Learn365 v.3.77 アップデート情報(2026年8月31日)
Learn365 バージョン 3.77 の更新内容をお知らせします。
1.AI アシスタンス
機能強化:AI チューターが「Content365 Authoring」のコンテンツに対応
新しい Learn365プレイヤーでトレーニングを受講する際、受講者をリアルタイムでサポートする AI チューターが、「Content365 Authoring」のコンテンツパッケージ内の情報を読み込んで回答できるようになりました。
受講者は、学習コンテンツの内容に沿ったより正確でタイムリーなサポートを受けられます。
※ Learn365内で作成・連携された Content365 Authoring パッケージが対象です。単体の SCORM形式に変換(エクスポート)されたコンテンツパッケージでは利用できませんのでご注意ください。
機能追加:AI チューターによる非表示ファイルの活用
管理者向けの新機能として、「AI チューターに隠しファイルの使用を許可する(プレビュー)」オプションが追加されました。
このオプションを有効にすると、コース内に保存され、受講者には公開されていないファイルを、AI チューターがナレッジ ソースとして処理します(回答用データとして利用します)。
機能強化:AI によるクイズ生成で作成可能な問題数を「最大50」に拡大
コース管理者およびカタログ管理者が AI を使ってクイズを作成する際、1つのクイズにつき合計最大50問まで一括で定義・生成できるようになりました。
- クイズ全体の合計:すべての問題タイプを合わせて最大50問まで作成可能。
- 問題タイプあたりの上限:1つの問題タイプにつき、全体の合計が50問を超えない範囲で最大25問まで生成可能。
2.ユーザーグループの同期
機能強化:集合トレーニングとトレーニングプランで「ユーザーグループの同期」が利用可能に
Learn365 バージョン 3.76で「e-ラーニング コース」に追加された「ユーザーグループの同期」オプションは、集合トレーニングとトレーニングプランにも追加されました。
Microsoft Entra(旧 Azure AD)グループやカスタムユーザーグループを受講者に登録している場合、グループ同期の「開始(オン)」と「停止(オフ)」を切り替えることで、グループのメンバー変更をトレーニングの受講登録に反映させるかどうかを制御できます。
同期がオンの場合、グループに新しいメンバーが追加されると自動的にトレーニングへ受講登録され、グループから削除されたメンバーは受講登録も自動的に解除されます。同期をオフにした場合、グループのメンバーに変更があっても、トレーニングに登録されているグループには反映されません。
トレーニングプランに関する注意点
トレーニングプランにおけるグループ同期は、トレーニングプラン内にある個々のコースの同期設定とは完全に独立しています。トレーニングプランの同期を「停止」または「開始」しても、そのグループがトレーニングプラン内にあるコースに直接登録されている場合、コース側の同期ステータスには反映されません。それぞれでの管理が必要です。
3.登録フロー
機能強化:「コース管理者の承認」の追加
トレーニングの登録フローオプションに「コース管理者の承認」が追加されました。
登録フローで利用可能な承認タイプは、カタログ単位で制御できます。
対象のカタログ Learn365管理センター>カタログ設定>LMS設定の「登録フロー」 で、カタログ内で利用可能な承認タイプを選択します(該当のトグルをオンにします)。
これに伴い、これまでの「管理者の承認」は「コース管理者またはカタログ管理者の承認」に変更されています。
機能改善:管理者自身の「自己登録」がよりスムーズに(承認のスキップ)
管理者自身の自己登録プロセスを改善し、承認待ちなしでコースへ登録できるようになりました。
承認ベースの登録フロー(ラインマネージャーによる承認などを含む)が設定されているコースまたはトレーニングプランに、コース管理者やカタログ管理者がコースホームページやコースカタログ ページから自己登録した場合、管理者の権限に応じて、以下の通り承認プロセスが自動でスキップ(迂回)されます。
- カタログ管理者:「コースまたはカタログ管理者の承認」「コース管理者の承認」「ラインマネージャーによる承認」のすべての承認をスキップして直接登録できます。
- コース管理者:自分が管理しているコースに限り、承認をスキップして直接登録できます。
4.スキルフレームワーク
仕様変更:スキルフレームワークの「スキルの自己評価にライン マネージャーの承認を必須にする」トグルの連動
グローバル設定>LMS設定>スキル機能の「スキルの自己評価にライン マネージャーの承認を必須にする」オプションを正しく機能させるため、関連する設定トグルが自動で連動するよう挙動を変更しました。これにより、設定漏れによる不具合を防ぎます。
具体的には次のように動作します。
