ここでは、ライン マネージャー ダッシュボードでのユーザー管理についてご説明します。
ライン マネージャー ダッシュボードの機能については、こちらを参照してください。
ユーザー管理
ライン マネージャー ダッシュボードには、さまざまなユーザー管理機能が用意されています。
これらは、カタログ、コース、トレーニング プランにアクセス権を持つ部下に対して実行できます。アクセス権を持たない部下( アイコンが付いています)はここで管理することはできません。
ライン マネージャー ダッシュボードでユーザーを選択し、開いた「直属の部下の管理」パネルから以下の操作を実行できます。
- メールの送信
- 受講の履歴を閲覧
- 受講の進捗を閲覧
- コース/トレーニング プランに登録
- コース/トレーニング プランの登録解除
- すべてのコース/トレーニング プランの登録解除
- 登録申請
- 評価-レビュー待ち
- 認定証のダウンロード
- 外部トレーニングデータのインポート
- スキルの申請
- スキルの熟達度
- スキルの付与
- スキルの取り消し
次のような場合、一部の操作はグレーアウトします。
- 1 人のユーザーだけが対象となる操作で、複数のユーザーが選択されている。
- 特定のカタログの選択が必要である操作で、「すべてのカタログ」ビューが選択されている。
- 選択したユーザーの中に、現在のカタログに追加されていないユーザーが存在する。
LMS管理者は、ライン マネージャーに対して、コースおよびトレーニングプランへのユーザーの登録と登録解除、スキルの付与と取り消し、登録申請と評価の管理、および外部トレーニングデータのインポートを行う機能を制限できます。このような制限がある場合、ライン マネージャーは次の操作のみを実行できます。
- 受講の履歴を閲覧
- 受講の進捗を閲覧
- 登録申請
- 評価-レビュー待ち
- 認定証のダウンロード
メールの送信
重要!
メールメッセージを送信する前に、カタログ管理者は「Microsoft 365 接続設定」を構成する必要があります。Microsoft 365 接続設定の詳細については、こちらを参照してください。
受講者に Eメール メッセージを送信します。
1.ユーザーを選択します。リストのすべてのユーザーを選択するには、列見出し「名前」のチェックボックスを選択します。「直属の部下の管理」パネルが開きます。
2.「メールの送信」を選択します。このオプションは、メール アドレスが記録されているユーザーに対してのみ使用できます。「すべてのカタログ」ビューでは使用できません。
3.開いたパネルで、「件名」と「本文」を入力します。
「本文」はリッチテキストエディタを使ってメディア、画像、リンクの挿入や、テーブルを作成することができます。 エディタのフルスクリーンアイコン で、入力フィールドを広げることができます。
Learn365 プロフェッショナル、またはセレクト サブスクリプションのお客様は、リッチテキストエディタにスペルチェック、アクセシビリティチェッカー、PowerPaste 機能が含まれています。
4.「送信」で、選択したユーザーにメール メッセージを送信します。
Eメール メッセージは、それぞれのユーザーに個別のメールとして送信されます。
受講の履歴を閲覧
受講者の受講履歴を表示します。
この操作は、1人のユーザーに対してのみ実行できます。
「受講の履歴を閲覧」では、受講者のコース、認定証、スキルに関する情報が表示されます。表示された情報は、PDFファイルにエクスポートできます。
1.ユーザーを選択します。「直属の部下の管理」パネルが開きます。
2.「受講の履歴を閲覧」を選択します。
3.開いたパネルには「コース、認定証、スキル」タブがあります。タブ間を移動して関連する情報を表示します。
4.「PDF にエクスポート」を選択すると、パネルに表示されるすべての情報 (コース、認定証、スキル) をローカルデバイスにダウンロードできます。
コース
「コース」タブには、コースおよびトレーニングプランに関する受講者の履歴が表示されます。
列見出しを選択して、リストをアルファベット(A~Z / Z~A)や数値(昇順 / 降順) で並べ替えることができます。
-
トレーニング名:ユーザーが登録 / 登録解除されたコースとトレーニングプランの名前。インポートされたコースまたはトレーニングプランも含まれます。
ユーザーが同じコース/ トレーニング プランを複数回受講している場合、コース/ トレーニング プランはそれに応じて複数表示されます。ユーザーが現在登録されている場合、それぞれのトレーニングのステータスは未開始、進行中、完了(完了日が表示されます)のいずれかです。
ユーザーがコース / トレーニングプランから登録解除された場合、受講履歴には「完了」ステータスのみが表示されます。「進行中 / 未開始」のコース / トレーニングプランは表示されません。
-
ステータス:ユーザーのトレーニングの進捗(完了 / 進行中 / 未開始)を表示します。
-
完了日:受講を完了した日付を表示します。
-
