Learn365 v.3.76 アップデート情報(2026年8月3日)
Learn365 バージョン 3.76 の更新内容をお知らせします。
1.ユーザーグループの同期
「ユーザーグループの同期」オプションが追加されました。このオプションは「e-ラーニングコース」のみで利用可能です。
Microsoft Entra(旧 Azure AD)グループやカスタムユーザーグループを受講者に登録している場合、グループ同期の「開始(オン)」と「停止(オフ)」を切り替えることで、グループのメンバー変更をトレーニングの受講登録に反映させるかどうかを制御できます。
同期がオンの場合、グループに新しいメンバーが追加されると自動的にトレーニングへ受講登録され、グループから削除されたメンバーは受講登録も自動的に解除されます。同期をオフした場合、グループのメンバーに変更があっても、トレーニングに登録されているグループには反映されません。
詳しくは、「e-ラーニングコースの作成>ユーザーグループの同期」をご参照ください。
2.Microsoft Entra ID および SharePoint の統合
補足:
Learn365 と Microsoft Entra ID または SharePoint 間の統合設定は、2026年6月8日のリリース(バージョン 3.74)以降に Learn365 をインストールしたテナントで利用できます。この日付より前にインストールしたテナントでは、統合がデフォルトで有効になっているため、「Microsoft 365 統合」オプションは表示されません。
Microsoft Entra ID または SharePoint の統合において問題が発生した場合、すべてのカタログのLearn365管理センター>グローバル設定>LMS設定の「Microsoft 365 統合」にメッセージが表示されます。[接続]をクリックして、以前有効だった接続を復旧できるようになりました。
詳しくは、以下の関連ガイドをご参照ください。
3.通知
グローバル通知
新たに「グローバル通知」機能が導入されました。
グローバル通知は、すべてのカタログのLearn365管理センター>グローバル設定> 「通知」から管理され、ここでの設定はテナント内のすべてのカタログに適用されます。
カタログ通知は、これまで通り各カタログのカタログ設定> 「通知」から設定・管理できます。
グローバル通知を利用するには、最初に「Microsoft365接続設定」で、グローバル通知メールの送信元として使用するメール アカウントを接続する必要があります。詳しくは、「Learn365でメール通知の送信、会議室の予約、Microsoft Teams会議の作成を行うためのアカウント接続方法」をご参照ください。
グローバル通知には以下の通知テンプレートが追加されています。
- 学習時間が承認されました:受講者が申請した学習時間が承認された際、受講者に送信されます。
- 学習時間が拒否されました:受講者が申請した学習時間が却下された際、受講者に送信されます。
- 学習時間が承認のために送信されました:受講者が承認を必要とする学習時間を申請した際、ラインマネージャー、プロキシマネージャー、代理人に送信されます。
これらのテンプレートは、すべてのカタログのLearn365管理センター>グローバル設定> 「通知」から利用できます。通知は既定で有効になっており、テナント内のすべてのカタログに適用されます。詳しくは、「グローバル:学習時間の通知」をご参照ください。
カタログ通知
カタログの通知テンプレートに以下のテンプレートが追加されました。
「追加順番待ちリストから直属の部下が登録されました」
この通知は、直属の部下が集合トレーニングコースの順番待ちリストから本登録されたことをラインマネージャーに通知します。既定では、この通知はオフ(無効)に設定されています。
また、「管理者の確認による順番待ちリストへの追加」の受信者として、ラインマネージャーを追加できるようになりました。
詳しくは、「集合トレーニング コースの通知>管理者の確認による順番待ちリストへの追加」をご参照ください。
4.Go1 統合
Go1 を利用したLearn365コンテンツハブの「ライブラリ」にあるコースのうち、Learn365と同期するコースを選択できるようになりました。
- 1つのコースを同期する場合:対象コースにカーソルを合わせて「その他の操作(…アイコン)」 > エクスポート > 「Post Message で送信」 > 「1件のアイテムをエクスポート」を選択します。
- 複数のコースを同期する場合:対象コースのチェックボックスを選択し、 「検索」フィールドの近くにある「その他の操作(…アイコン)」 > エクスポート > 「Post Message で送信」 > 「n件のアイテムをエクスポート」を選択します。
パネル下部にある[ライブラリの同期]で、従来通りライブラリセクション内のすべてのコースがLearn365と同期されます。
※「Go1 Essential Select」パッケージをご利用の組織において、一部のコースのみを同期することを選択した場合、前回の同期以降に「ライブラリ」タブから削除したコースは、現在のカタログからも削除されます。その場合、Learn365内でそのコースに新しいユーザーを登録することはできなくなり、現在受講中の受講者もコースを再生(受講)できなくなります。
