Learn365 v.3.75 アップデート情報(2026年7月6日)
Learn365 バージョン 3.75 の更新内容をお知らせします。
1.トレーニング管理
💠トレーニングの削除
トレーニング(コースやトレーニングプラン)の削除する際、管理者のロールに応じて「削除(アーカイブ)」または「消去」のいずれかを選択できるようになりました。
- 削除(アーカイブ):一時的な削除です。削除されたトレーニングは 「削除済み(アーカイブ)」 に移動されます。この操作は、カタログ管理者およびコース管理者が実行できます。アーカイブされたトレーニングはLearn365で利用可能なトレーニングに戻すことはできませんが、カタログ管理者は、「トレーニング管理」ページの右上にある切り替えトグルで削除されたトレーニングにアクセスし、進捗の表示やレポートの出力ができます。
- 消去:Learn365から対象のトレーニングとそれに関連するデータをシステムから完全に削除します。この操作は元に戻すことができません。したがって、そのトレーニングが不要であることを十分に確認したうえで実行してください。この操作ができるのはカタログ管理者のみです。
トレーニングを[削除(アーカイブ)]すると、通常の「トレーニング管理」画面には表示されなくなります。
各トレーニングにおける「削除(アーカイブ)」については、以下をご参照ください。
- eラーニング コースの管理>削除(アーカイブ)
- 集合トレーニング コースの管理>削除(アーカイブ)
- トレーニングプランの管理>削除(アーカイブ)
カタログ管理者は、トレーニング管理画面の右上にある切り替えトグルを使用して、 削除(アーカイブ)されたトレーニングにアクセスし、以下の操作を行うことができます。
- コースやトレーニングプランの進捗の確認
- コースレポートへのアクセス
- コースやトレーニングプランの消去(完全な削除)
詳しくは、「トレーニング管理ページとその機能>削除(アーカイブ)したトレーニングの管理」をご参照ください。
💠トレーニング管理画面の表示
「トレーニング管理」 ページでよく使用するフィルターを、既定の設定として保存できるようになりました。
対象のカタログのLearn365管理センター>「トレーニング管理」で、画面のメニューバーにある[フィルター]から該当する項目のチェックボックスを選択し、パネル下部の[既定値に設定]を選択します。
この設定はユーザー(管理者)ごとに保存されるため、各管理者が自分専用の表示を設定でき、次回以降「トレーニング管理」ページを開くと自動的に適用されます。
詳しくは、「トレーニング管理ページとその機能>トレーニングの並べ替え、フィルター、検索」をご参照ください。
2.レポート
💠削除(アーカイブ)されたトレーニングのレポート
「トレーニング管理」ページの「削除済み(アーカイブ)」 ビューで、削除(アーカイブ)済みのトレーニングに対して以下のレポートを実行できるようになりました。
- コースレポート:削除済み(アーカイブ)のコースに対してこのレポートを実行すると、出力条件の「含める登録」は既定で 「キャンセル」が選択されます。
- コース/トレーニングプラン進捗レポート:閲覧専用の「コース/トレーニングプランの進捗ダッシュボード」から、進捗レポートをダウンロードできます。
- トレーニングレポート:削除済み(アーカイブ)のコースに対してこのレポートを実行すると、出力条件の「含める登録」は「キャンセル」、「トレーニング含む」は「削除」が既定で選択されます。
💠レポート>[レポートのダウンロード]
対象のカタログのLearn365管理センター>「レポート」ページの[レポートのダウンロード]から出力できる以下のレポートに、新たに出力条件「トレーニング含む」が追加されました。これにより、カタログ管理者は、レポート出力の対象として 「アクティブ」「削除済み」「すべてのトレーニング」 のうち、どのトレーニングを含めるかを選択できるようになりました。
- コンテンツパッケージ
- ラーニングモジュール
- クイズ
- アンケート レポート
- トレーニングの進捗レポート
💠トレーニング所要時間レポート
「受講者に対してトレーニング時間の登録を許可する」機能がオンになっている場合の、「トレーニング所要時間(推定時間)」 レポートを改善しました。
- eラーニング/集合トレーニング:学習時間のカテゴリーが割り当てられている場合は、そのカテゴリーで定義された時間が「所要時間(分)」に表示されます。カテゴリーが割り当てられていない場合は、トレーニング設定パネルの基本情報にある「所要時間(標準形式)」に入力されている時間が表示されます(受講者が登録時点の値が反映されます)。
- 外部トレーニングや非公式の学習:これまで通り受講者が選択したカテゴリーに対して入力した時間がそのまま表示されます。
3.セッションとセッショングループ管理
集合トレーニング設定パネル>「セッション」セクションのフィルターを強化しました。
新しく「時間枠」が追加され、講師と開催時期(「今日」、「今週」、「今月」「今年」「最近および今後の予定」)の両方で絞り込みができるようになりました。これにより、必要な日程だけをすぐに見つけることができます。
また、パネル下部の[既定値に設定]を選択することで、選択したフィルター設定を保存できます。この設定はユーザー(管理者)ごとに保存されるため、各管理者が自分専用の表示を設定でき、次回以降「セッション」セクションを開くと自動的に適用されます。
4.Content365 Authoring