CEU:各コース/トレーニングプランで獲得できるCEUの数を表示します。コース / トレーニングプランを完了して獲得済みの CEU は緑色で表示され、進行中または未開始で獲得が予定される CEU 黒色で表示され、数字にアスタリスクが付きます。
パネル下部にはそれぞれの合計、獲得済 / * 予定 / 合計CEU が表示されています。
認定証
「認定証」タブには、ユーザーの認定証に関する履歴が表示されます。
列見出しを選択して、リストをアルファベット( A~Z / Z~A)や日付(昇順 / 降順) で並べ替えることができます。
-
トレーニング名:認定証に関連するコース名 / トレーニングプラン名を表示します。
ユーザーが同じコース/ トレーニング プランを複数回受講している場合、認定証はそれに応じて複数表示されます。ユーザーが現在登録されている場合、それぞれの認定証のステータスは有効、期限切れ、期限切間近、予定のいずれかです。
ユーザーがコース / トレーニングプランから登録解除された場合、受講履歴には「有効 / 期限切れ / 期限切間近」ステータスの認定証が表示されます。「予定」の認定証は表示されません。 -
ステータス:認定証のステータス「有効 / 期限切れ / 期限切間近 / 予定」を表示します。
-
発行日:認定証が発行された日付を表示します。
- 有効期限:認定証に有効期限が設定されている場合、その日付を表示します。
スキル
「スキル」タブには、ユーザーのスキルに関する履歴が表示されます。
各列見出しを選択して、リストをアルファベット( A~Z / Z~A)や日付(昇順 / 降順) で並べ替えることができます。
-
スキル:スキル名を表示します。
次の場合は、同じレベルのスキルが複数回表示されることがあります。- 特定のレベルのスキルが、異なるコース/トレーニング プランに関連付けられているか、または異なる機会に異なるユーザーによって付与された場合。
- ユーザーが、コース/トレーニング プランを複数回再受講しており、それぞれのスキルのステータスが異なる場合。
ユーザーが現在登録されている場合は、それぞれのスキルのステータスは、有効、失効、予定のいずれかです。
ユーザーがコース / トレーニングプランから登録解除された場合、受講履歴には「有効 / 失効」 ステータスのスキルが表示されます。「予定」のスキルは表示されません。
-
レベル:スキルのレベルを表示します。
-
スキルソース:スキルを付与したユーザー、またはスキルが付与されたコース/トレーニングプラン名を表示します。
スキルは、コース/ トレーニング プランの完了により自動的に付与するか、カタログ管理者(ユーザーページから)または、ライン マネージャー (ライン マネージャー ダッシュボードから)により手動で付与することができます。
そのため、スキルソソースにはユーザー名、またはコース / トレーニングプランの名前が表示されます。
ユーザー名を選択して、付与したユーザーにメールを送信できます。コース / トレーニングプランの名前が青色の場合は、トレーニング ホームページへのリダイレクト リンクになっています。グレーアウトしている場合、このコース / トレーニングプランは終了しているか、削除されているか、公開されていません。
-
ステータス:スキルのステータス「有効 / 失効 / 予定」を表示します。
-
取得日:スキルが付与された日付を表示します。
- 失効日:スキルに失効日が設定されている場合はその日付を表示します。
受講の進捗を閲覧
この操作は、1人のユーザーに対してのみ実行できます。
受講の進捗を閲覧では、、ユーザーのコースとトレーニングプランの進捗の概要を把握できます。
1.ユーザーを選択します。「直属の部下の管理」パネルが開きます。
2.「受講の進捗を閲覧」を選択します。受講者の進捗ダッシュボードが開きます。
3.受講の進捗ダッシュボードでは、ライン マネージャーは次のことを行うことができます。
- ユーザーのすべてのコース / トレーニングプランに関する受講の進捗を確認できます。
進捗ダッシュボードに表示される情報については、こちらを参照してください。 - 「レポートのダウンロード」で、ユーザーの進捗レポートをExcelファイルでダウンロードできます。レポートに出力される情報については、こちらを参照してください。
- ユーザーの認定証を管理できます。
- 列の並べ替えやフィルターを利用して、特定のコースやトレーニングプランのユーザーの進捗を見つけることができます。「ステータス / 完了 / 認定証」 列で情報をフィルタリングするには、列見出しにあるフィルターアイコンを選択します。
- ステータス:学習の進捗ステータス「完了、進行中、未開始」によりフィルタリングします。
- 完了:指定した日付の範囲内に完了された コー ス/ トレーニングプランをフィルタリングします。
- 認定証:認定証の付与の有無によってフィルタリングします。
現在有効または削除されたコース/トレーニング プラン、インポートされた外部トレーニングの認定証を管理します。
1.該当するコース/トレーニングプランの アイコンを選択します。
