セッションの出席登録・追跡・レポート

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LMS365には、セッションの出席登録と、受講者の出席を追跡するための便利な機能があります。

これにより、管理者は受講者が登録したセッションとその出席を簡単に把握することができます。

また、コースを完了する条件としてセッションの出席を必須としたり、セッションへの参加をユーザーの任意とすることもできます。

セッションのインストラクターは、LMS365のモバイルアプリから受講者の出席を登録することができます。
また、オプションが有効になっている場合、受講者はLMS365モバイルアプリから自分で出席を登録することができます。

ここでは、出席率の設定、登録、および出席を追跡する方法について説明します。

出席率の設定

セッションの出席率は、コースの作成・編集、コース完了セットで設定することができます。

コースの作成/編集で設定する

必要なロール:カタログ管理者、またはコース管理者

コースの作成、または編集で出席率を設定するには、基本情報セクションの「コース完了の最低出席率」フィールドで値を選択します。これにより、コース完了のためにセッションの出席を必須とするか否かを定義したり、受講者がコースを完了するために必要な最低出席率を 設定することができます。

  • 出席は必須ではありません:これを選択した場合、出席は既定のコース完了セットには含まれず、出席はコースの完了に影響しません。
  • 25%、50%、75%、100%:何れかの値が設定されると、出席は既定のコース完了セットには含まれ、出席がコースの完了に必須となります。受講者がコースを完了するには設定された出席が必要です。
  • 複数のセッションを選択するタイプの場合、コース完了設定に移動して、出席率の詳細を設定できます。既定では、設定された最低出席率は、受講者が登録したすべてのセッションに適用されます。

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コース完了設定で設定する

コース完了設定で出席率を設定するには、

1. LMS365管理センター>トレーニング管理でコースを選択し、コース管理パネルの「コース完了設定」を選択します。

2.表示された一覧から、目的のコース完了セットを選択します。

3.アクションパネルの「コース完了セット編集」を選択します。

4.開いたパネルで最低出席率の設定を変更します。

最低出席率の設定は、セッションの登録タイプによって異なります。詳細については「コース完了設定の作成と管理>コース完了セットでセッションの出席を設定する」をご参照ください。

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出席を登録する

管理者は、次の方法で受講者の出席を登録することができます。

  • LMS365モバイルアプリから
  • コースセッションの管理から
  • ユーザー画面から
  • コースの進捗から

LMS365モバイルアプリからの出席登録

必要なロール:セッションインストラクター

LMS365モバイルアプリから受講者の出席を登録できるのは、セッションのインストラクターのみです。LMS365モバイルアプリでは、インストラクターは手動またはQRコードを生成して出席を登録することができます。

セッションの「受講者によるモバイルアプリからの出席登録を許可する」オプション、QRコード、署名が有効になっている場合、受講者はLMS365モバイルアプリで出席を登録することができます。

LMS365モバイルアプリによる出席登録については、こちらの「モバイルアプリによる出席登録で詳しく説明しています。


コースセッションの管理からの出席登録

必要なロール:カタログ管理者、コース管理者、またはインストラクター

コースセッションの管理では、受講者の出席を手動で登録したり、受講者が出席を登録するためのQRコードをダウンロードすることができます。

受講者は、LMS365 モバイルアプリからQRコードを読み取ることで、セッションの出席を登録できます。

コースセッションの管理から受講者の出席を登録するには、以下の手順で行います。

1.LMS365管理センター>トレーニング管理で、コースを選択します。

2.コース管理パネルの「コースセッションの管理」を選択します。

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3.受講者の出席を登録するセッションを選択します。

4.アクションパネルの「出席者登録」を選択します。

開始前のセッションは「出席者登録」を利用できません。

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5.「出席者登録」パネルで、出席を登録する受講者を選択します。すべての受講者を選択するには「名前」のチェックボックスを選択します。