教材の作成、管理ツール「Content365 Authoring」において、管理者が表示オプションを使ってコースの「説明」を非表示に設定し、それをLearn365に同期した場合、その変更がLearn365側の管理画面(教材パッケージの編集画面)にある説明欄にも反映されるようになりました。
この改善は、Content365 Authoringで作成、管理されている教材にのみ適用されます。手動でアップロードされた一般的なSCORMには適用されません。
5.順番待ちリスト
集合トレーニング コースの「順番待ちリスト」オプションは、従来のオン/オフ設定からドロップダウン形式に変更されました。これにより、管理者は順番待ち(キャンセル待ち)を柔軟に管理することができます。
- 無効:順番待ち機能を無効にします(従来のトグル「オフ」に相当)。
- 自動:空席が出たらユーザーを自動的に登録します(従来のトグル「オン」に相当)。新しく作成したコースの既定値になります。
- 管理者が管理:管理者が順番待ちリストへの追加や削除、セッションへの割り当て、セッション間の移動を手動で行います。
選択した設定は、そのコースのすべてのセッションおよびセッショングループに適用されます。
既存のコースについては、今回のアップデート時にシステム側で自動的に新しい設定に引き継がれます(コースの「順番待ちリスト」オプションがオンの場合「自動」へ、オフの場合「無効」へ自動変換されます)。
順番待ちリストの管理については、「トレーニング管理ページとその機能>順番待ちリスト」をご参照ください。
6.通知
新しい通知テンプレート 「管理者の確認による順番待ちリストへの追加」 が追加されました。この通知は、管理者がユーザーを手動で順番待ちリストに追加した際に送信されます。
テンプレートには、新しい変数 {admin name} が追加されており、メール本文にユーザーを順番待ちリストへ追加した管理者の名前が表示されます。
詳しくは、「集合トレーニング コースの通知>管理者の確認による順番待ちリストへの追加」をご参照ください。
7.サブスクリプション情報
Microsoft Marketplace経由でLearn365を導入されたお客様向けに、「組織情報」ページを更新しました。対象のお客様は、アクティベーションキーを入力しなくても、組織の基本情報を入力し、利用規約に同意して[保存]すると、Learn365のライセンスが自動的に有効化されます。
8.新しいUI
2026年7月6日以降に新しく作成された環境(テナント)では、既定で新しい画面デザイン(UI)が適用されます。そのため、プレビュー機能の「新しい UI を規定値に設定」「ユーザーに対して新しい UI への切り替えを許可する」オプションは表示されません。
💠コースカタログ/トレーニングダッシュボード
トレーニングダッシュボード>コースカタログページやコースカタログ ホームページに説明を追加できるようになりました。説明はリッチテキストエディターを使って、カタログごとに自由に編集できます。※従来のUIで設定していた説明文はそのまま引き継がれます。
💠Learn365プレイヤー
以下の条件に該当する場合、コースホームページやLearn365プレイヤーに、コース完了の条件を満たしていないことを知らせるメッセージが表示されるようになりました。
- 承認された評価の成績が、コース完了の基準に達していない場合。
- セッションへの出席が、コース設定またはコース完了設定の条件で定義された出席率(パーセンテージ)を満たしていない場合。
9.評価
評価に「グレードスケール」設定されている場合、コース管理者およびカタログ管理者は、コースの進捗ダッシュボードから受講者の評価の成績を設定または更新できるようになりました。
カタログ管理者は、受講者の進捗ダッシュボードからも同様の操作を行えます。
- 管理者が評価を採点し、かつコース内のその他の必須項目がすべて完了している場合、コースは自動的に完了としてマークされます([完了]トグルが自動的にはいに設定されます)。
- 管理者が付与した成績は、コース完了条件で定義されている「必要な結果」よりも優先されます。
- 管理者は評価に対してグレードスケールを設定せず(「設定されていません」を選択)、手動でコースを完了にすることも可能です。この場合も、コース完了条件で定義されている「必要な結果」よりも優先されます。
10.Flow365
管理者が「Flow365」を使って、多くのユーザーアカウントを一括でインポートする際の処理パフォーマンスを大幅に向上させました。これにより、大量データでもスムーズにアカウント連携が行えます。
11.スキルフレームワーク
すべてのカタログのLearn365管理センター>グローバル設定>LMS設定における、ラインマネージャーの管理権限が強化されました。
変更点
- 「ライン管理設定」の「登録とトレーニング記録の管理」オプションは、 ラインマネージャーによる部下のスキルおよびスキル申請の閲覧・管理権限とは関連付けられなくなりました。
- 「スキル機能」に、新たに「ラインマネージャーにスキルの付与と取り消しを許可する」トグルが追加されました。
新規テナントでは、このトグルは既定で「オン」に設定されています。既存テナントでは、「登録とトレーニング記録の管理」オプションの設定を引き継ぎます。
「ラインマネージャーにスキルの付与と取り消しを許可する」トグルが、
-
オンの場合、ラインマネージャーは、「ラインマネージャー ダッシュボード」または「チームのスキルの熟達度」ページから、次の操作を実行できます。