2.開いたパネルには、選択した コース/トレーニングプランの認定証が表示されます。
ユーザーがコース/トレーニング プランに対して複数の認定証を持っている場合は、すべての認定証が表示されます。
3.以下の操作を行うことができます。
- 有効期限:フィールドを選択してカレンダーで日付を変更するか、✖ アイコンで有効期限を削除します。「保存」で変更を適用します。
-
ダウウンロード:
アイコンで認定証をダウンロードします。
-
削除:
アイコンで認定証を削除します。削除は直ぐに実行されます。この操作はもとに戻すことはできません。
複数、またはすべての認定証を選択して一括で操作することができます。
コース/トレーニング プランに登録
ユーザーをコース / トレーニングプランに登録します。この操作は「すべてのカタログ」ビューでも実行できます。
コース/トレーニング プランへの登録は、以下の手順で行います。
1.ユーザーを選択します。「直属の部下の管理」パネルが開きます。
2.「コース / トレーニングプランに登録」を選択します。
パネルが開き、現在のカタログで登録可能な、すべてのコースとトレーニング プランのリストが表示されます。
「すべてのカタログ」ビューの場合「カタログ」フィルターが表示され、特定のカタログのコースとトレーニング プランのみを表示できます。
日付範囲(開始日と終了日)、トレーニングタイプ(eラーニング、集合トレーニング、トレーニングプラン)、スキルによるフィルターの適用や、検索フィールドでトレーニングの検索ができます。
「 〉登録する受講者」を展開して、現在選択しているユーザーを確認できます。ユーザー名の右にある ✖ で選択を解除できます。
注記:
- 未公開、予定済、終了、および「コースカタログに表示」オプションが無効になっているコース / トレーニングプランは表示されません。
- 「トレーニング対象者」が設定されたコースとトレーニングプランは、グローバル設定>LMS 設定>コースの対象者設定で「コースとトレーニングプランの対象者設定を有効にする」オプションが無効になっている場合にのみ表示されます。
- グローバル設定>LMS 設定>コースの対象者設定で「コースとトレーニングプランの対象者設定を有効にする」オプションが有効の場合は、次のいずれかの要件に当てはまる コース/ トレーニングプランが表示されます。
- ライン マネージャー がコース管理者、講師、またはカタログ管理者である
- ライン マネージャーであるユーザーが、トレーニング対象者のユーザーである
「コースの対象者設定」については、こちらを参照してください。
3.ユーザーを登録するコース/ トレーニング プランを選択します。
4.「登録」で、選択したコース/トレーニング プランにユーザーを登録します。
ユーザーは該当するコースとトレーニングプランの受講者に追加され、トレーニングプラン内のロックされていないすべてのコースに登録されます。登録されたユーザーは、コースのタイプに応じて関連する通知を受け取ります。通知については、こちらで該当する通知を参照してください。
コース/トレーニング プランの登録解除
コース / トレーニングプランからユーザーの登録を解除します。この操作は「すべてのカタログ」ビューでも実行できます。
コース/トレーニング プランの登録解除は、以下の手順で行います。
1.ユーザーを選択します。「直属の部下の管理」パネルが開きます。
2.「コース / トレーニングプランの登録解除」を選択します。
パネルが開き、現在のカタログで選択したユーザーが登録されている、すべてのコースとトレーニング プランのリストが表示されます。
「すべてのカタログ」ビューの場合「カタログ」フィルターが表示され、特定のカタログのコースとトレーニング プランのみを表示できます。
複数のユーザーが選択された場合、選択したユーザー全員が登録されているコース / トレーニングプランを表示します。
日付範囲(開始日と終了日)、トレーニングタイプ(eラーニング、集合トレーニング、トレーニングプラン)と公開ステータス(公開、未公開、予定済、終了)、スキルによるフィルターの適用や、検索フィールドでトレーニングを検索できます。
「 〉登録解除する受講者」を展開して、現在選択しているユーザーを確認できます。ユーザー名の右にある ✖ で選択を解除できます。
3.ユーザーの登録を解除するコース/ トレーニング プランを選択します。
4.「登録解除」で、選択したコース/トレーニング プランからユーザーの登録を解除します。
ユーザーは選択したコース / トレーニング プランから登録を解除されます。保留中の登録申請はキャンセルされます。ユーザーは、コースのタイプに応じて関連する通知を受け取り、カレンダーの招待は削除されます。通知については、こちらで該当する通知を参照してください。
注記:
Microsoft Entra ID (Azure Active Directory) グループを通じて登録されたユーザーの登録は解除できません。この場合、管理センターの通知
