LMS365 管理センターのトレーニング管理ページでは、選択したコースカタログのすべてのコースとトレーニングプランの概要が表示され、ここからコースやトレーニングプランの管理、新しいコースの作成やインポートを行うことができます。
目次
- トレーニング管理画面
- トレーニングの作成
- Go1 コースのインポート
- LinkedIn Learning コースのインポート
- トレーニングの検索とフィルタリング
- ウエイトリスト
- セッションのリクエスト
- 承認待ち
- プロビジョニング
- 管理パネル
トレーニング管理画面
必要なロール:コース管理者、またはカタログ管理者
LMS365 管理センターにアクセスすると、既定では、トレーニング管理画面が表示されます。
ユーザーがカタログ管理者の場合、現在のコースカタログのすべてのコースとトレーニングプランが表示されます。
カタログ管理者は、すべての機能(トレーニングの作成、インポート、トレーニング管理、フィルタリング/ソート)を利用することができます。
ユーザーがコース管理者の場合、管理者として割り当てらたコースとトレーニングプランが表示されます。
コース管理者は、選択フィルタ、受講レポートなど、機能の利用に制限があります。
カタログ管理者は、トレーニング管理画面で、新しいコースとトレーニングプランの作成や、Go1、LinkedIn Learning からコースをインポートすることができます。
カタログ内に作成するコースの数は、LMS365で作成したコース、インポートした外部トレーニングのコース、Go1、LinkedIn Learning からインポートしたコースを含め、合計2500以内を推奨します。
各コースとトレーニングプランには、トレーニングのタイプを示すアイコンが表示されます。
:eラーニングと Go1、LinkedIn Learning からインポートしたコース
:講師によるトレーニングコース
:トレーニングプラン
トレーニング管理画面には、以下の情報が表示されます。
各列(ステータスを除く)をクリックしてソートできます。
- 名前:コース・トレーニングプランの名前
コースカタログに表示アイコン:コースやトレーニングプランが、コースカタログ(受講者)に表示されているか否かを示します。この値は、トレーニング設定パネルの設定セクション「コースカタログに表示」オプションで設定します。
この列ではフィルターが利用できます。コース(トレーニングプラン)の進捗:このアイコンを選択すると、コース(トレーニングプラン)の進捗ダッシュボードが開きます。
- 登録中:コースまたはトレーニングプランに、現在登録されている受講者の数を表示します。
- 完了:コースまたはトレーニングプランを完了した受講者の数を表示します。
- 遅延:コースまたはトレーニングプランに設定された期日までに完了していない、または、期日が過ぎた後に完了した受講者の数を表示します。
- ステータス:コースまたはトレーニングプランのステータスを表示します。
- 公開
:設定された開始日が到来し、公開されています。
- 非公開
:公開していません。
- 予定
:公開に設定されているが、設定された開始日が到来していません。
- 公開
- カテゴリー:コース、トレーニングプランに設定されたカテゴリーを表示します。
この列ではフィルターが利用できます。
コンテンツパッケージのインポート元:この列は、Go1、LinkedIn Learning の統合が設定され、それらのコースが LMS365 にインポートされている場合にのみ表示されます。
インポートされたコースのインポート先を、関連するブランドアイコンで表示します。
- 平均評価:受講者から受けたコース、またはトレーニングプランの評価(非表示の評価は除く)の平均値を表示します。非表示の評価値は計算に含まれませんが、コース、トレーニングプランに提供された評価の件数の合計値にはカウントされます。
お気に入り:現在、このコースまたはトレーニングプランをお気に入りとしてマークしている受講者の数を表示します。
表示されている数にカーソルを合わせると、このコースまたはトレーニングプランを、お気に入りとしてマークしたことのある受講者数(全期間)と、現在お気に入りとしている受講者数が表示されます。
コース、トレーニングプランを選択すると、コース/トレーニングプラン管理パネルが開きます。
パネルには表示・編集・設定など、ここから利用できる管理メニューが表示されます。
トレーニングの作成
コースやトレーニングプランを作成するには「+トレーニングの作成」ボタンを選択します。
カタログ管理者と、作成したコース、トレーニングプランの管理者に追加されたユーザーは、トレーニング管理画面からそれらを管理することができます。
詳細については、以下をご参照ください。
Go1 コースのインポート
LMS365 では、Go1 と LMS365 の統合により、Go1 コースを LMS365 にインポートして利用することができます。
LMS365 にインポートされた Go1 コースはeラーニングコースとして扱われ、コース管理パネルで同じ方法で管理できます。
LMS365 と Go1 の統合を設定する方法、GO1 からコースをインポートする方法については、「LMS365 と Go1 の統合を設定する」をご参照ください。
LinkedIn Learning コースのインポート
LMS365では、LinkedIn Learning と LMS365 の統合により、LinkedIn Learning コースを LMS365 にインポートして利用することができます。
