新しいコースカタログを作成すると以下の3つのページを持つサイトコレクションが生成されます。
- ホームページ:SharePointサイトのページ(コースカタログの既定のページ)
- トレーニングダッシュボードのページ
- コースカタログのページ
これらのページはいづれもLMS365のコンテンツを含むLMS365 Webパーツで作成されます。
モダンサイトを使用したカタログでは、同じページに複数のWebパーツを追加すると誤動作や認証エラーが発生する可能性があるため、1つのページに1つのLMS365Webパーツのみを追加することを推奨します。 |
コースカタログページのLMS365コースカタログWebパーツには、現在のコースカタログのコースとトレーニングプラン、およびそれらのトレーニングの検索に使用するフィルターが表示されます。
コースカタログWebパーツを設定して、コースカタログの表示やフィルタリング機能をカスタマイズすることができます。
ここではWebパーツの設定とそれらの動作についてご説明します。
1.コースカタログWebパーツのカスタマイズ
コースカタログ Webパーツをカスタマイズするには、ページ上部の設定アイコンをクリックして、「コースカタログ設定」を開きます。
コースカタログ設定メニューでは、カタログコンテンツの編集とフィルターの設定を行うことができます。
※各項目の行頭にあるをクリックすると項目を折りたたむことができます。
- カタログコンテンツの編集:コースやトレーニングプランのリストの表示や動作を設定します。
- フィルター:フィルターセクションでは、受講者がコースやトレーニングプランを検索する際に使用するフィルターの表示と動作を設定します。
保存すると、コースカタログホームページに変更が適用されます。コースカタログの変更点は自動的に更新されます。
2.カタログコンテンツの編集
名前:コースカタログのタイトルを編集できます。設定したタイトルは、コース一覧の上部に表示されます。
説明:リッチテキストエディタを使用して、コースカタログの説明を編集できます。設定した説明文はタイトルの下に表示されます。
トレーニング並べ替え:ここでは、コースを表示する順序を設定できます。
受講者はコースカタログページの「並べ替え」を使用してコースを並べ替えることができますが、この設定は現在のビューにのみ適用されます。次に受講者がコースカタログを表示すると、管理者が設定した既定の表示に戻ります。 |
セレクタスイッチ:表示形式を切り替えるセレクタスイッチの表示/非表示を設定します。既定ではセレクタスイッチが表示されます。ユーザーはカードビュー、リストビュー、カレンダービューのいずれかに表示を切り替えることができます。
既定のビュー:カードビュー、リストビュー、カレンダービューのいずれかを選択します。セレクタスイッチが非表示の場合、この設定が適用されユーザに表示されます。
コースの詳細:このオプションが有効の場合、選択したトレーニングカードをクリックすると、詳細情報が表示されます。無効の場合、トレーニングカードをクリックすると、トレーニングのホームページに移動します。
トレーニング数:コースカタログに表示するコースの数を設定します。最大値は50で最小値は1です。既定値は18で設定されています。
上位ランクのトレーニング:ランキング上位コースの表示/非表示を設定します。(ランキングは受講者による評価に基づきます。)このオプションがオフに設定されている場合、コースとトレーニングプランは「トレーニング並べ替え」オプションで選択された順序で表示され、「最高ランクのトレーニング」ブロックは表示されません。
上位ランクトレーニングの数:上位ランクのトレーニングオプションが有効の場合、表示するコースを数を設定します。最大値は50まで設定できます。既定値は 6で設定されています。
3.フィルター
フィルターセクションでは、受講者がコースやトレーニングプランを検索する際に使用するフィルターの表示と動作を設定します。以下の設定ができます。
フィルタ表示:このオプションを有効にすると、コース一覧の左側にフィルターを表示します。無効の場合、コースリストの右上にフィルターアイコンが表示されます。このアイコンをクリックすると、フィルターオプションが表示されます。
件数の表示:カテゴリー名の横に、カタログ内でそのカテゴリーを持つコースの数を表示します。
カテゴリー:[編集]をクリックして、カテゴリーの既定の表示について設定します。カテゴリーには以下のオプション設定があります。
フィルターエリア:コースカタログ左側に表示されるフィルターに表示するカテゴリーを設定します。
- カテゴリーの表示:左側ナビゲーションにカテゴリーの表示/非表示を設定します。
- 表示するカテゴリー数:表示するカテゴリーを、最大5つまで限定することができます。
コース一覧表示:
- 表示するカテゴリー数:コースカタログに掲載するコースを、特定のカテゴリーのコースに限定します。最大5つのカテゴリーが設定できます。このオプションを使用した場合、ここで選択したカテゴリーのコースのみがコースカタログに掲載されます。受講者は「+さらに表示」ボタンで、利用可能なその他のコースを見ることができます。
カテゴリーオプション(ボタンの表示):
- 表示するカテゴリー数:カタログに最大6つのカテゴリーボタンを表示することができます。何も選択されていなければボタンは表示されません。表示されたボタンをクリックすると、受講者はそのカテゴリーのコースのみを表示することができます。
トレーニングタイプ:フィルターに表示するトレーニングタイプを設定します。ドラッグ&ドロップで表示の順序を変更できます。すべてのコースタイプの表示を無効にすると、受講者のフィルターに「トレーニングタイプ」は表示されません。
セッション開催日:このオプションを有効にすると、コースカタログにセッション開催日フィルターが表示され、特定の期間内に開催されるセッションを持つコースをフィルタリングすることができます。
セッションタイプ:このオプションを有効にすると、コースカタログにセッションタイプフィルターが表示され、特定のタイプ(オンサイト・バーチャル)のアクティブなセッションを持つコースをフィルタリングすることができます。
コース セッション講師:このオプションを有効にすると、インストラクター主導型コースを、担当する講師によってフィルタリングすることができます。
セッションの場所:カタログ内のインストラクター主導型コースについて、セッションの場所がすべて表示されます。(現在アクティブなコースおよび過去にセッションが行われた場所を含みます)各項目の隣にある括弧内の数字は、その場所をセッションで指定しているコースの数を示します。
※カタログで使用されているセッションロケーションが5つ以上ある場合、リストには、すべてのロケーションを表示するために使用される「もっと表示」アイコンが表示されます。
スキル:このオプションを有効にすると、コースカタログにスキルフィルターが表示され、トレーニングを完了すると付与されるスキルに基づいて、コースをフィルタリングすることができます。