1つ、または複数のセッションを選択して登録するタイプの場合、現在このセッションに登録されている受講者のみが表示されます。

6.左下にある「出席者登録」ボタンから、登録する値を選択します。

欠席・欠席(連絡あり)・25%・50%・75%・100%

登録された出席は、「コースの進捗」やユーザー画面からの「受講の進捗を閲覧」の、「出席状況」に反映されます。出席を登録後、受講者がセッションの登録を解除すると、その受講者の記録はこのセッションには表示されません。

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登録した出席率の変更が必要な場合、上記の手順で変更することができます。

出席登録用QRコードのダウンロード

QRコードを生成してダウンロードするには、セッションの「受講者によるモバイルアプリからの出席登録を許可する」オプションを ON にして、QRコードをONにします。

QRコードのダウンロードは、以下の手順で行います。

1. セッションセクションでセッションを選択します。

2.アクションパネルの「出席用 QR コードをダウンロード」を選択します。

QRコードは PDF形式でデバイスにダウンロードされます。

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ダウンロードしたQRコードを受講者に共有し、QRコードを読み取り、出欠を登録します

QRコードの共有は、お使いのデバイスや利用可能なアプリによって異なりますが、

メール送信、ソーシャルネットワークでの共有、ストレージに保存して共有、メッセージとして送信、ダウンロード、Bluetoothで共有、印刷、外部モニターでの共有ができます。


ユーザー画面からの出席登録

必要なロール:カタログ管理者

カタログ管理者は、ユーザー画面から受講者の出席を登録することができます。

受講者の出席を登録するには、以下の手順で行います。

1.LMS365管理センタ>ユーザーに移動して、受講者を選択します。

2.ユーザーパネルの「受講の進捗を閲覧」を選択します。

3. 受講者の進捗ダッシュボードが開きます。選択した受講者が登録しているコースが一覧で表示されています。各コースを展開すると、出席状況が表示されます。が付いている場合は出席必須です。

4.コースの右端にある編集アイコン______.pngを選択します。

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5.開いたパネルの「出席状況」で、受講者の出席を設定できます。

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このページでは、今後開催予定のセッションも表示され、それらの出席登録もできます。

1つのセッションを選択するタイプと、複数のセッションを選択するタイプのコースでは、受講者が選択した(登録した)セッションの出席のみ設定することができます。
出席を登録後、受講者がセッションの登録を解除すると、その受講者の記録はこのセッションには表示されません。

ユーザーが特定のセッションに登録せずにコースに登録した場合、この受講者の出席を登録することはできません。受講者を関連するセッションに登録するか、受講者が自分でセッションに登録するまでは、出席を登録するセッションフィールドはありません。

すべてのセッションに登録するタイプでは、このコースで利用できるすべてのセッションが表示され、出席を登録することができます。

6.「保存」で登録した内容を保存します。


コースの進捗からの出席登録

必要なロール:カタログ管理者、またはコース管理者

「コースの進捗」から受講者の出席を登録するには、以下の手順で行います。

1.LMS365 管理センター>トレーニング管理に移動し、コースを選択します。

2.コース管理パネルから「コースの進捗」を選択します。

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3.コースの進捗ダッシュボードが開き、登録されているすべての受講者が表示されます。

出席の登録はセッションの登録タイプにより異なります。ここでは、今後開催予定のセッションへの出席も登録できます。

a)すべてのセッションに登録するタイプのコースでは、

1.受講者を選択し、編集アイコン ______.png を選択します。

2.開いたパネルで「出席状況」 を展開して出席を登録するセッションを選択します。

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3.リストから該当する出席率を選択します。

4.「保存」します。

1つのセッションを選択するタイプと、複数のセッションを選択するタイプのコースでは、受講者が選択した(登録した)セッションの出席のみ設定することができます。
出席を登録後、受講者がセッションの登録を解除すると、その受講者の記録はこのセッションには表示されません。

b)1つのセッションを選択、および複数のセッションを選択して登録するタイプのコースでは、

1.コースの進捗ダッシュボードの「すべてのコースセッション」を選択して、ドロップダウンから出席を登録するセッションを選択します。選択したセッションに登録されている受講者が表示されます。※「すべてのコースセッション」では、このコースに登録されているすべての受講者が表示されています。

