SharePoint サイトの設定(歯車アイコン)>サイト コンテンツ を選択します。

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2.開いたページで、ファイルが保存されているフォルダーを開きます。ファイルを選択し、3点アイコン>「詳細」を選択します。

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2022年1月リリース以前に作成されたコースでは、ドキュメントライブラリがコースカタログのルートで作成されるため、「ファイルにリンク」でドキュメントライブラリへのブラウザURLを使用することは避けてください。これを使用した場合、コースカタログのすべてのファイルにアクセスすることが可能になります。

代わりに、下記の手順に従って、ドキュメントライブラリ内にあるファイルへの直接パスを使用するか、ラーニングモジュールエディタで「ドキュメントライブラリ」を使用して、このファイルをコースに追加(アップロード)します。また、別の方法として、ドキュメントライブラリ内に各コースおよびトレーニングプランのサブフォルダを作成し、それぞれにアクセス許可を設定することができます。

3.開いたサイドパネルの下部にある「パス」の横にある「直接リンクをコピーする」アイコンを選択します。

capture16.png

4.ラーニングモジュールエディタで「ファイルにリンク」を選択します。

5.「名前」フィールドに入力し、コピーした直接リンクを貼り付けます。

6.ファイルにリンクパネルの「保存」を選択します。

ドキュメントの種類(.doc, .docx, .ppt, .jpg, .jpegなど)は自動的に判別され、それに対応したアイコンが表示されます。

外部アプリ

外部アプリでは、LTI規格をサポートする外部アプリをLMS365ソリューションに統合することができます。

以下の手順で外部アプリを追加します。

1.「外部アプリの追加」を選択します。「外部アプリの追加」パネルが開きます。

2.開いたパネルで外部アプリを選択(複数可)するか、「外部アプリの追加」で新しい外部アプリを作成します。

現在選択されているアプリを表示するには「選択中」タブに表示を切り替えます。

3.外部アプリパネルの「保存」を選択します。

ラーニングモジュールに追加した外部アプリは、非表示の学習項目としてコースに追加され、コース設定パネルの「コンテンツ」セクションに表示されます。コースホームページ、及びLMS365プレイヤーには表示されません。受講者はラーニングモジュール内でこの外部アプリを受講します。
ただし、ラーニングモジュールから外部アプリを削除すると、コースホームページ、及びLMS365プレイヤーにコースの学習項目として表示されますので注意してください。
詳細は「ラーニングモジュールからコンテンツを削除する」をご参照ください。

組織のM365アセット

Microsoft 365アセットオプションはプレビュー版です。使用するには、LMS365管理センターのグローバル設定>LMS設定>新機能で「LMS365 で Microsoft 365 のアセットを使用」オプションを有効にしてください。

組織のM365アセットは、ラーニングモジュールにファイルを追加する方法の 1 つです。

組織のM365アセットパネルには以下のファイルが表示されます。

  • SharePoint の組織の Microsoft 365 アセット ライブラリで最近アクセスしたもの。
  • ラーニングモジュールエディタの「ドキュメントライブラリ」を使用して、このコースのラーニング モジュールに追加されたもの。
  • 自分個人のファイルまたは自分と共有されているファイル。
LMS365ゲストユーザーとMicrosoft 365ライセンスを持たないユーザーの場合、Microsoft 365アセットパネルは表示されますが、これらのユーザーにはアクセス権限がないためファイルは表示されません。

ファイルのフィルタリングと検索

組織のM365アセットパネルでは、フィルタや検索フィールドを使用して、ファイルを検索することができます。検索は、ファイル名、所有者、および場所で実行されます。

組織のM365アセットパネルには、以下のフィルターがあります。

  • タイプ: ファイル タイプによるフィルタリングができます。

  • 所有者:ファイルの所有者によるフィルタリングができます。「自分に共有済み」を選択すると、ドロップダウンリストであなたと共有されているすべてのファイルの所有者が、自動的に選択されます。
    選択された所有者のチェックを外してさらに絞り込むことができます。
    フィルタの「検索フィールド」にユーザーの姓または名を入力して所有者を検索できます。

  • 場所: ファイルが保存された場所によるフィルタリングができます。フィルタの「検索フィールド」を使用して、場所の名前による検索ができます。

ファイルの並び替え

各列の見出しを選択して並び替えができます。

  • 名前:利用可能なすべてのファイルの名前が表示されます。ファイルを選択すると、新しいタブでページが開き、そこでファイルが開かれます。実行される操作は、ファイルの種類とブラウザによって異なります。