- 部下のスキルの習熟度を閲覧する
- 部下にスキルを付与する
- 部下のスキルを取り消す
- 部下からのスキル申請を承認する
- オフの場合、ラインマネージャーは、「チームのスキルの熟達度」ページから、部下の「スキルの熟達度」パネルで、「スキルギャップ」タブのみを閲覧できます。
12.ユーザーグループの受講登録と登録解除
トレーニングプランへのユーザー グループの受講登録および登録解除処理のパフォーマンスを改善しました。
13.API管理
グレードスケール機能の導入に伴い、以下のエンドポイントを追加しました。
-
GET /services/learn/grade-scale-sets Get all grade scale sets.:テナント内のすべてのグレードスケールを取得できます。これには以下の情報が含まれます。
- グレードスケールがアセスメント(評価)で有効になっているかどうか
- 有効になっているアセスメント(評価)の数
- グレードスケール内のレベルの数
- グレードスケールの作成日および変更日
- POST /services/learn/grade-scale-sets Create a new grade scale set..:新しいグレードスケールを作成します。
- GET /services/learn/grade-scale-sets/{id} Get a grade scale set by ID.:特定のグレードスケールの情報を返します。
- PUT /services/learn/grade-scale-sets/{id} Update an existing grade scale set.:指定されたグレードスケールのプロパティ(名前、レベル名、最小値・最大値など)を更新します。
- DELETE /services/learn/grade-scale-sets/{id} Delete a grade scale set.:グレードスケールを削除します。
- GET /services/learn/grade-scale-sets/{id}/assessments Get assessments using a specific grade scale set.:指定されたグレードスケールを使用しているアセスメント(評価)のリストを返します。
また、組織内のすべてのカタログにおけるアセスメント(評価)の試行履歴を取得するための、2つの新しいエンドポイントを追加しました。
- GET /services/learn/v2/AssessmentAttempts:すべてのアセスメント(評価)の試行履歴の一覧を取得します。
- GET /services/learn/v2/AssessmentAttempts/{id}:指定したアセスメント(評価)の試行履歴の詳細情報を取得します。
レスポンスには、アセスメント(評価)のステータスに加え、グレードスケールに関する情報も含まれます。具体的には、そのアセスメント(評価)に対して設定されているグレードスケールのIDや、結果として付与された成績などを取得できます。
詳しくは、「Learn365 Cloud API セクションの概要と機能」をご参照ください。
14.不具合の修正
- 受講者は、トレーニングダッシュボード>マイ トレーニングの「マイ ラーニングパス」から、選択したラーニングパスに異なるコースカタログのトレーニングを追加できるようになりました。
- ラーニングモジュール エディターで追加した「Webサイト リンク」について、URLの末尾にスペースが含まれており、かつ「新しいタブで開く」 トグルがオフになっている場合、編集ができない問題が解消されました。
- Learn365 モバイルアプリで、削除されたラーニングモジュールが表示される不具合が解消されました。
- ラーニングモジュールに追加されたSharePoint上のドキュメントで、ファイル名に 「#」 記号が含まれる場合、Learn365プレイヤーで表示できない問題が解消されました。
- 選択したカタログのLearn365管理センター>「トレーニング管理」ページで、トレーニングのタイトルに特殊文字が含まれる場合の並べ替え処理を改善しました。
- 組織のライセンスが上限を超過した場合、従来のUIと新しいUIの両方で適切なメッセージが表示されるようになりました。
- Web パーツに適用したカスタムスタイルが、トレーニングダッシュボードのページレイアウトに影響する問題が解消されました。
- コースの説明に追加されたリンクを正常に開けるようになりました。これまで、一部のケースで受講者がリンクを選択すると、リンク先へ移動する代わりに関連ファイルがダウンロードされていました。
- セッションの開催者が、「セッションの件名/開始日時/終了日時/開催場所」のいずれかを変更した場合、参加者に更新後の会議の招待メールが送信されるようになりました。
- コース管理者に対して受講者の詳細情報へのアクセスが制限されている(無効になっている)場合でも、コースの進捗レポートをダウンロードできるようになりました。これまでは、特定の条件の下ではレポートのダウンロード時にエラーが発生していました。
- Azure Communication Services を使用している組織では、一部のケースで、大規模な受信者グループにコースの通知を送信する際、配信制限が発生していました。この問題は解消され、選択したすべての受講者に対して通知が正しく配信されるようになりました。