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2.受講者を選択し、編集アイコン ______.png を選択します。

3.開いたパネルで「出席状況」 を展開してセッションの出席率を選択します。

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ユーザーが特定のセッションに登録せずにコースに登録した場合、この受講者の出席を登録することはできません。受講者を関連するセッションに登録するか、受講者が自分でセッションに登録するまでは、出席を登録するセッションフィールドはありません。

4.「保存」します。

出席の追跡とレポート

登録した出席は、次の場所から追跡、またはレポートのダウンロードができます。

  • コースセッションの管理の「出席者登録」
  • トレーニング管理画面の「コースの進捗」
  • ユーザー画面の「受講の進捗を閲覧」
  • Microsoft Teams 

QRコードや受講者の署名で登録した出席を追跡することもできます。


コースセッションの管理の「出席者登録」

必要なロール:カタログ管理者、コース管理者、またはインストラクター

コースセッションの管理では、選択したセッションの出席者登録から受講者の出席の追跡とレポートのダウンロードができます。

レポートには、「出席者登録」パネルの情報が記載されています。

  • 1つ、または複数のセッションを選択して登録するタイプでは、このセッションに登録されている受講者の出席状況が表示されます。セッションの出席が登録された後、受講者のセッションの登録が解除された場合、この受講者の記録は表示されません。
  • すべてのセッションに登録するタイプでは、このコースに登録されているすべてのユーザーの出席状況が表示されます。

レポートのダウンロードは以下の手順で行います。

1.LMS365管理センター>トレーニング管理でコースを選択します。

2.コース管理パネルから「コースセッションの管理」を選択します。

3.「セッション」セクションで、目的のセッションを選択します。

4.アクションパネルの「出席者登録」を選択します。

5.出席者登録パネルの「________.pngエクスポート」を選択して出席者登録のレポートをダウンロードします。

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レポートの情報は、お使いのブラウザの言語が LMS365 でサポートされている場合、その言語で表示されます。サポートされていない場合、英語で表示されます。

レポートには、「出席者登録」パネルと同じ情報が含まれています。

名前:受講者の名前

Eメール:受講者のEメール

部署:受講者の部署

管理者:受講者の直属の管理者

出席状況:登録された出席率(%)

  • 出席率(%):100、75、50、25
  • 欠席:0
  • 欠席(連絡あり):1
  • 出席が登録されていない場合、空欄
受講者がLMS365モバイルアプリからQRコードや、署名により出席を登録した場合、
そのセッションの出席率は100%に設定されます。

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更新者:出席を登録したユーザーの名前。受講者が LMS365 モバイルアプリからセッションの出席を登録すると、受講者の名前が記載されます。

最終更新日:出席状況が最後に変更された日付を表示します。


トレーニング管理画面の「コースの進捗」

必要なロール:カタログ管理者、またはコース管理者

トレーニング管理画面では、選択したコースの「コースの進捗」から、受講者の出席を追跡できます。

受講者の出席を追跡するには、以下の手順で行います。

1.LMS365管理センター>トレーニング管理でコースを選択します。

2.コース管理パネルの「コースの進捗」またはコースの進捗アイコンを選択します。

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3.コースの進捗ダッシュボードの受講者一覧で、受講者名を展開して「出席状況」で現在の出席が確認できます。

「ステータス」列には、セッションの完了ステータス(完了、受講中、開始していません)が表示されています。

「進捗」列には、登録されているセッションの出席状況の進捗率が表示されています。

✖(出席を削除)を選択すると、現在の受講者の出席(登録されている出席率)を削除することができます。

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4.セッションに登録された受講者の出席率を追跡するには、編集アイコン ______.pngを選択します。