のメッセージにある「詳細」リンクを選択して、ユーザーが Microsoft Entra ID (Azure Active Directory) グループを介して登録されているコースとトレーニングプランを確認できます。
これらのユーザーをコース / トレーニングプランから登録解除するには、カタログ管理者は次のいずれかの操作を行います。
- 関連するコースまたはトレーニング プランのコース設定パネル>ユーザー セクションで、該当する Microsoft Entra ID (Azure Active Directory) グループの登録を解除します。
- Microsoft Entra ID (Azure Active Directory) グループからユーザーを削除します。
- Learn365 から Microsoft Entra ID (Azure Active Directory) グループ全体を削除します。
すべてのコース/トレーニング プランの登録解除
カタログのすべてのコース / トレーニングプランからユーザーの登録を解除します。この操作は「すべてのカタログ」ビューでも実行できます。
コース/トレーニング プランの登録解除は、以下の手順で行います。
1.ユーザーを選択します。「直属の部下の管理」パネルが開きます。
2.「すべてのコース / トレーニングプランの登録解除」を選択します。
3.確認ダイアログで「OK」選択します。操作を中止する場合は「キャンセル」を選択します。
ユーザーは、現在のカタログ(「すべてのカタログ」ビューの場合はすべてのカタログ)にあるすべてのコースとトレーニング プランから、受講者の登録を解除されます。保留中の登録申請はキャンセルされます。ユーザーは、コースのタイプに応じて関連する通知を受け取り、カレンダーの招待は削除されます。通知については、こちらで該当する通知の記事を参照してください。
注記:
Microsoft Entra ID (Azure Active Directory) グループを通じて登録されたユーザーの登録は解除できません。この場合、管理センターの通知
のメッセージにある「詳細」リンクを選択して、ユーザーが Microsoft Entra ID (Azure Active Directory) グループを介して登録されているコースとトレーニングプランを確認できます。
登録申請
ライン マネージャーの承認が保留となって いる登録申請がある場合、「登録申請」 フィルターが表示されます。フィルターには申請者の総数が表示されます。
保留中の登録申請がない場合、このフィルターは表示されません。
登録申請を承認または却下します。
1.「登録申請」フィルターを選択し、登録申請が保留となっているユーザーを表示します。
赤い丸数字は、各ユーザーが持つ保留中の登録申請の数です。
既定では、ライン マネージャーの直属の部下の保留中の登録申請が表示されます。直属の部下の部下の申請も表示するには、トップバーで「直属の部下の部下」を選択します。
2.ユーザーを選択します。「直属の部下の管理」パネルが開きます。
3.「登録申請 」を選択します。「登録申請」パネルが開きます。
パネルには以下の情報が表示されます。
- コース名:ユーザーが登録を申請しているコース / トレーニングプランの名前を表示します。
- コースタイプ:トレーニングのタイプを表示します。
-
セッション開始日と場所:e-ラーニング、トレーニング プラン、集合トレーニングでセッション/ セッショングループに登録しない場合は空欄です。
- 登録タイプ「1つの/ 複数のグループまたはセッション」の集合トレーニングへの申請には、セッション リストのリンクが表示されます。リンクを選択して、受講者が登録を申請したセッションやセッショングループを追跡できます。
- 登録タイプ「すべてのグループとセッション」の場合、受講者はコース内のすべてのセッションとセッショングループに登録されるため、「すべてのセッション」と表示されます。
- リクエスト済み:ユーザーが登録を申請した日時を表示します。
4.開いたパネルで、コースまたはトレーニングプランを選択すると「承認」と「却下」ボタンがアクティブになります。
-
却下:登録申請を却下します。確認ダイアログで却下の理由を入力し、「却下」を選択します。却下の理由は E メールで受講者に通知されます。
- 承認:登録申請を承認します。
承認されると、ユーザーは
- 登録申請した e-ラーニング コースまたはトレーニング プランに登録されます。
- 集合トレーニング コースでセッションの登録なしで登録した場合、コースに登録されます。
- 集合トレーニング コースでセッションまたはセッション グループへの登録が必要な場合、登録タイプに応じて次のようになります。
- 1つのグループまたはセッション:選択したセッションまたはセッショングループに登録されます。
- 複数のグループまたはセッション:ユーザーが選択したすべてのセッションおよびセッショングループに登録されます。
- すべてのグループとセッション:コースにあるすべての有効なセッションとセッショングループに登録されます。