「スキルの自己評価にライン マネージャーの承認を必須にする」オプションをオンにした場合、以下の2つのトグルが自動的にONになります。
- ライン マネージャーにスキルの付与と取り消しを許可する
- スキルの自己評価を有効化
上記2つのうちどちらか一方でもオフにすると、「スキルの自己評価にライン マネージャーの承認を必須にする」トグルは自動的にオフになります。
5.トレーニング管理
UI変更:「可視性フィルター」の名称を受講者側の挙動に合わせた表現に変更
受講者側での実際の見え方や挙動をより直感的に理解できるよう、「トレーニング管理」ページにある可視性列( アイコン)の選択フィルターの項目名称を変更しました。
変更前:コースカタログに表示 ➔ 変更後:受講者が見つけられる
変更前:コースカタログに非表示 ➔ 変更後:受講者によって検出不可能
6.Learn365プレーヤー における前提条件
機能強化:Learn365プレイヤーでの「前提条件(コースのロック)」を厳格化
Learn365プレイヤーのコースロック機能が強化されました。
これまでは、受講者が別のコースを開いた後、Learn365プレイヤー内のコース切り替え機能を使用することで、前提条件を満たしていない(本来はロックされているはずの)コースにアクセスできてしまうケースがありました。
今回の機能強化により、トレーニングプランに含まれており、前提条件によってロックされているコースは、Learn365プレイヤーのコース切り替えメニューを使用した場合でも正しくロックされます。
受講者がどのような方法でコース間を移動した場合でも、前提条件が一貫して適用され、管理者が意図した通り(トレーニングプランで定めた順序や要件の通り)に受講を進めることができます。
7.Learn365 のインストール
機能追加:Pax8 経由のライセンス有効化時、パートナー・顧客情報の入力セクションを追加
Managed Service Provider(MSP)が、「Pax8」プラットフォームを通じてエンドクライアント(導入企業)向けに Learn365 をインストールする際の「ライセンスの有効化画面」の仕様が変更されました。
今回のアップデートにより、画面に「パートナー情報」と「エンドクライアント情報」をそれぞれ収集するための2つの専用セクションが表示されるようになります。
この変更により、アクティベーションの時点で、適切な連絡先と組織の詳細情報が必ず登録されます。MSP 側とエンドクライアント側の情報が明確に紐づくため、その後のサポートやライセンス管理がスムーズになります。
8.Learn365 チャットボット
機能強化:Learn365 チャットボットの「トレーニング概要」にトレーニングプランを反映
受講者自身、またはラインマネージャーが部下のトレーニングの概要について質問した際の、Learn365 チャットボットの回答(トレーニング情報の集計)を強化しました。
これまで「完了済み」や「期限切れ」といった各ステータスのトレーニング数をカウントする際、e-ラーニングと集合トレーニングのみが対象でしたが、今後は各ステータスのカウント対象にトレーニングプランが含まれるようになり、より正確な情報をチャットボットから得ることができます。
9.課題と成績表
【重要なお知らせ】 「課題と成績表」機能は廃止されます
新しい学習エクスペリエンスへの移行の一環として、2026年10月26日(Learn365 v.3.79 リリース)をもって、従来の「課題・成績管理」機能 を廃止する予定です。
この時点で、以下の変更が実施されます。
- 新しいUIがすべてのユーザーの標準エクスペリエンスになります。
- 従来のUIに戻るオプションは削除されます。
- 新規コースで「課題 & 成績表」オプションを有効にすることができなくなります。
- 受講者はコースホームページ上で既存の課題を閲覧できなくなります。
従来の「課題と成績表」機能のデータを保持するためには、現在提供されている「評価」機能に移行(変換)することが必要です。
「評価」に変換された「課題と成績表」は、評価として管理できます。
移行の詳細については、「課題(アサイメント)から評価(アセスメント)への移行」をご参照ください。
10.新しい UI
トレーニングダッシュボード
機能強化:マイ トレーニング「予定どおりに進める」セクションから開く新しいページを追加
新しいUIへの移行の一環として、トレーニングダッシュボード>マイ トレーニングの「予定どおりに進める」セクションを改善し、受講者が割り当てられたトレーニングをより簡単に見つけ、管理し、優先順位付けできるようになりました。
「予定どおりに進める」セクションの各タブ(「進行中」、「期限切れ」、「期限間近」、「順番待ちリストに登録済み」)には、既定で最大4件のコースが表示されます。
現在のタブの「すべて表示」を選択すると、「予定どおりに進める」ページが開き、該当するステータスのコースの一覧を確認できます。