LMS365にインポートされた LinkedIn Learning コースは、eラーニングコースとして扱われ、コース管理パネルで同じ方法で管理できます。
LMS365 と LinkedIn Learning の統合を設定する方法、LinkedIn Learning からコースをインポートする方法については、「LMS365 と LinkedIn Learning の統合を設定する」をご参照ください。
トレーニングの検索とフィルタリング
トレーニング管理画面にはフィルタリングと並び替えオプションがあります。
並び替え
列名をクリックしてソートできます。(ステータス列は除く)
選択フィルター
トレーニングタイプ、公開ステータス、その他 Viva ラーニングへの共有、Go1 または Linkedin Learning のコンテンツによるフィルタリングができます。
既定では、カタログ内のすべての公開ステータスのコースとトレーニングプランが表示されます。
Go1 、LinkedIn Learning コースがインポートされている場合は、フィルターで関連するチェック ボックスを選択して、それらのコースのみを表示することができます。
フィルターを使って、特定のタイプのコースや特定の公開ステータスのコースのみを表示したり、カタログ管理者は、Viva Learning と共有されたコンテンツのみを表示することもできます。
コース管理者には、自身が管理者であるコースとトレーニングプランのみが表示されます。
選択フィルターには次の項目があります。
- すべて選択:多くのパラメーターを選択する場合は、すべてを選択した後、不要なパラメータの選択を解除する方が便利です。フィルターをリセットするには一度「すべて選択」を選択し、解除します。
- トレーニングタイプ:eラーニング、講師によるトレーニング、トレーニングプランでフィルタリングすることができます。(複数可)
- 公開ステータス:トレーニングの現在の公開ステータスでフィルタリングすることができます。
- 公開:公開されているコースとトレーニングプランを表示します。
- 非公開:未公開のコースとトレーニングプランを表示します。
- 予定:公開が予定されているコースとトレーニングプランを表示します。開始日が現在より先に設定されているトレーニングです。
- 公開終了:終了日が現在より前のコースとトレーニングプランを表示します。
- その他 :
- 「Viva Learningで表示」または「 Viva Learningで非表示」:Viva Learningと共有されているコースとトレーニングプランをフィルタリングできます。この項目を選択した場合、コースとトレーニングプランの表示は、トレーニング設定パネルの設定セクションにある「Viva Learningで表示」オプションの設定によりコントロールされます。
Viva Learningと共有されているトレーニングを正確に把握するためには、「Viva Learningで表示」だけでなく、公開ステータスの「公開」も選択してください。「公開」フィルターを選択しなかった場合、未公開、予定、公開終了のトレーニング、および対象者が設定されているトレーニングも表示に含まれます。 |
-
- Go1 のコンテンツ:Go1からインポートされたコースを表示します。
- LinkedIn Learning のコンテンツ:LinkedIn Learning からインポートされたコースを表示します。
- Go1 のコンテンツ:Go1からインポートされたコースを表示します。
コースカタログに表示
このフィルターを使用すると、コースカタログに表示されている、または表示されていないコースやトレーニングプランを素早く見つけることができます。
カテゴリー
トレーニングに設定されたカテゴリーによるフィルタリングができます。複数のカテゴリーを選択することができます。
検索フィールド
検索フィールドでは、コースやトレーニングプランを検索することができます。この検索はタイトルとカテゴリーで行われます。
ウエイトリスト
ウエイトリストは、講師によるトレーニングコースでのみ利用することができます。
メニューバーのウエイトリストアイコン を選択すると、現在、ウエイトリストにユーザーが登録されているコースを表示します。各コースのウエイトリストに追加されたユーザー数は、コース名の横に表示されます。
コース、セッション、グループのウエイトリストを管理するには、コースを選択し、コース管理パネルの「ウエイトリスト」を選択します。
開いたウエイトリストパネルで、選択したグループやセッションにユーザーを登録するか、ウエイトリストからユーザーを削除します。
ウエイトリストパネルは、セッションの登録タイプによって若干の違いがあります。
1つのグループ、またはセッションに登録するタイプ
1つのグループまたはセッションに登録するタイプでは、以下の情報が表示されます。
- セションのドロップダウンリスト:既定値は「すべてのコースセッション」です。コースのすべてのグループおよびセッションに対する、すべてのリクエストが表示されます。
ドロップダウンリストで、グループまたはセッションを選択すると、それに対するリクエストのみが表示されます。
- 名前:コースとそのセッションへの登録をリクエストしたユーザの名前。
- 日時:ユーザーのリクエストが送信された日付と時刻。
- コースセッション:ユーザがウエイトリストに追加された日付と時刻、もしくはグループまたはセッションのタイトル (タイトルが提供された場合) 。
ウエイトリストを管理するには:
1.ユーザーを選択すると、利用できるアクションが表示されます。
2.アクションを選択します。
登録するセッションを選択:ユーザーを登録するセッションまたはグループを選択します。ドロップダウンリストから、別のセッションまたはグループを選択することもできます。
