受講者がSCORMコンテンツパッケージを完了できず、コースの次のステップへ進めないという問題が発生することがあります。具体的には、コンテンツを最後まで閲覧してもステータスが「完了」に切り替わらず、画面上の「次へ」ボタンが選択できない状態になります。
この問題の原因としては、主に以下の2点が考えられます。
- SCORMパッケージ自体の不具合
- SCORMの「詳細設定」の設定漏れ
ここでは、コンテンツパッケージに問題がないか、また「詳細設定」が正しく設定されているかを確認する方法を説明します。
SCORMが正しく動作しているかを確認する
サードパーティ製SCORMテストツールを使用してSCORMが正しく動作しているかを確認します。
ここでは、SCORM Cloud を使用します。
手順:
- SCORM Cloud にアクセスし、開いた画面で「Library」>「Import a SCORM, AICC, xAPI or cmi5 package」の順に選択し、SCORMパッケージをアップロードします。
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アップロードが完了したら、「Success」ステータスを確認します。
ステータスが「unknown(不明)」となっている場合、そのSCORMパッケージは正常に動作しない可能性が高いか、まったく動作しないことを示しています。この場合は、コンテンツパッケージの提供元(ベンダー)にお問い合わせください。
SCORM自体には問題がないにもかかわらず、「完了(Completed)」ステータスに移行しない場合や、「次へ(Next)」ボタンが表示されない場合は、対象SCORMパッケージの「詳細設定」を確認します。
SCORMの詳細設定を確認する
手順:
- 対象のカタログのLearn365管理センター>コンテンツ>「コンテンツパッケージ ストレージ」で対象のSCORMパッケージを選択します。
- 開いたパネルで[コンテンツパッケージの編集]を選択します。「コンテンツパッケージ設定」パネルが開きます。
- [詳細設定]をクリックします。
- 以下の設定を確認します。
- SCORMが「完了」ステータスにならない場合:「完了すると合格として扱う」オプションがオンに設定されているか確認します。
注意!
一部のケースでは、詳細設定に関わらず、SCORMパッケージの送信ステータスが「未完了」と表示されることがあります。これはブラウザのデベロッパーツール(開発者ツール)の「PostState」項目で確認できます。
- 「次へ」ボタンが表示されない場合:「次へ」ボタンの表示オプションがオンに設定されているか確認します。
注意!
SCORMパッケージ側の設定により、Learn365での表示時にナビゲーションコントロールが非表示になっている場合があります。コントロールが非表示にされていないか、SCORMパッケージ内の「imsmanifest.xml」ファイルを確認してください。
- 受講完了後、別ウィンドウで開いたLearn365プレイヤーを閉じてもSCORMが「完了」ステータスにならない場合:「SCORM を閉じるとき進捗を自動で保存する」オプションがオンに設定されているか確認します(特にGo1コースのコンテンツパッケージの場合)。このオプションをオンにすると、ブラウザウィンドウを閉じたり、別のコースアイテムに移動するなど、現在の SCORMパッケージから離れた場合、ユーザーの進捗または完了ステータスが正しく記録されます。Go1コースのSCORMコンテンツパッケージでは、既定でオンに設定されています。
コンテンツパッケージの詳細設定については、「コンテンツパッケージ:インポート・使用・管理」をご参照ください。