新しいユーザーエクスペリエンスへの移行に伴い、2026年10月26日(Learn365 v.3.79リリース)をもちまして、「課題と成績表」機能を廃止する予定です。
廃止に伴い、以下の変更が行われます。
- すべてのユーザーに対して、新しいUIがデフォルトの環境となります。
- 新旧 UI の切り替えオプションは削除されます。
- コースの「課題&成績表」オプションは利用することができなくなります。
- 受講者はコースページ上で既存の課題を閲覧できなくなります。
既存の課題や関連データは、移行により、新しい UI でサポートされている「評価」へ変換しそのまま保持することができます。
評価へ変換した後は、コース管理者およびカタログ管理者がコース設定パネルから対象の「評価」を管理できるようになります。
重要!データを保持するには、2026年10月26日までに移行を完了する必要があります。
移行について
移行を実行するには、LMS管理者または Microsoft 365 グローバル管理者ロールが必要です。
移行中、テナント内の課題はアセスメントに変換されます。なお、特定の課題を個別に選択して移行することはできません。
この移行は、テナント内の「課題」を「評価」に変換します。特定の課題を個別に選択して移行することはできません。
公開ステータスにかかわらず、アクティブなコースに追加されている「課題」はすべて移行の対象となります。
以下のいずれかに該当する「課題」は、移行することができません。
- コースで使用(追加)されていない課題
- すでに削除されたコースに追加されている課題
- すでに削除されたカタログに含まれるコースの課題
注意!
課題の移行先となるコースには、少なくとも1人のコース管理者が割り当てられている必要があります。管理者が存在しないコースの課題は移行されません。
移行を実行すると、次のようになります。
- 現在「課題」が含まれている既存のコース内に、新しく「評価」が作成されます。なお、コース内ですでに削除された課題は移行されません。
- 課題の提出データ(進捗、成績、履歴を含む)は新しい評価へ引き継がれ、再作成されます。
- 課題に対するコメントおよびアップロード済みのファイルはそのまま保持されます。なお、移行データを確実に保持するため、移行処理の間はファイルのサイズ制限や形式(拡張子)の制限は適用されません。
- 移行完了後、「課題・グレードブック・スケール」は読み取り専用となります。新しい課題の作成はできなくなり、評価に変換された課題に対する承認や差し戻しも行えなくなります。また、受講者による課題の完了および提出もできなくなります。
- 公開開始日が未来の日時に設定されている課題、または終了日が過去になっている課題は、非表示の「評価」として移行されます。これらは移行後、コース設定パネルから「表示」に変更することができます。
- 「課題」がコース完了セットに含まれていた場合、移行後の新しい「評価」はそのコースの既定の完了セットに自動的に組み込まれますが、移行後、コース管理者またはカタログ管理者は設定内容を確認し、手動で編集(再設定)を行う必要があります。
- コース管理者は、移行後の新しい評価の「監督者」として割り当てられます。
- 移行後の新しい「評価」では、以下のオプションが既定で無効になります。
- 受講者に対してレビュー用ファイルのアップロードを求める
- 監督者名の表示
- 「課題」で使用されていたグレードスケールは、「評価」用のグレードスケールに変換されます。いずれの課題にも関連付けられていない(使用されていない)グレードスケールは移行されません。また、0%~100%の評価範囲が完全に定義されていない、または評価範囲に欠落があるグレードスケールは正常に移行されません。移行後も過去に課題で利用していたコースでは参照できますが、新たな「評価」には適用できません。
次の表は、移行前における「課題」ステータスが、移行後に「評価」としてどのように表示されるかを示しています。
| 課題のステータス | 評価のステータス |
| 未実施 | 未開始 |
| 提出済 | レビュー中 |
| 差し戻し | 差し戻し |
| 完了 | 完了 |
移行完了後に提供されるレポートでは、移行された項目、スキップされた項目、および移行に失敗した項目の詳細を確認できます。
制限事項
今回の移行では、重要な課題データの保持を最優先としていますが、現在の「評価」の仕様上、利用できない一部の項目については移行の対象外となります。
- タグ:課題に設定されていたタグは移行されません。
- 日付:課題の公開日、期限、終了日は、「評価」側には作成されません。