5.開いたパネルの「出席状況」で追跡できます。

  • 出席状況:受講者が登録されているセッションへのすべての出席状況が表示されます。
    1つ、または複数のセッションを選択して登録するタイプでは、現在登録されているセッションのみが表示されます。セッションの出席が登録された後、受講者のセッションの登録が解除された場合、この受講者の記録は表示されません。
受講者がLMS365モバイルアプリからQRコードや、署名により出席を登録した場合、
そのセッションの出席率は100%に設定されます。
  • 受講者の出席「合計」:登録された出席率の合計
  • 受講者の出席「必須」:セッションの出席が必須の場合、コースの完了に必要な出席率

1つ、または複数のセッションを選択して登録するタイプで、コースの完了に出席が必須として設定されているにもかかわらず、出席状況フィールドが表示されない場合、ユーザーはセッションに登録することなくコースに登録されていることを示します。

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ユーザー画面の「受講の進捗を閲覧」

必要なロール:カタログ管理者

ユーザー画面では、選択したユーザーの「受講の進捗を閲覧」から、受講者の出席を追跡できます。

受講者の出席を追跡するには、以下の手順で行います。

1.LMS365管理センター>ユーザーで「ユーザー」を選択します。

2.ユーザーパネルの「受講の進捗を閲覧」を選択します。

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3.受講の進捗ダッシュボードでは、このユーザーが登録したすべてのコースとトレーニングプランを確認することができます。
コースの名前を展開すると、コースの学習項目と出席状況が表示されます。

「ステータス」列には、セッションの完了ステータス(完了、受講中、開始していません)が表示されています。

「進捗」列には、登録されているセッションの出席状況の進捗率が表示されています。

✖(出席を削除)を選択すると、現在の受講者の出席(登録されている出席率)を削除することができます。

コースの完了に出席が必須として設定されている場合、アイコンが付いています。

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4.セッションに登録された受講者の出席率を追跡するには、編集アイコン ______.pngを選択します。

5.開いたパネルの「出席状況」で追跡できます。

  • 出席状況:受講者が登録されているセッションのすべての出席状況が表示されます。
    1つ、または複数のセッションを選択して登録するタイプでは、現在登録されているセッションのみが表示されます。セッションの出席が登録された後、受講者のセッションの登録が解除された場合、この受講者の記録は表示されません。
受講者がLMS365モバイルアプリからQRコードや、署名により出席を登録した場合、
そのセッションの出席率は100%に設定されます。
  • 受講者の出席「合計」:登録された出席率の合計
  • 受講者の出席「必須」:セッションの出席が必須の場合、コースの完了に必要な出席率

1つ、または複数のセッションを選択して登録するタイプで、コースの完了に出席が必須として設定されているにもかかわらず、出席状況フィールドが表示されない場合、ユーザーはセッションに登録することなくコースに登録されていることを示します。

Microsoft Teams 

セッションで「LMS365によるTeams会議のスケジュール」が ON になっている場合、セッションはMicrosoft Teamsで実施されます。
Microsoft Teams アプリでは、主催者が会議に参加する際に、会議出席レポートを表示およびダウンロードすることができます。
LMS365で生成した会議の出席レポートをダウンロードするには、Microsoft Teams にログインする際に、Microsoft 365の接続設定で設定されたアカウント(主催者)を使用します。
詳細については、「Microsoft Teams 会議出席レポート」をご参照ください。

Microsoft Teams アプリの出席の追跡/レポート機能は、LMS365の出席の追跡/レポートと同期していません。

署名で登録された出席の追跡

受講者が LMS365 モバイルアプリからセッションの出席を署名で登録した場合、管理者は以下の方法で、登録された受講者の出席の追跡と提出された署名を確認できます。