新しい「予定どおりに進める」ページには、e-ラーニング コースと集合トレーニング コースが表示されます。トレーニングプランに含まれるコースも表示対象となりますが、トレーニングプラン自体は表示されません。
「予定どおりに進める」ページでは、次のことができます。
- カード表示とリスト表示の切り替え。
- トレーニングプラン(複数選択可)、トレーニング タイプ(e-ラーニングまたは集合トレーニング)、必須フィルターでの絞り込み。
- 「コース名」または「期日」 による並べ替え。
- 検索フィールドを使用したコースの検索。
これらの機能により、受講者は割り当てられたトレーニングをより効率的に見つけ、管理し、優先順位を付けて受講できるようになります。
機能強化:マイ トレーニング「マイトレーニング」セクションの改善
トレーニングダッシュボード>マイ トレーニングの「マイ トレーニング」セクションが改善され、受講者がトレーニングの進捗状況をこれまで以上に把握・追跡しやすくなりました。
主な変更点は次のとおりです。
- 受講者が登録しているトレーニングプラン内のコースを、該当するトレーニングプランごとにグループ化して表示します。
- 既定では、「予定」、「完了」、「承認待ち」 タブの件数は、受講者が登録しているトレーニングプランとコースの数を表示します。トレーニングプランに含まれるコースは、この件数には含まれません。
- トレーニング タイプフィルターで、e-ラーニングおよび/または集合トレーニングを選択することで、トレーニングプラン内のコースを表示できます。このフィルターが適用されると、各タブの件数には、トレーニングプラン内のコースも含まれます。
- 一部のコースを完了し、未完了のコースが残っているトレーニングプランは、「予定」タブに表示されます。
- 「お気に入り」タブは、これまでどおり受講者がお気に入りに登録したトレーニングプランとコース の両方が表示されます。ただし、トレーニングプラン内のコースはグループ化されず、個々に表示されます。
機能強化:コースがどのトレーニングプランに含まれるかをカード上に表示
受講中のコースが登録済みのトレーニングプランに含まれている場合、その情報が「マイ トレーニング」の「予定どおりに進める」および「マイ トレーニング」セクションのトレーニングカード上にリンクとして表示されるようになりました。
カード上に以下のリンクテキストが表示されます。
- コースが特定の1つのトレーニングプランに含まれている場合:「”トレーニングプランのタイトル”の一部」と表示されます。
- コースが複数のトレーニングプランに含まれている場合:「[件数]個のトレーニングプランの一部」と表示されます。
※「マイ トレーニング」セクションでは、トレーニング タイプフィルターで、e-ラーニングおよび/または集合トレーニングを選択している場合のみ、このリンクが表示されます。
リンクをクリックすると、「このコースを含むトレーニングプラン」パネルが開き、そのコースが含まれており、かつユーザーが現在登録しているトレーニングプランが表示されます。これにより、各コースが受講者の学習においてどのような位置付けにあるのかを、より簡単に把握できるようになります。
「このコースを含むトレーニングプラン」パネルでは、ユーザーが現在登録しているトレーニングプランのみを表示しますが、コースホームページの「情報」セクション> 「表示場所」 には、ユーザーが登録しているかどうかに関係なく、これまで通りそのコースを含むすべてのトレーニングプラン(公開済み)が表示されます。
【機能強化】トレーニングプランの「コースの詳細」にナビゲーション機能を追加
受講者は、トレーニングプランの画面を離れることなく、トレーニングプランに含まれるコースの詳細情報を直接表示できるようになりました。これにより、コースの内容の確認や各種操作をよりスムーズに行いながら、トレーニングプラン全体の学習を継続できます。
対象となる場所は次のとおりです。
- トレーニングダッシュボード>マイ トレーニング 「マイトレーニング」セクション
- トレーニングダッシュボード>コースカタログ
- コースカタログ ホームページ
トレーニングプランの詳細パネルでコースのリンクをクリックすると、コースの詳細が表示されます。パネル右上のナビゲーション機能で、前後のコースに移動し、各コースの内容をスムーズに確認し、受講を開始できます。
集合トレーニング コースの場合、コースホームページを開かなくても、ここから直接セッションを選択することができます。また、セッションが満席の場合でも、順番待ちリストが設定されていれば、そこに登録することができます。
【機能強化】トレーニングカードの「バナー画像」の表示設定オプションの追加
コースカタログ ページやトレーニングダッシュボードのトレーニングカードに表示される「バナー画像」を非表示にするオプションが追加されました。
このオプションオフにすると、トレーニングカードはサムネイル画像のみのシンプルなレイアウトになります。
その他の改善