ユーザー登録申請(選択)したセッション/ セッショングループで、空席があるものと、順番待ちへの追加がある場合、ライン マネージャー は空席のあるセッション/ セッショングループのみを承認できます。順番待ちに追加された申請は、コース 管理者またはカタログ管理者のみが承認することができます。
評価-レビュー待ち
コースの評価の監督者に割り当てられているライン マネージャーは、受講者の評価を確認および承認できます。評価の詳細については、こちらを参照してください。
直属の部下の評価のレビューが少なくとも1つ保留になっている場合、ラインマネージャー ダッシュボードに「評価」フィルターが表示されます。フィルターにはレビューが保留になっている受講者の数が表示されます。フィルターを選択すると、レビューが保留になっている受講者のみが表示されます。
ライン マネージャーが監督者である評価で、レビューがされていない評価がある場合、「評価」フィルターが表示されます。フィルターにはレビューされていない評価の数が表示されます。
既定では、ライン マネージャーの直属の部下を対象として表示されます。直属の部下の部下の評価も含めて表示するには、トップバーで「直属の部下の部下」を選択し、「評価」フィルター選択します。
「評価」のレビューを管理するには、受講者を選択し、開いたパネルで「評価 -レビュー待ち」を選択します。(横の数字は、受講者のレビューが保留になっている評価の数です。)
レビューが保留されている評価がない場合、ダッシュボードに「評価」フィルターは表示されません。このような場合、受講者を選択すると、「評価-レビュー待ち」の横に0が表示されます。
保留されている評価のレビューを行います。
1.「評価」フィルターを選択し、レビューが保留されている評価を持つユーザーを表示します。
2.ユーザーを選択します。「直属の部下の管理」パネルが開きます。
3.「評価 -レビュー待ち 」を選択します。
受講者の評価パネルが開きます。パネルには「レビュー待ち/ 未開始 / 差し戻し / 完了 / すべて」タブがあり、既定では「レビュー待ち」タブが表示されます。
パネルには以下の情報が表示されます。列見出しをクリックして、ページの情報を並べ替えることができます。
-
ステータス:受講者の評価の現在のステータスを表示します。
- 評価:学習項目「評価」のタイトル
- トレーニング:この評価に関連するコースのタイトル(コース ホーム ページへのリンク)。
-
アイコン:評価を管理するためのパネルが開きます。パネルではステータスに応じた操作ができます。
評価をレビューする
該当する評価の アイコンを選択します。パネルが開き、ステータスに応じた操作ができます。
レビュー待ちステータスでは:
- 「メッセージを書く」フィールドに入力し、
で受講者にコメントやフィードバックを送信することができます。
でコメントを編集できます。
でコメントを削除します。
- 「ファイルをアップロード」できます。
- ファイル名をクリックしてファイルをダウンロードできます。ファイルを削除するには
を選択します。
- 「承認」で受講者の評価を承認します。承認すると評価は完了となります。
- 「戻る」で受講者に評価を戻します。
- 「閉じる」パネルを閉じます。
未開始ステータスでは:
- 「メッセージを書く」フィールドに入力し、
で受講者にコメントやフィードバックを送信することができます。
でコメントを編集できます。
でコメントを削除します。
- 「ファイルをアップロード」できます。
- ファイル名をクリックしてファイルをダウンロードできます。ファイルを削除するには
を選択します。
- 「承認」で受講者の評価を承認します。承認すると評価は完了となります。
- 「閉じる」パネルを閉じます。
差し戻しステータスでは:
- 評価に関する受講者とのやり取り(コメント)を確認できます。
- ファイル名をクリックしてファイルをダウンロードできます。
- 「承認」で受講者の評価を承認します。承認すると評価は完了となります。
- 「閉じる」パネルを閉じます。
完了ステータスでは:
- 受講者が完了した「評価」が表示されます。
監督者が「承認」を選択すると評価が完了となり、これ以上この評価を修正することはできません。確認ダイアログで「OK」を選択して承認を確定します。
受講者は「評価レビュー済み」通知を受け取ります。
認定証のダウンロード
認定証のダウンロードでは、ユーザーの認定証をダウンロードできます。
認識証のダウンロードは、以下の手順で行います。
1.ユーザーを選択します。「直属の部下の管理」パネルが開きます。
2.「認定証のダウンロード」を選択します。直ちに認定証アーカイブの準備が開始されます。
管理センターの通知 に進捗が表示されます。
3.準備が完了するとメッセージ内の「リンク」を選択して .zipファイルをダウンロードします。
複数のユーザーを選択した場合、認定証はユーザーごとにグループ化され、zipファイル内にはユーザー毎のォルダーが作成されます。
フォルダー内にはユーザーの持つ有効、期限切間近、期限切れのステータスの認定証が含まれます。認定証はPDF形式で出力できます。