  • カタログ管理者、コース管理者、インストラクターは、コース設定パネルのセッションセクションから、受講者の署名が入ったサインインシートをダウンロードして印刷できます。
  • カタログ管理者、コース管理者、インストラクターは、出席者登録パネルから署名で登録された出席を追跡し、レポートをダウンロードできます。レポートの情報は、お使いのブラウザの言語が LMS365 でサポートされている場合、その言語で表示されます。サポートされていない場合、英語で表示されます。
  • カタログ管理者、コース管理者は、トレーニング管理>コースの進捗から、署名で登録された出席を追跡することができます。
  • カタログ管理者は、ユーザー>受講の進捗を閲覧から、署名で登録された受講者の出席を追跡することができます。

LMS365 モバイルアプリから署名でセッションの出席を登録すると、そのセッションの出席率は100%として登録されます。

「サインシート」のダウンロードは、以下の手順で行います。

1.LMS365管理センター>トレーニング管理でコースを選択します。

2.コース管理パネルから、「コースセッションの管理」を選択します。

3.コースのセッションセクションで「サインインシートの印刷」を選択します。

以下の場合「サインシートの印刷」は利用できません。

  • コース作成時
  • コース編集時に、セッションが表示されていない場合。

サインインシートはWord.docファイルで自動的にデバイスにダウンロードされます。

  • すべてのセッションに登録するタイプの場合、すべてのセッションのサインインシートが1つのファイルでダウンロードされます。サインシートは各セッションごとに別々になっています。
  • 1つ、または複数のセッションを選択して登録するタイプの場合、セッションのリストが表示されます。既定では、特定のセッションは選択されていません。ページ下部の「すべて印刷」を選択すると、すべてのサインインシートがデバイスにダウンロードされます。特定のセッションのサインインシートを個別にダウンロードするには、セッションを選択します。

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4.ダウンロードしたサインシートには、受講者が署名が記載されています。

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QRコードで登録された出席の追跡

QRコードによる出席登録は、以下のような方法で追跡することができます。

  • カタログ管理者、コース管理者、インストラクターは、出席者登録パネルからQRコードで登録された出席を追跡し、レポートをダウンロードできます。レポートの情報は、お使いのブラウザの言語が LMS365 でサポートされている場合、その言語で表示されます。サポートされていない場合、英語で表示されます。
  • カタログ管理者、コース管理者は、トレーニング管理>コースの進捗から、QRコードで登録された出席を追跡することができます。
  • カタログ管理者は、ユーザー>受講の進捗を閲覧から、QRコードで登録された受講者の出席を追跡することができます。

LMS365 モバイルアプリでQRコードを読み取り、セッションの出席を登録すると、そのセッションの出席率は100%として登録されます。

出席状況、進捗、合計値の計算

出席のステータスは、コースの完了に出席が必須かどうか、受講者の出席の進捗、受講者の出席「合計」の値、およびセッションの登録タイプによって異なります。

受講者の出席「合計」の値は、「受講の進捗の閲覧」および「コースの進捗」のコースと出席状況の「進捗」列の値に影響します。

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合計の計算方法

セッションに登録された出席率の合計値は、セッションの登録タイプによって異なります。
受講者の出席の合計値は、以下のいずれかの場所で確認できます。

  • LMS365 管理センター>トレーニング管理 - コースを選択>コースの進捗 - 該当の受講者の進捗を編集______.png >出席状況 - 受講者の出席「合計」
  • LMS365 管理センター>ユーザー - ユーザーを選択>受講の進捗を閲覧 - 該当のコースを編集 ______.png>出席状況 - 受講者の出席「合計」