詳しくは、「Learn365とGo1の連携設定」をご参照ください。
5.評価(学習項目)
評価の「監督者名を表示」トグルがオンに設定されている場合、Learn365プレイヤーの評価画面では、明示的に割り当てられた監督者だけでなく、その監督者に設定されているプロキシマネージャーや代理人の名前も確認できるようになりました。
同様に、監督者においても、トレーニングダッシュボードの「評価」セクションの詳細パネルで、自身や他の監督者のプロキシマネージャーや代理人の名前を相互に確認できます。
評価の進行中に、プロキシマネージャーや代理人の割り当てが解除された場合でも、本来の監督者の権限やレビュー機能は影響を受けず、そのまま評価のレビューを継続することができます。
6.スキル
ユーザー管理に「スキルを消去」オプションが追加されました。
このオプションでは、受講者の有効および失効したスキルをシステムから完全削除できます。複数の受講者のスキルをまとめて消去することも可能です。なお、この操作は元に戻す(復元)することはできません。
詳細については、「ユーザーとグループ>ユーザー:コース カタログのユーザー管理>ユーザーの管理>スキルの消去」をご参照ください。
7.API 管理
「スキルを消去」するためのエンドポイントを追加しました。
- POST /services/skills/UserSkills/BulkPurgeUserSkills
また、新しいエンドポイント、および特定のユーザーのスキルを削除する以下の既存のエンドポイントでは、 skills 配列で「levelId」パラメータを指定して、特定のスキルレベルのみを削除できます。「levelId」が指定されていない場合、選択されたスキルのすべてのレベルが指定ユーザーから削除されます。
- POST /services/skills/catalog/{courseCatalogId}/UserSkills/User/{userLoginName}/PurgeSkill
受講者および監督者のコメントやアップロードされた添付ファイル名を含む「アセスメントのアクティビティ記録」を取得するエンドポイントを追加しました。
- GET /services/learn/v2/AssessmentActivities
アセスメントのアクティビティ記録は、既存の「GET /services/learn/v2/AssessmentAttempts」エンドポイントで「Activities」を展開して取得することもできます。
8.ユーザーエクスペリエンスの強化
ユーザーがシステムの動作をより理解しやすくなるよう、メッセージやツールチップを改善しました。
- トレーニングの削除(アーカイブ)および消去の確認ダイアログにおいて、操作の結果に関する情報をより明確にしています。
- トレーニング設定パネルの「設定」セクションにある「受講者が見つけられる」オプションのツールチップを改善しました。
- トレーニング管理ページの列の見出し「目アイコン
」のホバーツールチップを改善しました。
9.監査証跡
監査証跡に記録されるイベントの一覧に、以下のイベントが追加されました。
- スキルの消去:複数のユーザーに対して実行された場合でも、ログには 1件のイベントとして記録 されます。
- ユーザーグループの同期
詳しくは、「監査証跡に記録されるイベント」をご参照ください。
10.新しい UI
SCORMコンテンツパッケージの表示(新UI対応)
コース管理者およびカタログ管理者が以下のパスからSCORMコンテンツパッケージにアクセスした際、Learn365プレイヤーは新しいUIで開くようになりました。
Learn365管理センターの
- コンテンツ>コンテンツパッケージストレージ>SCORMコンテンツパッケージを選択>[コンテンツパッケージの表示
- トレーニング管理>コースを選択>[コースコンテンツの管理]>SCORMコンテンツパッケージを選択>[コンテンツパッケージの表示]
- トレーニング管理>コースを選択>[コースコンテンツの管理]>SCORMコンテンツパッケージを選択>[受講者の詳細を閲覧]> ステータスが「進行中」または「完了」の受講者を選択>[受講者の試行を表示]
SCORMレビューモードと統計表示の見直し
- 受講者は、完了済み、または進行中のSCORMコンテンツパッケージをレビューモードで表示できます。管理者が「コースの進捗ダッシュボード」または「受講者の進捗ダッシュボード」から手動で完了に設定した場合は「レビュー」使用でなくなります。
- Learn365プレイヤーのコンテンツパッケージ結果ページの「統計を表示」機能は、新しいUIでは表示されなくなりました。
ボタン名称の変更
トレーニング詳細パネルの[コース閲覧]および[トレーニング プラン閲覧]ボタンは、[トレーニングを閲覧]に改称されました。
検索バーの表示設定
コースカタログページの「カタログ設定」、およびトレーニング ダッシュボードの「カタログ設定」「すべてのカタログの表示設定」に「検索バーを表示」トグルを追加しました。このトグルをオンに設定すると、カタログタイトルまたはメッセージテキストの下に検索バーが表示されます。
サムネイル画像の表示の改善
コースにサムネイル画像が設定されていない場合に、トレーニングのカード上に表示されていた電球アイコン画像を削除しました。
「必須」の表示の改善