  • 開く:ファイルが最後に更新された日付が表示されます。

  • 場所:ファイルの場所が表示されます。場所のリンクを選択すると、ファイルが保存された場所が新しいタブで開きます。リンクの上にカーソルを置くと、ファイルの場所に関する詳細情報(URL)が表示されます。

ファイルの詳細とファイルへのアクセス

ファイルの詳細情報を取得し、そのファイルにアクセスできるユーザーを確認するには、ファイルの情報アイコン 情報アイコン.pngを選択します。

開いた「詳細」パネルには以下の情報が表示されます。

  • アクセス権のあるユーザー:このファイルにアクセスできるすべてのグループとユーザーを表示します。
    ユーザーまたはグループのアイコンを選択すると、関連する情報が表示されます。必要に応じてファイルの場所を開き、アクセスを管理します。

  • プロパティ:ファイル名、タイプ、最終更新日時、サイズ、ファイルの直接パスなど、ファイルに関する情報を表示します。

Work with learning modules12.png

以下の手順で組織のM365アセットからファイルを追加します。

1.「組織のM365アセット」を選択します。

2.開いたパネルでファイルを選択します。チェックが付いているファイルは、組織のM365アセットまたはドキュメントライブラリのいずれかを介して、既にラーニングモジュールに追加されてます。

3.組織のM365アセットパネルで「保存」を選択します。

 

一元管理されたファイルを複数のコースに使用する

同じファイルを複数のコースで使用する場合、(例えば、人事部が一般的な会社のガイドラインを作成し、それをいくつかのコースで利用する場合)以下の方法があります。

ファイルをアップロードする

ファイルを部門間でアクセス可能な場所に保存します。

コースを作成する際、コース管理者はこのファイルにアクセスし、ラーニングモジュールにアップロードすることができます。

これにより、コース管理者はファイルを簡単にコースの教材として追加することができます。

ただし、この方法でコースにアップロードされたファイルは、部門間でアクセス可能な場所に保存されたファイルと同期しません。

このファイルに変更が加えられた場合、その変更はコースに追加されたファイルには反映されません。そのため、この方法でコースに追加したファイルは、手作業による定期的な修正を行うか、独自で対策を構築する必要があります。

SharePointにファイルを追加する方法については、Microsoftのドキュメント「ファイルとフォルダーをライブラリにアップロードする」をご参照ください。

ラーニングモジュールに動画コンテンツを追加する方法は「ラーニングモジュールに動画を追加する」でご説明しています。

ファイルのリンクを追加する

ファイルを部門間でアクセス可能な場所に保存します。

コースを作成する際、コース管理者はラーニングモジュールの「ファイルにリンク」を使用して、ファァイルをコースの教材として追加することができます。

この方法では、ファイルは新しいファイルとしてコースに保存しないため、コースに表示されるファイルが常に最新であることが保証されます。

コース管理者は、コースとファイルのアクセス許可が同等であることを確認してください。
アクセス許可が異なる場合、ファイルを表示するためのアクセス許可を持たない受講者は、コンテンツ閲覧を制限される可能性があります。

ファイルストレージと共有の設定の推奨事項は、Microsoftのドキュメント「Microsoft 365 でファイルストレージと共有を設定する」をご参照ください。

ラーニングモジュールに動画コンテンツを追加する方法は「ラーニングモジュールに動画を追加する」でご説明しています。

 

ラーニングモジュールからコンテンツを削除する

ラーニングモジュールに組み込まれたコンテンツの削除には、いくつかの意味があります。

ここでは、各削除の詳細をご説明します。

ラーニングモジュールエディタのコンテンツリストから削除

ラーニングモジュールエディタパネルのコンテンツリストでは、各コンテンツに削除 アイコン または削除アイコン_赤.pngが付いています。

削除 アイコン

このアイコンは以下のコンテンツについています。

  • ドキュメントライブラリで追加したもの
  • クイズ
  • コンテンツパッケージ
  • 外部アプリ
  • 組織のM365 アセットから追加したもの

Work with learning modules13.png

クイズ、コンテンツパッケージ、外部アプリがラーニングモジュールに追加されている場合、 非表示アイコン2.pngアイコンが付いた非表示の学習項目としてコース設定パネルの「コンテンツ」セクションに表示されます。ドキュメントライブラリ、および組織のM365アセットをから追加したファイルは、「コンテンツ」セクションは表示されません。

これらのコンテンツは、LMS365プレイヤーではラーニングモジュールに組み込まれた教材として表示されます。

Work with learning modules14.png

ラーニングモジュールエディタのコンテンツリストで削除 を選択した場合、確認メッセージは表示されません。(削除はすぐに実行されます。)