課題タグ、公開開始日、期限、終了日などの設定の有無にかかわらず、移行は問題なく実行されます(これらの設定が移行の妨げになることはありません)。
移行の実行
注意!この操作は元に戻すことができません。
従来の「課題」を、新しい「評価」に移行するには、次の手順を実行します。
すべてのカタログの Learn365管理センター>グローバル設定>「LMS 設定」で「課題の移行」を選択します。
「課題の移行」パネルが開きます。この画面で移行に関する情報および制限事項を確認できます。
補足:
ご不明な点がある場合や、移行を実施する前にお客様の運用環境・運用方法で問題がないか確認したい場合は、サポートまでご連絡ください。ご質問への回答をはじめ、移行前に考慮すべき事項についてご案内いたします。
- [移行の開始]を選択します。確認ダイアログが表示され、移行の影響を受けるコースの数と、移行対象となる課題の数が表示されます。
問題がなければ、ダイアログの[確認]をクリックします。移行が開始されます。
移行プロセスはバックグラウンドで実行されます。管理センターの通知に進捗を示すメッセージが表示されます。
移行が完了すると、管理センターの通知画面に緑色のチェックマークと、移行後レポートをダウンロードするためのリンクが表示されます。
エラーが発生した状態で移行が完了した場合は、赤色の✖マークが表示されます。移行中に発生したすべてのエラーは、移行後レポートで確認できます。
移行後の手順
課題の移行ステータスの確認
すべての課題が正常に移行された場合、「課題の移行」パネルに『このテナントでは既に課題の移行が完了しています』というメッセージと、移行後レポートのダウンロードリンクが表示されます。[移行の開始]ボタンは表示されなくなります。
一部の課題で移行が失敗した場合は、『このテナントでは既に課題の移行が実行されています。未処理の課題を移行するには、再度移行を実行してください』というメッセージと、正常に移行された課題数と、移行できなかった課題数が表示されます。
移行が失敗した課題と失敗した理由は、移行後レポートで確認できます。
正常に移行された評価、グレードスケール、およびコース完了設定を確認し、必要に応じて設定を見直してください。
移行後レポートのダウンロード
移行後レポートは、CSV形式です。
正常に移行された課題と失敗した課題がそれぞれの行として出力されます。
レポートに出力される項目(列)は以下の通りです。
- Assignment Id:課題の識別 ID
- Assignment name:課題のタイトル
- Course Id:課題が含まれていたコースの識別 ID
- Course name:課題が含まれていたコースの名前
- Migration Status:移行ステータス「Success(成功)」、または「Failed(失敗)」が表示され、失敗した場合はその理由もあわせて記載されます。
移行の再試行
移行に失敗した課題がある場合は、原因となっている箇所を修正し、移行を再試行できます。
たとえば、移行先のコースに「コース管理者」が設定されていないためにエラーとなった場合、対象のコースに管理者を1名以上割り当てた状態で、再度移行を実行します。
移行されたグレードスケールの確認
この操作に必要なロール:LMS管理者
移行に成功したグレードスケールは、以下から確認できます。
すべてのカタログの Learn365管理センター>グローバル設定>学習設定>「スケールセット」
LMS管理者は、移行されたグレードスケールを通常と同じ方法で編集することができます。
注記:
0%~100%の評価範囲が完全に定義されていない、または評価範囲に欠落があるグレードスケールは、これまで使用していたコースでのみ引き続き利用可能です。新規に作成する評価には適用できません。
評価の確認
この操作に必要なロール:カタログ管理者、またはコース管理者
正常な移行によって作成された「評価」は、該当するコースの「コンテンツ」セクションに表示され、通常の「評価」と同様に管理できます。
コース完了設定の確認
この操作に必要なロール:カタログ管理者、またはコース管理者
コースの「コース完了設定」で、新しい評価の設定が正しいこと、および従来の「課題」が選択解除されていることを確認します。
- 移行処理によって新しい「評価」が作成されたコースの[コース完了設定]を開きます。
- 既定の完了セットを選択し、アクションパネルから[コース完了セットの編集]を選択します。
- コース完了の必須項目として選択された従来の「課題」の選択を解除します。
- 必要に応じて新しい「評価」を選択し、併せて「必須結果 ≥」の値(合格基準値など)を設定します。
- 設定が完了したら、[保存]します。