出席率は以下の通りです。

  • 設定されていません:0%
  • 欠席:0%
  • 欠席(連絡あり):1%
  • 25%
  • 50%
  • 75%
  • 100%

受講者がLMS365モバイルアプリでセッションの出席を登録すると、セッションの出席率は100%に設定されます。

「合計」の値は、セッションの登録タイプに基づいて、以下の方法で計算されます。

1つのセッションを選択して登録するタイプでは、この1つのセッションに登録されている受講者の出席率が「合計」に表示されます。

出席率が登録された後、受講者のセッションの登録が解除された場合、この受講者のセッションの記録は表示されません。

コースの完了にセッションの出席が必須と設定されているにもかかわらず、出席状況フィールドが表示されない場合、ユーザーがセッションに登録することなくコースに登録されていることを示します。この場合、受講者の出席「合計」と「必須」は表示されません。

例:

受講者の出席は「欠席(連絡あり)」です。この場合、「合計」では、1%に換算されています。

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すべてのセッションに登録するタイプでは、コースのすべてのセッションにおける受講者の平均出席率が受講者の出席「合計」に表示されます。

ユーザーが登録している各セッションの出席率が計算の対象となります。

出席率が「設定されていない」と登録されている場合でも、0%相当で計算されます。

例:

コースには5つのセッションがあります。合計値は30.2%です。この場合、次のように計算されます。

※欠席は 0%、欠席(連絡あり)は 1%、設定されていませんは 0%に換算されます。

(100%+50%+0%+1%+0%)÷5=30.2%

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複数のセッションを選択して登録するタイプでは、受講者の出席「合計」の値は、セッションの出席がコースの完了に必須かどうかに依ります。

コースの完了に出席が必要でない場合、「合計」値は、ユーザーが登録したセッションの出席率の平均値となります。

出席状況フィールドが表示されない場合、ユーザーがセッションに登録することなくコースに登録されていることを示します。この場合、受講者の出席「合計」と「必須」は表示されません。

出席率が「設定されていない」と登録されている場合でも、0%相当で計算されます。

コースの完了に出席が必要な場合、「合計」値は完了に必要なセッションの数に依ります。:「定義されたセッション数」または「すべての登録セッション」

コースの完了に出席が必須と設定されているにもかかわらず、出席状況フィールドが表示されない場合、ユーザーがセッションに登録することなくコースに登録されていることを示します。この場合、受講者の出席「合計」と「必須」は表示されません。

  • すべての登録セッションが設定されている場合:ユーザーが登録したすべてのセッションの平均出席率が受講者の出席「合計」に表示されます。ユーザーが登録している各セッションの出席率が計算の対象となります。
出席率が「設定されていない」と登録されている場合でも、0%相当で計算されます。

例:

ユーザーは3つのセッションに登録しています。この場合、次のように計算されます。

※欠席は 0%、欠席(連絡あり)は 1%、設定されていませんは 0%に換算されます。

(1%+100%+0%)÷3=33.7%

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  • 定義されたセッション数が設定されている場合:定義された数とは、コースの完了に出席が必要なセッションの数です。登録したすべてのセッションに対して、欠席(連絡あり)、25%、50%、75%、100%のいずれかで出席を登録する必要があります。受講者が登録したすべての出席率の平均値が、受講者の出席「合計」に表示されます。

    その他、登録したすべて、またはいくつかのセッションの出席が「設定されていない」/「欠席」の場合、あるいは登録したセッションの数が必要な数に満たない場合、「合計」は0%になります。

例:

このコースを完了するには2つのセッションの出席の登録が必要です。ユーザーは3つのセッションに登録しています。この場合、次のように計算されます。

※欠席は 0%、欠席(連絡あり)は 1%、設定されていませんは 0%に換算されます。

(100% + 1%)÷2 =50.5%

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重要!