外部トレーニングデータのインポート
外部トレーニングデータのインポートでは、カタログ内の既存のコースまたは新しいコースとしてトレーニングの記録をインポートできます。
受講者が既に完了している既存のコースにトレーニングの記録をインポートした場合、新しい登録が作成されます。そうでない場合、現在の登録に完了が記録されます。受講者のコース ホーム ページには、直近の完了日をもつ登録が表示されます。すべての登録は、トレーニング ダッシュボードや受講履歴で確認することができます。
外部トレーニングデータのインポートは、次の手順で行います。
1.ユーザーを選択します。「直属の部下の管理」パネルが開きます。
2.「外部トレーニングデータのインポート」を選択します。
3.開いたパネルでフィールドに入力します。
アスタリスク*が付いたフィールドは必須です。
- コース*:ドロップダウンリストから現在のカタログ内の既存のコースを選択するか、新しいコースのタイトルを入力します。
- トレーニングタイプ*:コース フィールドで既存のコースを選択した場合、このフィールドは入力できません。新しいコース名を入力した場合、e-ラーニングまたは集合トレーニングを選択します。
- カテゴリー:コース フィールドで既存のコースを選択した場合、このフィールドは入力できません。新しいコース名を入力した場合、新しいカテゴリーまたは既存のカテゴリーを割り当てることができます。
- 完了日*:カレンダー アイコンーを選択し、コースの完了日を選択します。現在の日付は青でマークされています。
- CEU:ユーザーに付与するCEUの数を指定できます。
4.フィールドに入力したら「次へ」を選択して次に進みます。
5.このコースの受講者の認定証をアップロードまたは生成します。
または認定証テンプレートから生成」で、認定証を生成する認定証テンプレートを選択します。
必要に応じて認定証をアップロードまたは作成します。
- 認定証アップロード:「アップロード」を選択してローカルデバイスから認定証をアップロードします。使用できるフォーマットは、JPEG、BMP、GIF、PNG、PDFです。
- 認定証テンプレートから生成:ドロップダウン リストから認定証テンプレートを選択します。
6.有効期限フィールドで認定証の有効期限を選択します。現在の日付は青でマークされています。
注意:このフィールドに入力する前に、認定証がアップロードまたは生成されていることを確認してください。
7.「保存」して外部トレーニングの記録をインポートします。
注記:
- 外部のトレーニング記録がインポートされても、ユーザーは通知を受け取りません。有効期限が設定された認定証がインポートされた場合、ユーザーはリマインダー「認定証有効期限のお知らせ」通知と、有効期限がきれた際「認定証の有効期限が切れています」通知を受け取ります。
- インポートされたトレーニングの記録は、トレーニングダッシュボード、ライン マネージャー ダッシュボード、受講履歴 、受講の進捗を閲覧、および削除されたトレーニングを含む受講レポートに表示されます。
- インポートされたトレーニングは、カタログおよびLearn365 管理センターの「トレーニング管理」に表示されません。
- ユーザーが登録された (受講登録ステータス はい / いいえ )既存のコースに認定証がインポートされ、登録日が認定証の発行日より前の場合、この認定証はユーザーのトレーニングダッシュボードに表示しません。
スキルの申請
スキルの申請では、ユーザーによるスキルの申請を管理します。
スキルの申請は、グローバル設定>LMS 設定>スキル機能で、「スキルの自己評価を有効化」と「スキルの自己評価に管理者の承認を必須にする」オプションが有効の場合に使用できます。
2つのオプションが有効で、現在のカタログで承認待ちのスキル申請が1つ以上ある場合、ライン マネージャー ダッシュボードに「スキル申請」フィルターが表示されます。すべての申請が処理されている場合、このフィルターは表示されません。
カタログセレクタで「すべてのカタログ」を選択して、すべてのカタログのスキル申請を表示できます。カタログセレクタについては、こちらを参照してください。
ライン マネージャーは、申請されたスキルに対して次のことができます。
これらは以下の手順で行います。
1.「スキル申請」フィルターを選択し、スキルの申請を行っているユーザーを表示されます。
2.ユーザーを選択します。「直属の部下の管理」パネルが開きます。
3.「スキル申請 」 を選択します。数字は、現在のカタログでユーザーがスキルを申請している件数を示します。
カタログセレクタで「すべてのカタログ」を選択した場合、この数値は、すべてのカタログにおける選択したユーザーのスキルの申請数(各カタログのスキル申請の合計)を示します。
4.スキル申請パネルが開き、選択したユーザーが申請したスキルのリストが表示されます。ここで申請されたスキルの確認、承認、却下ができます。
パネルには以下の情報が表示されます。
- スキル:スキル名