選択したセッションに受講者を登録:選択したセッションまたはグループにユーザーを登録します。「登録するセッションを選択」でセッションやグループを変更することもできます。
選択したグループやセッションに空席がない場合は、定員数超過を通知するメッセージが表示されます。「登録する」を選択すると、ユーザーはそのセッションまたはグループに登録されます。
ウエイトリストから受講者を削除:セッションのウエイトリストからユーザーを削除します。
すべてのグループとセッションに登録するタイプ
すべてのグループとセッションに登録するタイプでは、以下の情報が表示されます。
- 名前:コースへの登録をリクエストしたユーザの名前。
- 日時:リクエストが送信された日付と時刻。
ウエイトリストを管理するには:
1.ユーザーを選択すると、利用できるアクションが表示されます。
2.アクションを選択します。
コースに受講者を登録:ユーザーをコースと、利用可能なすべてのセッションおよびグループに登録します。
コースに空席がない場合は、定員数超過を通知するメッセージが表示されます。
「登録する」を選択すると、ユーザーはコースとコースの利用可能なすべてのセッションに登録されます。
ウエイトリストから受講者を削除:コースのウエイトリストからユーザーを削除します。
複数のグループまたはセッションに登録するタイプ
複数のグループまたはセッションに登録するタイプでは、次の情報が表示されます。
- 名前:グループまたはセッションへの登録をリクエストしたユーザの名前。
- 日時:ユーザーのリクエストが送信された日付と時刻。
- コースセッション:ユーザーがウエイトリストに登録されているグループおよびセッションの数。
「セッションリスト(N)」リンクを選択すると、セッションの詳細を確認できます。
「セッションリスト(N)」を選択すると、ユーザーが選択しているセッションの情報(名前、開始日と終了日、タイムゾーン、場所)が一覧で表示されます。グループ内のセッション情報を表示するには、グループを展開します。
ウエイトリストを管理するには:
1.ユーザーを選択すると、利用できるアクションが表示されます。
2.アクションを選択します。
コースに受講者を登録:ユーザーを、選択したグループおよびセッションに登録します。
選択したグループおよびセッションのいずれにも空席がない場合は、定員数超過を通知するメッセージが表示されます。「登録する」を選択すると、ユーザーはそれらのセッションに登録されます。
ウエイトリストから受講者を削除:ユーザーが現在受講しているコースのグループ、およびセッションのすべてのウエイトリストからユーザーを削除します。
セッションのリクエスト
セッションのリクエストは、講師によるトレーニングコースで利用することができます。
メニューバーのセッションのリクエストアイコン を選択すると、現在、ユーザーからセッションのリクエストが送信されているコースを表示します。各コースに送信されたリクエスト数は、コース名の横に表示されます。
セッションのリクエストを管理するには:
1.コース名の横に表示された「まるつき数字」を選択するか、コースを選択してコース管理パネルの「セッションのリクエスト」を選択します。
2.セッションのリクエストパネルが開き、以下の情報が表示されます。
- 名前:リクエストを送信したユーザーの名前。
- 日時:リクエストが送信された日付と時刻。
- メッセージ:受講者からのメッセージ。
3.ユーザーを選択すると、利用できるアクションが表示されます。列名「名前」を選択すると、すべてのユーザーを一括して選択できます。
- メッセージの送信:ユーザーへのメール送信については、「講師によるトレーニングコースの管理」で詳しくご説明しています。
- セッションのリクエストを削除:選択したユーザーのリクエストを削除します。この操作は元に戻すことができません。
承認待ち
メニューバーの「承認待ち」 を選択すると登録申請が保留中になっているコース、トレーニングプランを表示します。横に表示された数は、現在保留となっている申請の合計数です。
申請が保留となっている各コースの、トレーニングプランには、 アイコンが表示されます。
受講申請を確認するには、コース、トレーニングプランを選択して管理パネルの「受講承認」を選択します。受講承認パネルが開き、受講申請を管理することができます。
承認待ちの申請の承認・却下については「LMS365の承認フローの種類」で詳しくご説明しています。
プロビジョニング
メニューバーの「トレーニングプロビジョニング」は、現在プロビジョニングプロセス中のコースとトレーニングプランを表示します。
これらのコースとトレーニングプランには、回転ホイールのアイコンが表示されています。
回転ホイールを選択すると、現在のステータス、開始日時、現在作業内容、進捗率などの情報を見ることができます。
すべてのトレーニング一覧に戻るには、「トレーニングプロビジョニング」を選択します。
トレーニングプロビジョニングの表示は、プロビジョニング中のコースやトレーニングプランが無くなると自動的に閉じられます。
管理パネル
カタログ管理者およびコース管理者は、トレーニング管理ページでコースとトレーニングプランを管理します。
これを行うには、関連するコースまたはトレーニングプランを選択し、コース管理パネルおよびトレーニングプラン管理パネルを開き、管理アクションおよびオプションを選択します。
コース管理パネルの詳細については、以下をご参照ください。
トレーニングプラン管理パネルの詳細については「トレーニングプランの管理」をご参照ください。