複数のセッションを選択して登録するタイプで、コースの完了に必要なセッションが定義されている場合、以下のケースでは「合計」は0%になります。

  • すべてのセッション、またはいくつかのセッションの出席率が「設定されていません」または「欠席」に設定されている場合、または登録されているセッションの数が必要な数に満たない場合。
  • 登録された出席率にかかわらず、ユーザーが登録したセッション数が、コースを完了するために必要な数に満たない場合。

受講者は3つのセッションに登録し、それらすべてに出席が登録されています。コースを完了するために必要と定義されたセッション数は4です。従って、受講者が登録したセッション数はコースを完了するために必要なセッション数を満たしていないため、「合計」は0%になります。

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出席状況の進捗の計算方法

「進捗」列に表示される出席率は、コースの完了にセッションの出席が必須であるかどうかに依ります。

コースの完了にセッションの出席が必須でない場合

  • 受講者がセッションに登録されている場合、コースの「出席状況」の進捗には「合計」の値が返されます。
  • 受講者がセッションに登録されておらず、コースの「出席状況」の進捗は 0%、ステータスは「開始していません」となります。

コースの完了にセッションの出席が必須の場合、コースの「出席状況」は、コース完了に必要な最低出席率(受講者の出席「必須」)に応じて計算されます。

  • 「合計」の値が 「必須」 の値以上である場合、コースの「出席状況」は100% になります。

例:

受講者の「合計」50.3%、「必須」は50%となっており、受講者はコースに設定された最低出席率を満たしていることがわかります。この場合、「出席状況」の進捗は 100%となります。

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  • 「合計」の値が 「必須」の値より小さい場合、コースの「出席状況」は「合計」の値を「必須」の値で割り、100%を掛けます。

受講者の「合計」は50.3%で、必須の出席率75%満たしていません。

この場合、コースの出席状況の進捗は次のように計算されます。

50.3%÷75%×100%=67%

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1つ、または複数のセッションを選択して登録するタイプで、完了に必要なセッションに登録を行わず、コースに登録されている場合、「出席状況」の進捗は 0%で、ステータスは「開始していません」となります。

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「出席状況」の進捗が、コースの進捗の計算にどう含まれるかについては「コースの進捗ダッシュボードとレポートの読み方」をご参照ください。

出席状況のステータス

出席状況のステータスは、コースの完了にセッションの出席が必須であるかどうかに依ります。

出席状況のステータスは、「完了」「受講中」「開始していません」のいずれかになります。

コースの完了にセッションの出席が必須でない場合:

  • コース内のすべてのセッションの出席登録が「設定されていません」の場合、ステータスは「開始していません」となります。
  • 1つ、または複数のセッションを選択して登録するタイプで、セッションに登録を行わず、コースに登録されている場合、ステータスは「開始していません」となります。
  • その他の出席が登録された場合、ステータスは「完了」になります。

コースの完了にセッションの出席が必須の場合:

  • コース内のすべてのセッションの出席登録が「設定されていません」の場合、ステータスは「開始していません」となります。
  • 1つ、または複数のセッションを選択して登録するタイプで、セッションに登録を行わず、コースに登録されている場合、ステータスは「開始していません」となります。
  • 出席率の「合計」が、「必須」の出席率より低い場合、下図のようにステータスは「受講中」になります。

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重要!

複数のセッションを選択して登録するタイプで、コースの完了に必要なセッションが定義されている場合、以下のケースではステータスは「受講中」、進捗は0%になります。

  • すべてのセッション、またはいくつかのセッションの出席率が「設定されていません」または「欠席」に設定されている場合、または登録されているセッションの数が必要な数に満たない場合。
  • 登録された出席率にかかわらず、受講者が登録したセッション数が、コースを完了するために必要な数に満たない場合。

受講者は2つのセッションに100%の出席が登録されています。コースを完了するために必要と定義されたセッションの数は3です。従って、受講者が登録したセッションの数は、コースを完了するために必要なセッションの数を満たしていないため、受講者の出席の合計は0%となり、出席状況のステータスは「受講中」で、進捗は0%となります。

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  • 「合計」の値が「必須」の値以上の場合、出席状況のステータスは「完了」になります。

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「出席状況」の進捗が、コースの進捗の計算にどう含まれるかについては「コースの進捗ダッシュボードとレポートの読み方」をご参照ください。