- コースカタログ:コースカタログ名(この情報は「すべてのカタログ」が選択されている場合に表示します。)
- 現在のレベル:ユーザーがすでに同じスキルをもつ場合、現在のスキルレベル。
- 申請したレベル:ユーザーが申請したスキルレベル。
一度に複数の申請を処理できます。リストのすべてを選択するには、列見出し「スキル」のチェックボックスを選択します。
スキル申請の承認
1.該当するスキルを選択してページ下部の「承認」ボタンを選択するか、該当するスキルの アイコンを選択します。スキル申請の承認パネルが開きます。
2.必要なフィールドに入力します。
- レベル:ユーザーが申請したスキルレベルを表示します。
- 失効日:必要に応じて、選択されているスキル レベルの失効日を指定します。
- 本文:ユーザーへのメッセージを入力します。このメッセージは、承認を送信したときにユーザーが受け取る「スキル申請の承認」通知に記載されます。
注記:
「レベル」フィールドではドロップダウンリストからレベルを選択して、申請されたスキルレベルを変更(ダウングレードまたはアップグレード)できます。これにより、管理者が変更したしたスキルレベルで承認されます。ユーザーはトレーニングダッシュボードの「有効」ステータスで承認されたスキルのレベルが変更されていることを確認できます。
トレーニングダッシュボードでは、承認されたスキルがスキルセクションの「承認待ち」から「有効」に移動し、受講履歴セクションのスキルに表示されます。
ユーザーは「スキル申請の承認」と「スキルが付与されました」通知を受け取ります。
3.「送信」を選択してスキル申請を承認します。
これにより、次のようになります。
- 申請されたスキルとそのレベルが承認されます。
- 受講者は、トレーニング ダッシュボード と 受講履歴に、申請されたスキルとレベルが「有効」 ステータスに表示されます。
- 受講者は「スキル申請の承認」通知を受け取ります。
スキル申請の却下
1.スキルを選択してページ下部の「却下」ボタンを選択するか、該当するスキルの ✖ アイコンを選択します。スキル申請の却下パネルが開きます。
2.必要に応じてユーザーへのメッセージを入力します。このメッセージは、却下を送信したときにユーザーが受け取る「スキル申請の却下」通知に記載されます。
3.「送信」を選択してスキル申請を却下します。
これにより、次のようになります。
- 却下されたスキルとそのレベルは、受講者のトレーニング ダッシュボード>スキルの 「承認待ち」タブに表示されなくなります。
- 受講者は「スキル申請の却下」通知を受け取ります。
スキルの熟達度
「スキルの熟達度」では、部下の目標スキルの付与やスキルの失効日を設定できます。
また、受講者の各スキルの達成状況や、すべての目標スキルの達成度、現在の達成度、ギャップの平均を示すチャートも表示されます。
1.ユーザーを選択します。「直属の部下の管理」パネルが開きます。
2.「スキルの熟達度」 を選択します。受講者のスキルの熟達度パネルが開きます。
スキル習熟度パネルには「スキル ギャップ」と「スキルの熟達度」タブがあります。
スキル ギャップ タブ
スキルギャップ タブには、以下の情報が表示されます。
- 受講者の役職: Microsoft Entra ID (Azure Active Directory) で設定されたユーザーの役職
- 目標スキル:受講者に定義されたすべての目標スキルの数
- 達成した目標:受講者が目標レベルに達したスキルの数
- 達成に近い目標:受講者が目標レベルに対する進度が 70%以上のスキルの数
- 未達成の目標:受講者が目標レベルに対する進度が 70%未満のスキルの数
- チャート:定義されたすべての目標スキルの達成度とギャップの平均を示します。
下段のリストでは、目標スキルは0から始まる順序尺度で表示され、スキル ギャップはパーセンテージで表示されます。
例えば、次のようなスキルレベルの場合:
- 初心者(level 1)
- 初級(level 2)
- 中級(level 3)
- 上級(level 4)
- エキスパート(level 5)
受講者の目標スキルレベルが「エキスパート(level 5)」であり、上級(level 4) を達成している場合、グラフのスキルギャップは 20%と表示されます。
目標の熟達度のパーセンテージは、目標として定義したスキルレベルによって異なります。上記と同じ例で、目標のスキルレベルが「上級(level 4)=5段階中4」に設定されている場合、受講者のこのスキルの目標の熟達度は 80% になります。
例
Aさんはあるスキルをレベル 2 で取得しましたが、このスキルの目標はレベル 4 です。よって、目標に対する熟達度は 50% となり、これは未達成の目標としてカウントされます。Aさんがレベル 3 を取得すると、そのスキルの目標に対する熟達度は 75% になり、達成に近い目標になります。
Bさんはあるスキルをレベル 1 で取得しましたが、このスキルの目標はレベル 3 です。よって、目標に対する熟達度は 33% となり、これは未達成の目標としてカウントされます。Bさんがレベル 2を取得すると、そのスキルの目標に対する熟達度は 67% になりますが、まだ未達成の目標のままになります。