- 集合トレーニングに学習コンテンツ(教材)がない場合、Learn365プレイヤーでは開けなくなりました。受講者は自動的にコースホームページへリダイレクトされ、そこでセッション情報や登録内容を確認できます。
- Learn365プレイヤーからトレーニングプラン内のコース間を移動する際、左側ナビゲーションの[コースを切り替える]から直接利用可能なコースホームページを開けるようになりました。また、教材を含まない集合トレーニングについては、その情報を表示します。
- コース内の学習項目に評価が含まれている場合、評価の合格要件を含め、コース完了に必要な条件をすべて満たした場合に、コースホームページの進捗バーが 100%「完了」と表示されるようになりました。
11.不具合の修正
- 公開が終了されたコースをラーニングパスから削除できない問題が解消されました。これまでは、管理者が公開を終了したコースは[削除]オプションが表示されず、受講者がラーニングパスから削除することができませんでした。
- コピーされたコース内のラーニングモジュールに、Microsoft Forms の URL を使用した「Webサイト リンク」が追加されていると、特定のケースでラーニングモジュールの編集ができない(空白のページが表示される)問題が解消されました。
- API エンドポイント
/services/learn/v2/AssessmentAttempts および /services/learn/v2/AssessmentActivities
において、特定の条件下で API キー認証を使用した際に処理が失敗する問題を修正しました。 - Content365 Authoring の AI 画像生成機能を改善しました。これまで表示されていた 「Oops, invalid prompt! This generation may not meet our policies, please try another input.」 というメッセージは、プロンプトが実際に無効な場合にのみ表示されるようになりました。
- Content365 Authoring で作成したコースが、英国(UK)リージョンの Learn365 に正常にインポートされるようになりました。
- SCORMを含むコースにおいて、受講者が完了条件を満たす前にコースを終了した場合でも、「完了」と記録される問題を修正しました。Learn365 は、SCORM パッケージから提供される完了ステータス、進捗状況、スコアをより正確かつ一貫して保持・表示するようになり、受講状況が正しく反映されます。
- 集合トレーニングコースにおいて、予定されたすべてのセッションに参加・完了する前に、受講者へ「コース完了」メッセージが表示される問題を修正しました。
- 一部のケースで、評価で使用中のグレードスケールが削除される問題が解消されました。これまでは一部のケースで使用中の評価スケールが削除できてしまい、その結果、監督者が評価をレビューする際、「グレード」 フィールドが表示されなくなることがありました。
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スキルフレームワーク内の既存エンティティの名称を、大文字・小文字の変更のみで更新できるようになりました。対象は、「スキル名、スキルカテゴリー、スキルタグ、スキルレベルセット、スキルレベル」です。
例えば、「management」を「Management」に変更できます。従来は作成後にこのような変更ができず、管理者は新しいエンティティを作成して置き換える必要がありました。この改善により、スキルフレームワークの一貫性と正確性を維持しやすくなります。
- 受講者の熟達度の割合が、トレーニングダッシュボードとラインマネージャー ダッシュボード間で異なって表示される場合がある問題を修正しました。今後は両ダッシュボードで同じ計算ロジックが使用されるため、受講者と管理者の双方に同じ割合が表示されます。
- ラーニングモジュールの埋め込みの「PowerPoint」において、スライド移動用のナビゲーションコントロールが表示されない場合がある問題を修正しました。
- トレーニングプランへのユーザーグループの登録および登録解除処理のパフォーマンスを向上させました。
- 新しい UI では、セッショングループ内のセッションがコースホームページ上で時系列順に表示されるようになりました。日付順に表示されるため、受講者や管理者はトレーニングスケジュールをより把握しやすくなります。従来は、一部のケースで時系列順に表示されないことがありました。
- 新しい UI において、一部のケースで、新しいブラウザータブで開くよう設定されたコース説明内のリンクが正しく動作しない問題が解消されました。
- 新しい UI において、ブラウザーのダークモードが有効の場合、テキストが正しく表示されない問題が解消されました。従来は、一部のテキストが読みづらくなることがありました。