  • ドキュメントライブラリ」で追加したファイル:ラーニングモジュールから取り除かれますが、SharePoint「Learning Module Documents」ライブラリのこのコースのフォルダに保存されています。
    このファイルを SharePoint「Learning Module Documents」ライブラリから削除したい場合は、ラーニングモジュールエディタで「ドキュメントライブラリ」を選択し、ドキュメントライブラリパネルで削除 削除アイコン_赤.pngを選択します。

ドキュメントライブラリを使用してラーニングモジュールに追加したファイルを、SharePoint「Learning Module Documents」ライブラリから削除すると、ラーニングモジュールエディタのコンテンツリストではファイル名はグレーアウトし、 警告情報.png アイコンが付き利用できないことを示します。
受講者のLMS365プレイヤーではファイル名に取り消し線がつき、利用できないことを示します。

ファイルの削除を選択すると、ラーニングモジュールから削除されます。

  • 組織のM365アセット」で追加したファイル:ラーニングモジュールから取り除かれますが、ファイルが保存されている場所から削除されることはありません。
ラーニングモジュールエディタのコンテンツリストで、組織のM365アセットで追加したファイルがグレーアウトし、警告情報.pngアイコンが付いている場合、「組織のM365アセット」でこのファイルが利用できなくなったことを示します。
ファイルの削除を選択すると、ラーニングモジュールから削除されます。
  • クイズ・コンテンツパッケージ・外部アプリ:ラーニングモジュールから取り除かれますが、個々の学習項目としてコースのコンテンツに保存され、コース設定パネルの「コンテンツ」セクションに表示されます。
    この場合、LMS365プレイヤーに個別の学習項目として表示され、受講者はこれを試行することができます。これを回避するには、ラーニングモジュールから取り除くだけでなく、次の手順でコースから削除します。

    1.コース設定パネルの「コンテンツ」セクションで、該当する学習項目を選択します。
    2.開いた「アクション」パネルで「コースからクイズ(コンテンツパッケージ/外部アプリ)を削除」を選択します。
    3.削除の確認で「削除する」を選択すると、コースのコンテンツから削除されます。

ラーニングモジュールエディタパネルのコンテンツリストで、クイズ、コンテンツパッケージ、外部アプリがグレーアウトして(警告情報.pngアイコンがついています)利用できないことを示します。
受講者のLMS365プレイヤーではファイル名に取り消し線がつき、利用できないことを示します。
ラーニングモジュールエディタパネルのコンテンツリストで削除 を選択すると、ラーニングモジュールのコンテンツリストから削除され、コースからも削除されます。以降、LMS365プレイヤーには表示されません。

Work with learning modules15.png

削除 削除アイコン_赤.png アイコン

このアイコンは以下のコンテンツについています。

  • コンテンツエディターで追加したもの
  • 埋め込みコード(ファイル、動画、サードパーティコンテンツなど)
  • 確認
  • Webサイトリンク
  • ファイルにリンク

これらのコンテンツは、LMS365プレイヤーではラーニングモジュールに組み込まれた教材として表示されます。

これらのコンテンツは、ラーニングモジュールエディタで削除することができます。

Work with learning modules16.png

ラーニングモジュールエディタのコンテンツリストで削除  削除アイコン_赤.png を選択すると、確認メッセージが表示されます。

確認ダイアログで「削除」を選択すると、コンテンツはラーニングモジュールのコンテンツリストから削除され、コースからも削除されます。以降、LMS365プレイヤーには表示されません。

ドキュメントライブラリから

ドキュメントライブラリを使用してラーニングモジュールに追加されたすべてのファイルは、ドキュメントライブラリパネルから削除することもできます。

ドキュメントライブラリパネルでファイルの削除 削除アイコン_赤.png を選択すると、ラーニングモジュールのコンテンツリスト、コース、および SharePoint「Learning Module Documents」ライブラリのコースのフォルダから削除されます。

Work with learning modules17.png

コース設定パネルのコンテンツセクションから

クイズ、コンテンツパッケージ、外部アプリがラーニングモジュールに組み込まれた場合、コース設定パネルの「コンテンツ」セクションに非表示の個別の学習項目として表示されます(非表示アイコン2.pngがつきます)。これらはコース設定パネルのコンテンツセクションでコースから削除することができます。

だだし、これらのコンテンツがラーニングモジュールエディタのコンテンツリストから削除されていない場合、グレーアウトし(警告情報.pngアイコンがつきます)、利用できないコンテンツとして残ります。

受講者のLMS365プレイヤーには、利用できないコンテンツとして表示されます。

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これらのコンテンツをラーニングモジュールエディタのコンテンツリストから削除すると、以降、受講者のLMS365プレイヤーには表示されません。

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