同じスキルに対して複数のルールが定義されており、それぞれのスキルレベルが異なる場合、スキル ギャップは高いスキルレベルが設定された定義に基づいて計算されます。
例
Aさんが人事部門のアナリストとして勤務している会社では、管理者が 2つのスキルを定義しています。
- 会社のアナリスト全員を対象に、人材マネジメント/ 中級レベル(レベル3)
- 人事部門の全員を対象に、人材マネジメント/ 上級レベル(レベル4)
Aさんはすでに「人材マネジメント/初級(レベル2)」を取得していますが、どちらの定義も対象となります。この場合、スキル ギャップはより高い、人事部門の全員を対象とした要件のスキル「人材マネジメント/ 上級レベル(レベル4)」に基づいて計算されます。
スキル ギャップ タブの下段のスキルリストでは、各スキルの現在のレベル、目標レベル、スキル のギャップ、現在 vs 目標 vs 熟達度が表示されます。
現在 vs 目標 vs 熟達度はライン グラフで表示され、受講者が目標レベルに達している場合は緑色、 達していない場合は黄色、スキルの最初のレベルに達していない場合はグレーになります。
スキルの熟達度 タブ
スキルの熟達度度 タブには、受講者の目標スキル、現在のレベル、目標レベル、失効日(指定されている場合)が表示されます。管理者によってスキルが付与されたスキルには、スキルソースとして管理者名が表示されます。
ライン マネージャーは、ここで部下の目標スキルの現在のスキル レベルとスキルの失効日を変更できます。
受講者の現在のレベルの変更は、ドロップダウンリストから該当するレベルを選択します。
失効日の編集は、カレンダー で日付を選択します。
変更を適用するには「保存」を選択します。
変更は「スキル ギャップ」タブに表示される情報に反映されます。また、受講者には「スキルが付与されました」または「スキルが更新されました」通知が送信されます。通知の詳細については、こちらを参照してください。
スキルの付与
スキルの付与では、ユーザーにスキルを付与することができます。
注記:
スキル付与により付与されたスキルは、Learn365 の特定のコースやトレーニングプランに関連付けられません。
ユーザーはトレーニングダッシュボードからこれらのスキルを確認することができます。
スキルの付与は次の手順で行います。
1.ユーザーを選択します。すべてのユーザーを選択するには、列見出し「名前」のチェックボックスを選択します。「直属の部下の管理」パネルが開きます。
2.「スキルの付与」を選択します。スキルの付与 パネルが開きます。
3.開いたパネルパネルのフィールドに入力します。
- カタログフィルター:このフィールドは、ライン マネージャー ダッシュボードで「すべてのカタログ」を表示している場合に表示されます。ドロップダウン リストからカタログを選択すると、そのカタログに関連するスキルとカテゴリを表示できます。
- カテゴリーフィルター:このフィールドは、カタログ(「すべてのカタログ」ページが表示されている場合はすべてのカタログ)内の少なくとも 1つのスキルにカテゴリーが関連付いている場合に表示されます。カテゴリーを入力してスキルをフィルタリングします。「管理」と「コミュニケーション」など、複数のカテゴリーを入力すると、いずれかのカテゴリーが設定されているコースが表示されます。
- スキル *:このフィールドは入力必須です。ドロップダウン リストに、現在のカタログにあるすべてのスキルが表示されます。複数のスキルを選択できますが、同じスキルの異なるレベルを選択することはできません。
-
失効日:カレンダー
を選択し、日付けを選択します。現在の日付けは青で示されています。
4.「スキルを付与する受講者」を展開して、選択したユーザーを確認できます。
必要に応じて、ユーザーの右側にある ✖ を選択し、付与する受講者から削除できます。
5.準備ができたら「付与」を選択して、選択したユーザーにスキルを付与します。
スキルの取り消し
スキルの取り消しでは、ユーザーが持つスキルを取り消すことができます。
スキルの取り消しは次の手順で行います。
1.ユーザーを選択します。すべてのユーザーを選択するには、列見出し「名前」のチェックボックスを選択します。「直属の部下の管理」パネルが開きます。
2.「スキルの取り消し」を選択します。スキルの取り消し パネルが開きます。
3.開いたパネルで取り消すスキルを選択します。リスト内のすべてのスキルを選択するには、列見出し「スキル」のチェックボックスを選択します。
複数のユーザーが選択されている場合、選択したユーザーすべてが持つスキルのみを表示します。
4.「スキルを取り消す受講者」を展開して、選択したユーザーを確認できます。
必要に応じて、ユーザーの右側にある ✖ を選択し、取り消す受講者から削除できます。
5.準備ができたら「取消し」を選択して、選択したユーザーのスキルを取消します。
スキルが取り消されると、管理センターの通知 に表示されます。