トレーニングプランの設定で「必須ではない」と設定されている場合でも、トレーニングプラン内に必須コースが1つ以上含まれている場合は、トレーニング ダッシュボード>マイ トレーニングのトレーニングカードに「必須を含む」と表示されるようになりました。受講者が「必須」フィルターを適用した場合、これらのトレーニングプランも表示されます。
「概要」の改善
トレーニング ダッシュボード>「概要」>「自分の概要」および「チームの概要」に以下の改善しました。
- 「必須トレーニング」ブロックの名称を「完了するための必須トレーニング」に変更しました。
- 「完了するトレーニング」ブロックの名称を「トレーニングの期限」に変更しました。
- 「予定されたトレーニング」ブロックを削除しました。
- 各ブロックの凡例から数値を削除しました。※保留中のトレーニング、認定証、スキルのグラフ下部には引き続き数値が表示されます。
- 以下のブロックのグラフ下部の数値をパーセンテージ表示に変更しました。
- トレーニングの期限:期限切れのコースおよびトレーニングプランの割合を表示します。
- 完了するための必須トレーニング:必須トレーニングの割合を表示します。
「マイ トレーニング」の改善
トレーニング ダッシュボード>「マイ トレーニング」に以下の機能を追加しました。
- 「順番待ちリストに登録済み」タブ:受講者が1つ以上の集合トレーニングコース(またはセッション)の順番待ちリストに登録されている場合に「予定どおりに進める」セクションに表示されます。タブに表示される数字は、順番待ちリストにセッションが含まれるコースの数を表します。順番待ちのコース(またはセッション)がトレーニングプランの一部である場合、該当のコースカードが「順番待ちリストに登録済み」タブに表示されます。
- 「承認待ち」タブ:承認待ちの受講登録申請が1つ以上ある場合に表示されます。
- 「すべて」タブは「マイ トレーニング」から削除されました。
受講登録および順番待ちの操作の更新
受講登録の承認が必要なコース、および順番待ちリストを使用する集合トレーニングコースにおいて、受講者が実行できる操作を更新しました。
これらの操作は、コースカードやリストビュー行の省略メニュー(・・・)、トレーニング詳細パネル、トレーニングホーム画面から利用できます。
受講登録の承認が必要なコース:
[登録]は[登録をリクエスト]に変更されました。受講者がリクエストを送信すると、ボタンは「承認待ち」置き換わり、処理されるまでグレーアウトされます。受講者は[申請のキャンセル]でリクエストを取り下げることができます。
順番待ちリストが利用可能なコース:
集合トレーニングコースのすべてのセッションが満席で、順番待ちが可能な場合、[順番待ちリストに登録する]ボタンが表示されます。受講者は[順番待ちリストから離れる]で順番待ちリストの登録を取り消すことができます。
評価の説明の表示
トレーニングダッシュボード>「評価」で、監督者が評価を選択した際、詳細パネル上に評価の説明が表示されるようになりました(これまでは詳細パネル上で情報アイコンを選択する必要がありました)。
お気に入りの表示
トレーニングダッシュボード>マイ トレーニングの「お気に入り」には、登録ステータスに関わらず、お気に入りに登録されたすべてのトレーニングが表示されるようになりました。
また、受講者がトレーニングプランとその中のコースの両方をお気に入りに登録した場合、両方のアイテムが個別にお気に入りセクションに表示されます。
その他の改善
その他、ビジュアルおよびパフォーマンスに関する各種強化を実施しました。詳しくは、以下の関連ガイドをご参照ください。
11.不具合の修正
- ユーザーグループ経由で代理人に割り当てられたチームメンバーについても、評価を閲覧できるようになりました。
- カタログ内でコースをコピー(複製)する際、Azure Blob Storage 内のアセットが正確に複製されるようになりました。これまでは、リンクの不備により複製後の新しいコースでアセットが表示されない場合がありました。
- コースに固定の期日が設定されているコースをカタログ間でコピー(複製)した際、特定状況下においてはエラーが発生する問題が解消されました。
- 管理者が Learn365管理センターからユーザーの記録を消去した際、一時的なエラーが発生する問題が解消されました。
- 管理センターのトレーニング管理で「削除済み(アーカイブ)に切り替え」て表示した際、削除されたコースおよびトレーニングプランの受講者の進捗が正しく表示されるようになりました。これまでは一部のケースで進捗記録が失われる場合がありました。
- 会議室の名称を変更した際、セッション参加者へ不要な招待メールが再送信されなくなりました。
- 削除済みユーザーに対しては「lms365licenseserver@zensai.com」からのメールは送信されなくなりました。
- 新しいUI の トレーニング ダッシュボード>マイ トレーニング>「マイ トレーニング」セクションで、「期日が最も近い順」で並び替えを行った際、期日が設定されていないコースが末尾に表示されるよう改善されました。
- Microsoft Entra IDおよびコースカタログの両方から削除されたコース管理者がトレーニングの連絡先に表示される問題が解消されました。これらのユーザーは新しいUIの「連絡先」に表示されません。